たかが人間、されど人間[137/1000]
137日目。今日は朝から何もかける気がせず、気づけばお昼をまわった。 ドストエフスキーの罪と罰を読んだら、なんだかぐったりしてしまい、諏訪湖のまわりを適当に散歩して、それでも何も書く気にならなくて、適当な場所で腰を下ろし…
137日目。今日は朝から何もかける気がせず、気づけばお昼をまわった。 ドストエフスキーの罪と罰を読んだら、なんだかぐったりしてしまい、諏訪湖のまわりを適当に散歩して、それでも何も書く気にならなくて、適当な場所で腰を下ろし…
自己犠牲の愛について考えたい。本当の愛は、自己犠牲にあるのではないかと思うようになった。 今日では、自己犠牲という言葉そのものがマイナスの意味で使われることが多い。それを支持するのは「自分を大切にしなければ、他人も大切に…
報せを待ちながら、時間に耐える日々が続く。命を燃やせる感覚が得られない時は、ひたすら「どうしたら死ねるか」を問い続けるか、いつも空振りするような感覚しか得られない。 「葉隠」の著者である山本常朝は、42歳のとき鍋島光茂の…
幸せな人生のほうが不幸な人生よりいいに決まってると、100人いたら99.9人答える社会だと思う。成功を追求する生き方に疑問を抱く人たちは沢山いても、「成幸」を叫ぶようになると、ここに疑問を持つ人はあまりいない。 &nbs…
外を見れば見るほど自分が小さくなって、内を見れば見るほど自分が大きくなる。 どれが一体、自分の本当の大きさなのか分からなくなるようなこの感覚に直面するとき、私はいつも途方に暮れてしまう。そしてもう自惚れで傷つきたくないと…
独り黙々と生きている。この時代に生まれたほかのみんなは元気にやってるかな。 一人の時間がつづくが、私にとってこの時間は魂の修行のようなものだ。日々どうしようもない寂しさに襲われながらも、孤独に苦しんだ分だけ傲慢さが溶けて…
寂しさの中に居続けると、寂しいという感覚すらも分からなくなる。陽が落ちた寒そうな諏訪湖を眺めていても何の気休めにもならず、心は凍り付いたように冷たく粗い。胸が締め付けられて痛いのに、涙は溢れそうで溢れない。スーパーで買っ…
アイツは変わらず元気にしてるだろうか。仕事頑張ってるだろうか。彼女とはうまくやってるだろうか。いつも気前が良くてかっこいいが、本当は裏で苦しさを抱えて懸命に生きてるのだろう。また一緒に温かい飯を食らいたい。 あの人は元気…
暇だと鬱になることを別の言葉で表現すれば、生きることも死ぬこともできない人生に対する漠然とした虚無感だと言える。息を吸うには、先ず吐くことが必要であるように、生きるには死ななければならない。巷でよく聞かれる「生きている実…
なんだかんだ葛藤だらけのこの1000日投稿も、思い立ったのは、坂口恭平さんの言葉にある。1年以上続いた引きこもり鬱から身を奮い立たせて家から飛び出したものの、身体だけ外にあって、心はまだ内にあるような状態だった。外に出た…