他人と勝負している暇なんてない。自分との勝負に命を懸ける[121/1000]
幸せじゃないことも、一人ぼっちなことも、誰かに劣っていることも、才能がないことも、恥じる必要はないんだよ。本当に恥ずべきことは、命を燃やせないことだ。死ぬべきときに、死ねないことだ。 他人と勝負している暇なんてない。自分…
幸せじゃないことも、一人ぼっちなことも、誰かに劣っていることも、才能がないことも、恥じる必要はないんだよ。本当に恥ずべきことは、命を燃やせないことだ。死ぬべきときに、死ねないことだ。 他人と勝負している暇なんてない。自分…
120日目。今日も書ける気がせぬ。何も書けないまま時だけが虚しく過ぎようとしているが、この記事を書こうとする私が向かう先が「死」であることだけは、はっきり分かる。 行動の帰結は死。何も書けずとも、私はただこの瞬間の命を燃…
私は自分のことをできの悪い人間、包み隠さずにいえば、愛のない人間だと思うことがよくある。人の為に労を買える人間を見ると、なんと器の大きな人間なのだと感服しながら、己の未熟さに嫌気がさすのであった。 私がかつ…
諏訪湖にて。苦しそうに走っている人を見て、本当に苦しそうだと思った。どこに向かって走っているのだろうと思った。これは私自身が、時折自分に感じていた「私はどこに向かって生きているのだろう」という不安に満ちた漠然とした問いと…
117日目は朝から何も書ける気がせず、ただ時間だけが過ぎてゆく。 毎日書いてれば、こんな日もあると思いながら、書くことにはエネルギーが必要だとつくづく思う。自分の内に凝縮したエネルギーを爆発させることが、書く行為において…
孤独に潰されそうになる中、「こういう時はいっそ自然に突っ込むべし」と人気のない静かな渓流まで来た。寂しさから逃れることもできた。でも、寂しさをいつまでも誤魔化してたら、ずっと死ねないままだ。 渓流までの道中…
放心状態とは、心を放つこと。心は平常時、出会うもの全てを自分の方へ吸収しようとする求心力が働いている。 それは「心の重力」のようなもので、出会うすべての人、景色、体験、感情、思考などを中心引き寄せようとする。しかし、この…
久々にカラッと晴れた。今日はいい秋晴れだ。 こんな日にゃ、めんどうな仕事はほっぽり出して、みなでどこかの緑に腰を下ろして、透明な空気でも吸いながら、のんびりひなたぼっこでもしていたい。みなでひなたぼっこをすれば、だれも働…
世界と繋がって華やかに活躍している人間にはない安心が、陽の目を浴びずとも孤独に淡々と生きる人間にはある。 そんなことを感じる日は、いつも生の衝動に息苦しさを感じていて、言葉にならない死の静寂と重みが欲しくなる。そしていつ…
パステル画かと錯覚するくらいの優しい雲に感動する朝、隆慶一郎氏の「死ぬことと見つけたり」にのめり込んでいる。この題名は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という「葉隠」の有名な一節がもとになっており、死と隣合せに生きる…