苦痛を越えて死んでいく。[977/1000]
新聞配達の仕事に有りつけそうだ。とはいっても、まだ面談すらこれからなのだが。単なる期待感にすぎぬ。こう言っちゃ新聞屋さんに失礼かもしれないが、早朝とも深夜ともいえない時間帯からはじまる新聞配達の仕事は、金によほど困ってい…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
新聞配達の仕事に有りつけそうだ。とはいっても、まだ面談すらこれからなのだが。単なる期待感にすぎぬ。こう言っちゃ新聞屋さんに失礼かもしれないが、早朝とも深夜ともいえない時間帯からはじまる新聞配達の仕事は、金によほど困ってい…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
車検を受ける金がない。ならばいっそ車を手放してしまおうとも考えたが、春になれば畑で働くための足がいる。そうでなくとも水を汲むためには車が必要である。働けそうな仕事を探して、山荘という所へ面接に行ったが、山荘というわりには…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
ざわつきは炎のなかに投げ入れること。自分の意志とは無関係に跡形もなく燃えてゆく。醜態は紙切れのように永遠の灰と化した。自分の意志とは無関係に働く自然の法の下、神の心に救われたと感じるのだ。 もう悪意に屈するまいと強く誓っ…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
家づくりがひと段落したので、珍しい形をした木でランタン台をこしらえたり、赤松の枝を用いて上着を引っかけるハンガーをつくったりしている。なるべく原形をとどめた荒々しい状態で、実用形式に落とし込んだものに美しさを感じる。ツリ…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
ドアに鹿の角を飾った。あまり詳しくないが、風水によると玄関に死を想起させるものを飾ることは歓迎されないらしい。鹿の角は死を想起することからあまり望ましくないことになる。一方、古くから日本では鹿は神様の使いと考えられてきた…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
養生シートを外して部屋を片付けた。隅々まで掃き掃除をしたあと、紙やすりで床を磨き、力を入れて水拭きをした。それから柿渋を塗って、乾いた頃合いに家具を再配置した。いまは、薪ストーブで燃え上がる炎を眺めながらこれを書いている…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
薪ストーブの設置が完了した。壁に穴を開け煙突を出し屋根の上まで伸ばした。薪ストーブから放射される熱で壁が焼けないために、実家で捨てられるところだった波板鋼板を加工して再利用した。波板の後ろには、さらにブロックが敷いている…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
理想主義といふのは、決して現実を遊離したもんぢやなくてね、人間性の現実なんだ。理想を持ち、それに殉じて死ぬといふことも本能なんだ。それをあたかも生命欲だけが本能であつて、それに殉じて死ぬといふことが本能に反するものだと思…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
あかるい炎よ、お前のなつかしい、人生を映す、身ぢかな同情は わたしに拒まれてはならない、 わたしの希望のほかの何がそんなに燃えさかったであろうか、 わたしの運命以外の何がそんなに夜、消えしずんだであろうか なぜお前はわれ…
★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】
エピメテウスはすべての動物に、勇氣や、力や、早さや、智慧などの賜物をさずけました。或る者は翼を、或る者は蹄を、或る者は身を隠すための殻を貰い出しました。ところが萬物の霊長たるべき人間の番になると、他の動物に何もかもあたえ…