孤独なクリスマスの夜[917/1000]
荒野のはてに 夕陽は落ちて 妙なる調べ 天より響く Glo — ria, In Excelsis Deo Glo — ria, In Excelsis Deo 賛美歌106番「荒野の果てに」 メリ…
荒野のはてに 夕陽は落ちて 妙なる調べ 天より響く Glo — ria, In Excelsis Deo Glo — ria, In Excelsis Deo 賛美歌106番「荒野の果てに」 メリ…
心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。 義に飢え渇く人々は、幸いである。その人たちは満たされる。 わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えの…
静けさ真夜中 貧しうまや 神のひとり子は み母の胸に 眠りたもう やすらかに 静けさ真夜中 星はひかり 羊飼いたちは うまやに急ぐ 空にひびく 天使のうた 「カトリック聖歌集111番」 一年前のクリスマス、諏訪湖沿いの教…
まことに、わたしは願う。そうした狂気が、真理とか忠実とか正義とか呼ばれるものとなればいいが、と。だが善人たちは、ただ長生きをし、あわれむべき快適な生活をするために、徳を持っているのだ。 ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言…
「二つ二つのうち早く死ぬ方に片付くばかりなり。我人、生くる方が好きなり。多分好きの方に理が付くべし。」 決断を迫られる度、葉隠の言葉を思い起こしてきた。早く死ぬ方はどちらであるかと。だが、どうも私は頭が大き…
私は、もう冬の寒さがほしくてたまらなくなっている。「おお、冬の寒さで私がふたたびパチンと音を立ててギシギシ軋むくらいがいいのに」と、私はため息をついた。―すると、氷混じりの霧が私の内から立ち昇ってきた。 「ツァラトゥスト…
来る日も来る日も、家づくり。気づけば、ロフトが完成している現実に、なんだか哀しい気持ちになった。人間が時を歩んでいるのではなく、時がおれたちを運んでいるのだと。いったいどこへ…。その先を見つめれば、日常としての今に、不変…
日常性と非日常性が交わる一点において、肉体は赦され、魂は救われる。たとえば、澄明な朝、空を仰ぎながら散歩して、神社にお参りする慣習がそうである。もしくは、鮮烈な夕陽を眺めながら、世界の美しさに酔い痴れる瞬間がそうである。…
一日の終わりのささやかな楽しみのために、魂は犠牲になったということはできないか。日々の疲れや苦しみは、本来、信仰によって癒されるものである。日常と非日常が交差する一点で、傷ついた肉体は浄化される。娯楽や享楽が溢れる今日、…
森を歩くと、凍った土がバリバリと音を立てて砕けていく。氷点下の日がつづき、生活に不都合が生じてきた。汲んできた湧水が凍って、飲むことができない。ガスコンロが気化して料理ができない。バッテリーも放電し、電気が底を尽きた。科…