居場所がなくて生きていけないなんてそんなバカな話があるかい[390/1000]
居場所がなくて生きていけないなんて、そんなバカな話あるかい。居場所なんてもんは大ウソである。そんなもの、社会がつくりだした虚妄である。本当は、日本のどこにいても心の深いところ、いわば魂で繋がってきたのが、同じ祖先をもつ民…
居場所がなくて生きていけないなんて、そんなバカな話あるかい。居場所なんてもんは大ウソである。そんなもの、社会がつくりだした虚妄である。本当は、日本のどこにいても心の深いところ、いわば魂で繋がってきたのが、同じ祖先をもつ民…
宇宙に憧れつづけている。昨晩布団に入りながら、三島由紀夫の「美しい星」を読んでいると、眠りにおちようと意識が薄れかけるその瞬間に、宇宙に到達したような感覚を味わった。夢のなかで、宇宙空間をふわふわと漂いながら、青い地球を…
雨が降る季節であるが、どうしてか今朝の雨には天の痛みを感じる。雷鳴には天の怒りを感じる。心に叩きつけられる雨粒の音、ひとつひとつに、天の悲しみを感じる。人間の魂が奪われるその変遷を天は見守りつづけてきた。現世に起こる不穏…
日本よ、かつての武士道の誇りはどこへ行った。第一に恥をきらい、純情に恋忍び、名誉を重んじたあの気高き魂はどこへいった。憂国の士を演じるつもりはないが、今の私はあまりにも非力である。なんせ、ついこないだまで私自身、魂を奪わ…
私は陰謀論者ではないけれど、歴史をみれば明らかにおかしいよなと分かることが、世の中に平然とまかりとおっており、それが見えざる力によって隠蔽される事実に深く悲しんでいる。現世のすべては悪魔の手に落ち、人間の魂がすっかり奪わ…
アフリカで誕生した人類は太陽を求め東にやってきた。その旅の果ての地が日本である。ゆえに日本は、日の本である。 この歴史を読み、偶然であるが、私は似た経験をしたことを思い出した。それがオーストラリアの横断であ…
ヒグラシの声で目が覚めたのは初めである。ヒグラシは、黄昏に鳴くイメージが強いが、薄明るい朝の時間帯にも鳴くのである。大体の場合、小鳥の声で目が覚めるが、日によって小鳥の合唱にも大小があるのである。森にきて最初の頃に、盛大…
「自然とはなにか」「人間はどこまで関与すべきか」を問いながら森で労働している。 他の動物にはなくて人間にあるもの、その一つは、美しいと感じる心である。動物は掃除をしないが、人間は掃除をする。掃除をすると例外なく、心が広々…
森で目が覚める。夢の内容はだいたい、過去に出会った人間のことである。社長になった者もいる。結婚した者もいる。立派に仕事をして、趣味を充実させ、広く交友している者もいる。苦労を重ねながら子を養い、仕事に勤める者もいる。そん…
人間界の仕事を終えて、自然界に仕えている。はやくも5日が経ち、森の倒木はおおかた片付けることができたが、まだ道のりは長い。「チェーンソーの音は生理的に受けつけん。まるで木が悲鳴をあげているようだ。非効率だろうと己のエネル…