本能心と理性心と霊性心について②[220/1000]

おはよう。今日も元気に朗らかに陽気でいられているかい。心を怒らせて恐れさせて悲しませていないかい。心が消極性に支配されそうになったら、肩を下げて肛門を締めて下丹田に力を充実させること。人間にだけ与えられた、心と言葉の尊さを知ったなら、今日一日、言葉を誠に、心正しく生きてやれるだろう。

快楽にどれだけ打ち克てるかが人生の勝負だ、と思っていた時期が長いことある。しかしこれは、大きな思い違いであった。

「快楽は簡単に手に入るが、刹那的な満足しか得られず後味が悪い。対にあるのが充実感で、手に入れるには一苦労かかるが、満足は持続しやすく、後味も良い。快楽主義に陥れば、刹那的な生き方になりやすく、生は破滅に向かいやすい。一方、充実感を求めれば、厳しさはあるが生き甲斐は生まれる。

肉体をもって生きる以上、快楽は切り離せないものである。そんな快楽も、一苦労を越えた後のご褒美として与える分には、性質が反転し、むしろ幸福感を膨らましてくれる。仕事終わりのビールや、1日を終えたときに湯船に浸かること。旅をやり終えた後の祝杯なんかが分かりやすい。」

 

これらは、言っていることは間違っていないが、水平的な考えだと今は思う。現代は、心というものを本能と理性の2つで捉えがちである。心を2軸で捉えれば、本能心と理性心がぶつかり合う煩悶が生活のすべてとなる。食うか食わないか、行くか行かないか、やるかやらないか。生活はあるが、人生はない。本能心は肉体に対応し、理性心は頭脳に対応するものだとしたら、どちらにしても現世的で肉体至上主義になる。

 

天風先生の本を読んで、霊性心という概念を学んだ。本能心と理性心の二軸で考えていた所に、新しく垂直方向に伸びる心の存在を知った。これは私の中で革命であった。愛とは何ぞや、友情とは何ぞやと考えて、本能心か理性心かどちらに帰属するものかいまいち分からなかったものが、霊性心の中に帰っていた。

心というものを、宇宙エネルギーが肉体に降り注ぐときの摩擦の中に生じる現象だと考える。霊性心はその純粋部分で、愛や友情、誠や調和のような自然の法を宿す部分だと思う。肉体と頭脳に対応する本能心と理性心と異なり、霊性心は霊魂に対応する。だから霊性心を自覚して生きることが、名誉のために自分(肉体)を死なせる武士の切腹や、子のために自分(肉体)を犠牲にする母の愛があるのだと思う。自分(肉体)は犠牲にしているが、霊的には生きている。これが他の動物には真似できない、人間だけに与えられた美しさなんじゃないかな。

 

本能心も理性心も霊性心も道具である。本能心は肉体を生かそうとし、理性心は物事を理論的に考え、霊性心は自然の法を身とする。どれが良いとか、どれが悪いとかそういう話ではないのだろう。それぞれがそれぞれの役割を果たし生きている。ただ、霊性心が自覚されなければ、生はかぎりなく水平的になる。それでこの肉体の命が絶えることはないが、せっかく人間として生まれたのだから、この大きな美しさを宿して生きようぜと思うんだ。

 

精神修養 #130 (2h/268h)

仮説:

・思考が騒がしく制御不能になるときは、中丹田が気不足を起こしているから。(上丹田と昨日は書いたが、おそらく正しくは中丹田だと思う)

・中丹田の気不足が起きるのは、気の総量(下丹田の貯蓄量)が減少しているから。もしくは気は残っているが気流が悪くなり中丹田への伝達が行われていないから。

 

状況:

色々とあって本能心が怯えて、悪いことばかりを考えてしまう。心が恐れに満たされて、瞑想中も制御できず膨れ上がるばかりである。それが神経に伝達され全身の感覚も穏やかでない。

 

実験:

・腹式呼吸に合わせ肛門を締めながら下丹田に気を溜めこむよう試みる。

・姿勢を正し背筋を自然に伸ばして、背骨を通して中丹田に気が流れるよう試みる。

 

結果:

大きな恐怖に支配されそうなときに、クンバハカを試みる(肩を下げ肛門を締め下丹田に集中する度合いを強める。)これは柔道の受身のようなもので、心を必要以上に怖がらせなくて済む。

下丹田に気を溜めこみ、同時に背骨を通して中丹田への流れをイメージすると、思考は驚くほど静かになった。

呼吸もかぎりなく静かでゆっくりと深くなった。呼吸が止まってしまったのかと思うくらいで、少しずつ腹が膨れ上がっているのを感じて、「ああ呼吸は止まってなくて、いま呼吸をしているんだ」と知るくらいだった。

 

感想:

気の充足と呼吸の関係についても色々と探求したい。霊性心は宇宙エネルギーが肉体の接触時に生じる、心の最深部にあるものだから、本能心と理性心が静かにならなければ、平穏な心も生じないのだと思う。

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