執筆:内田知弥
深い孤立感にさいなまれながら、20代の半分以上をホームレスとして生きた。その大半は、道の駅で野宿しながら、ある日は嵐の中、ある日は雪の上で過ごし、孤独の夜は月が癒した。草枕月記では、孤独や孤立をテーマとして扱うことが多い。それは、私自身が孤立に苦しんだ人間であり、孤独に救いを見出す人間だからである。
長い旅の末、ようやく掴んだ大きな指針は、現代人が失った人間の美しき魂を取り戻すことである。2023年10月からは、森の中に自分の手で家を建て、俗世から距離を置いて、書物の探求と修身の日々を追い求めている。
・1000日毎日投稿 2022.6.20~継続中
ブログ名を「草枕月記」に改号 2023.2.6~