草枕月記 -くさまくらつき-

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★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

自然の暴力[507/1000]

2024.01.19 内田知弥

人類は「文明」の力で自然を克服した。   だが、隠遁の森においては、自然の暴力を前にして、我が精神はどこにも逃げられん。服従あるのみか。それとも、ヴォルテールが地震に反抗したように、自然の残忍な仕打ちに人間の意…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

日本人の羞恥は美徳だと、なぜ気づかなかった?[506/1000]

2024.01.19 内田知弥

「神が死んだ」とは、すなわち愛国心が死んだということではないか。もはや今日、天皇に恋慕の情を抱くことは、神を信じることと同じくらい困難であるように思う。   武士道と信仰の血が残っているのは、戦前より生きる90…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

堕落と進歩[505/1000]

2024.01.18 内田知弥

「自由」の国で堕落した。だが、当時はこれが「進歩」だと確信していた。 声高に「権利」を要求した。あの民主主義者たちのように高邁に戦った。 己を支配する「皇帝」の心臓に剣を突き立てて、血涙流して歓喜した。   親…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

人間を「健康」にするもの[504/1000]

2024.01.17 内田知弥

結婚式を控えた女性は、美しくなるという。一つ仮説を立ててみる。人間の血を浄化させるのは、生命の宇宙に迸るエネルギーではないかと。 こうした宇宙的な力の、人間を若返えらせる力というものは、地上的なあらゆる健康的俗物習慣を、…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

食うこと食わぬことについて[503/1000]

2024.01.16 内田知弥

精神にとっての屈辱は、宿主である肉体が食わねば生きられないことだ。つまり、精神が己の存在を肯定するために、己を否定せねばならぬ。   私には禁欲的な面があるが、肉体を蔑んでいるのではない。肉体が大事ではない、と…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

涸渇感を愛す[502/1000]

2024.01.15 内田知弥

涸渇感を愛す 奈落のどん底に突き落としてくれるものを愛す 己は人間のクズだと突き放してくれるものを愛す 天狗のように伸びた鼻をへし折ってくれるものを愛す ケチくさい自尊心をずたずたに引き裂いてくれるものを愛す &nbsp…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

森へ逃げよ[501/1000]

2024.01.14 内田知弥

森に家をたてて、隠遁生活をはじめたのが10月頭だったと記憶する。まだ1ヵ月しか経っていないのに、その数倍もこの生活を続けているような気分だ。 朝から晩まで、とにかく読書をして、それ以外の時間は、ご飯をつくるか、こうして手…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

500日の戦果。「時間」は生命と大地に還されるもの[500/1000]

2024.01.13 内田知弥

空虚で単調な時間は、時間の経過が遅く、耐えるにも苦痛が伴うが、長期的に見れば、そうした単調な日々の経過は圧縮され、一瞬のうちに過ぎ去ってしまう。一年の月日でさえも、一週間や一日として感じられてしまうこともあるのだ。 「生…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

隠遁生活でしか味わえない奇妙な感覚[499/1000]

2024.01.12 内田知弥

隠遁生活ならではの、奇妙な感覚がある。完全な隠遁生活をしていると、今がほんとうに令和であるという確信が揺らいでくる。つまり、今が、鎌倉時代とも、江戸時代とも思えてくる。自分と時代を結びつける「文明の生活」を失うと、不思議…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

鹿の血を飲む猟師に憧れる[498/1000]

2024.01.11 内田知弥

言葉を綴ることは、そう難しいことではない。流れる血が自ずと言葉になるのだから。 しかし、血が流れないときは、言葉を綴ることが途端にできなくなる。こういう日は、森に寝そべって天を仰ぐも、風に揺られる大木も、吹き落とされる葉…

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執筆:内田知弥

**「草枕月記」**の著者であり、詩作や文筆活動を行う現代の隠者です。2023年には自ら森の中に家を建て、自然と共に歩む簡素な生活を実践。1000日連続のブログ投稿を完遂するなど、生の本質や魂のあり方を見つめる真摯な表現活動を続けています。独自の死生観を綴る、希有な表現者です。(Google Gemini)
・1000日毎日投稿 2022.6.20~2025.5.25【完】
ブログ名「草枕月記」に改号 2023.2.6~
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