死ぬまで愛に憧れた孤独な人間の物語[250/1000]
動物的な人間が愛を渇望しても、地上的な欲望にしかならないことは想像に容易い。愛は宇宙のものだからだ。魂を救済するための問いが先にある。自己犠牲を問い、苦しみを問い、地獄を問い、怒りを問い、人間として生きて、ようやく愛の前…
動物的な人間が愛を渇望しても、地上的な欲望にしかならないことは想像に容易い。愛は宇宙のものだからだ。魂を救済するための問いが先にある。自己犠牲を問い、苦しみを問い、地獄を問い、怒りを問い、人間として生きて、ようやく愛の前…
荒ぶれ。荒ぶれ。本当は嵐のように暴れたがっているんだろう。安心なんぞくそくらえ。癒しなんぞくそくらえ。地獄の扉を開けてみろ。どこまでも地の底まで堕ちていけ。深淵でもがき苦しみ、傷だらけの血だらけになりながら、歯を食いしば…
孤独とは、神との対話である。憧れの彼方にどこまでも伸びていくことである。 孤独とは、ただ独り生き、ただ独り死ぬことである。妻子を捨て、父母を捨てることである。 孤独とは、不幸を厭わないことである。貧しくとも、病になろうと…
血を流す友がいる。血を流す友を見ると、自分が同じだけの血を流せているかを見て、同じだけの血を流せないと思えば自分に恥を感じる。言葉だけいくら綴ったって、血を流さなきゃ生命燃焼においては何の意味もない。でももし言葉を綴るこ…
孤独とは何か。孤独とは、神との対話である。孤独とは、憧れの彼方にどこまでも伸びていくことである。 孤独とは何か。孤独とは、幸福を捨てることである。ただ独り生き、ただ独り死ぬことである。妻を捨て、子供を捨て、父母を捨て、愛…
魂の救済における2つの指針。 過去の偉大な人物の魂を食らい尽くすこと 自己中心主義の毒を食らい尽くすこと 1. 過去の偉大な人物の魂を食らい尽くすこと 大伴部博麻(おおともべのはかま)という人物がいた。66…
昨晩、1時に目が覚めた時、魂がここに在るのを感じていた。ある種の悟りを得られそうで得られない、夢から覚めた後特有のもどかしさの中にいた。外に出て雨に当たって、それを思い出そうとするも、これが何なのか分からない。しかたなく…
書くことをやめたい。やめたほうがいいことを自分でも分かっている。つまらない言葉しか綴れないことは百も承知。日々、恥を残すばかりか、言葉に魂が追い付かなければ、ただ説教臭くて見苦しい。書くことに費やす時間を読書に当てて、憧…
毒を食うか食わらないかは自由だけれども、毒を食らいすぎて死んでも自己責任だ。 ああ馬鹿だ。これまでも毒を自分から食らいにいって何度も死んできた。そして今度もまた、毒を食らいに行って死にそうになってる。 呆れ…
水平化した世界では、純粋なものの価値は蔑ろにされる。美しいものよりも、醜いものに人は集まる。美しいものは厳しく、醜いものは楽だからだ。 ひたすら魂の美しさに憧れなければいつまでも分からない。何度も分かるまで読み込まなきゃ…