邪気の扱い方-自分が倒せるレベルに調整する[445/1000]
逃げよう、罪の意識に殺られる前に。否、逃げたら永遠に追ってくる。罪の意識は、こちらから立ち向かっていき、食ってしまうしかないのだ。自分がタブー視しているようなことでも、平然と笑って破っていく人間は、幾たびも罪の意識を乗り…
逃げよう、罪の意識に殺られる前に。否、逃げたら永遠に追ってくる。罪の意識は、こちらから立ち向かっていき、食ってしまうしかないのだ。自分がタブー視しているようなことでも、平然と笑って破っていく人間は、幾たびも罪の意識を乗り…
白カビが生えていた廃材も、タワシでゴシゴシこすると驚くほど綺麗になった。さすがに、これは使いたくないと思っていた汚れた廃材も、水で洗うひと手間だけで見違えるほどの別物である。カビの臭いはなくなり、古材の質感だけが味わい深…
大工さんからもらってきたパレットを、森の家の床に敷き詰めた。このパレットを基礎に、近所の人が蔵を壊したときにもらってきた廃材を打ちつけていく。金がないので、もらえるものはもらって使い倒していくスタイルでいく。  …
森の家づくりの外側がひと段落し、はじめての感動とともに燃え尽きていたが、冷静に家の中を見つめると完成までは、もう一疾走しなければならない。 以降の工程は、床→ベッド→本棚→机の順に進め、窓、ドア→塗装→装飾の順にやってい…
昨日、ある怖ろしい考えが一つ頭に浮かんだ。約7年つづけてきたこれまでのブログと、動画のいっさいを消してしまうことである。これは、過去の自分(記録した自分)が死に、燃やされることを意味する。つまり、死んで人々の記憶からも消…
自らを教条に縛られた善人だなと思うことが多々ある。こうして自虐的に善人だと嘲る態度もまた、内なる善性によって行われることかもしれない。気乗りしない日も、何かしらの言葉を綴り、気づけば律義に440日目までやってきたが、私は…
森の家づくりのために仕事をやめて、はや2ヵ月が経つ。仕事のない私には平日も休日も関係なく、ただその日があるだけである。しかし、心なしか土曜や日曜には、普段感じられない静けさがあり、私もまたのんびりとした気分になる。 町か…
森の家づくりは、ついに最後の工程にとりかかり、完成の目途がたった。具体的な構想も設計図もないまま、ひたすら理想に向かってはじめた家づくりであったが、現実には理想にかなうだけの技量が追いつかず、現実に失望しながらも折り合い…
気がつけば8月も今日で終わりである。1年のうちでもっとも血のにじむ時期が終わり、1年のうちでもっとも優雅な季節がやってくる。 私のいる八ヶ岳麓の森では、既に秋の兆しを感じられつつある。産卵のためにやってきたカッコウやヒグ…
森の家づくりも、気づけばずいぶんと家らしくなり、終わりが見えてきた。残すところは、窓とドア、それから塗装して外装は完成する。家のなかにはベッドと本を読むための机、それから本棚をつくる予定だ。薪ストーブは、壁に穴をもうける…