食い物のことを考える低俗な自我よりも、憎悪や復讐に駆られるほうがよほど人間らしい[858/1000]
なぜ、労苦する者に光を賜り 悩み嘆く者を生かしておられるのか。 彼らは死を待っているが、死は来ない。 地に埋もれた宝にもまさって 死を探し求めているのに。 墓を見出すことさえできれば 喜び踊り、歓喜するだろうに。 「ヨブ…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
なぜ、労苦する者に光を賜り 悩み嘆く者を生かしておられるのか。 彼らは死を待っているが、死は来ない。 地に埋もれた宝にもまさって 死を探し求めているのに。 墓を見出すことさえできれば 喜び踊り、歓喜するだろうに。 「ヨブ…
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冬が迫る。猟期も迫る。それなのに、いまだ基礎工事に勤しんでいる。せっせと穴を掘り、砕石を運んで埋めていく。地道な肉体労働であるが、小屋づくりは少しずつ進んでいる。先は遠いが、今日やれることを必死にやっていれば、あとは時が…
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年の節目において、人は神様の足音を聞く。忘年だ。労苦の日々は、元ある場所に帰っていくように、われわれの心を離れて、天へ…神様のもとへと還ってゆく。年の瀬、肉体は魂から自由になるようだ。苦しみを忘れ、興に酔う。 年を越すと…
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玄米は霊性食である。もし、日本人が皆、玄米を食うようになれば、肚の底に力が漲り、深い誇りのようなものが呼び醒まされると、半ば本気で信じている。あくまで想像を語るだけである。だが、戦後、給食にパンが導入され、ハンバーガーや…
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この引き締まった肉体があるというのに、抱ける女がいないとは勿体ない。激しい肉体労働の日々がつづき、男が見ても惚れ惚れする身体つきになっていることだろう。実際、銭湯に行けば視線を集めることもある。そんな中、農夫であろう爺ち…
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やめよう、金のことで思い迷うのは。たかが一万や二万のこと。なけなしの金を運河に投げ捨てた人間だっているんだぜ。ラスコーリニコフのあの果敢な姿を思い浮かべたら、いま自分が後生大事に抱えている物事を、何べん恥じないといけない…
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こうしてまた一つ、罪を抱える。人を辱める言動をした後、己は必ず後悔するのだ。正しさの問題ではない。そこを論点にするのは、物質主義者のやり口じゃないか。ならば何の問題か。小人の道徳。八方美人のお化粧が、崩れたことを嘆くのか…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
わが友よ、のがれなさい、あなたの孤独のなかへ!あなたは、いわゆる世の偉人どものひきおこす喧噪によって、耳をつぶされ、また世の小人どもの毒をもった針によって、刺されつづけているではないか? 森と岩とは、気品にみちた沈黙をも…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
人間は死に場所を求める存在である。生という不安定な海に漂う”自分”という存在を、安定させるには死に向かうしかない。その最も身近な手段が労働である。われわれは、組織に身を捧げることによって、自己から…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
物質主義の世の中では、労働(時間)の対価として賃金が支払われる。両者の関係は対等に成立しているようにみえるが、われわれの存在本質がエネルギーであることを思い出せば、物質だけで関係を語ることが未完であることに気づく。たとえ…