寒さをじっと耐え凌ぐだけの私に人間と呼ばれる資格はあるか[957/1000]
なにゆえ、黄金は光を失い 純金はさげすまれているのか。 どの街角にも 聖所の意志が打ち捨てられているのか。 剣に貫かれて死んだ者は 飢えに貫かれた者より幸いだ。 刺し貫かれて血を流す方が 畑の実りを失うより…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
なにゆえ、黄金は光を失い 純金はさげすまれているのか。 どの街角にも 聖所の意志が打ち捨てられているのか。 剣に貫かれて死んだ者は 飢えに貫かれた者より幸いだ。 刺し貫かれて血を流す方が 畑の実りを失うより…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
サワラの木を脚にして机をつくった。サワラの木は水に強いが柔らかく、構造材には向いていない。柔らかく曲げやすい特性から、主に桶に活用されてきた。構造材として使われる杉やヒノキほど有名ではないが、同じヒノキ科であり、真っすぐ…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
言葉選びの才もなければ、物をつくることに長けるわけでもない。絵も歌も踊りも並以下だ。それでも命は芸術に死なせてくれと、日々咆哮しつづけている。この命を扱えるほど、自分という存在は優れていない。己にできることは、自分よりも…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
「一寸千貫」という言葉がある。一寸角(3.3cm)の木材は千貫(3,750kg)の重みに耐えられるという意味だ。ただし、柱は真っすぐ立っていなければならない。少しでも傾いてれば、力を正しく受けきることができなくなる。 &…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
未知を怖れる臆病な心、生に固執する貧相な魂が、地上の概念、型にはめられた正解や常識に縋りつき、安心を得ようとする。この度、家をつくるにあたって、一から十まで調べたが、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいという意見はきり…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
無事、扉がついた。厚さ3センチの杉板を四枚並べ、それぞれを繋ぎ合わせるために、同じ3センチ厚の杉板をZを反転させた形で、上から通した。ビスは表と裏、両方から打ってある。板は雄雌のあるカフェ板を使っているので、板同士のかか…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
誕生日を迎え三十一となった。特別、何か祝うようなことはしない。ただ、半年近くやってきた家づくりが、残すところ扉だけとなったので、積日の労を労うためにも、なんとか今日完成させられないかと、日没まで追い込み作業した。 扉はつ…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
幼子は母に言う パンはどこ、ぶどう酒はどこ、と。 都の広場で傷つき、衰えて 母のふところに抱かれ、息絶えてゆく。 哀歌 2.12 日が沈み、夜が森を覆った。 無邪気な小鳥たちは、身を潜め、気配を消して、 光…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
優しい言葉のすべてが偽りだとは言うまい。だが、甘言が無力と敗北から発するときは、どこか自己欺瞞の香りがする。無力による敗北を屈辱とするのは、何も間違ったことではない。屈辱に虐げられる時間は苦痛に満ちるが、敗北したとて気高…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
「人の知恵は顔に光を添え、固い顔も和らげる。」賢者のように、この言葉の解釈ができるのは誰か。 それは、わたしだ。すなわち、王の言葉を守れ、神に対する近いと同様に。気短に王の前を立ち去ろうとするな。不快なことに固執するな。…