「人間」を今日も始めるという感覚。「自分」をやらせてもらってるという感覚

朝、目が覚めると、束の間「自分が誰で、ここがどこなのか分からない状態」になることが時々ある。意識がはっきりし始めて、「ああそうだそうだ。私は内田知弥という人間で、28歳で、今は新潟柿崎の海にいて、車の中で寝起きしているんだ」ということを認識して、「誰でもない私」は「内田知弥」という人間として今日を始める。

誰でもなかった私は、「内田知弥」を演じる。朝から上裸になって潮風を浴びて、気分が乗らないときは、歌を歌ったり、コーヒーを飲んだりしながら、こうして言葉を綴ることから1日を始める。今の私は内田知弥であるが、あくまでこの人間をプレイしているに過ぎない。

 

最近は「内田知弥」という人間が毎日を楽しむことを覚えたので、随分とコイツをプレイするのは、イージーになった。鬱のときは大変だった。朝起きてコイツを認識した瞬間に、一気に絶望が襲ってくるのだから。

「ああ、そうだ私は今内田知弥を演じていて、いい歳して仕事もしてなければ、お付き合いをしている女性もいない。ずっと引きこもってて、楽しみもない。自分を全否定して、何の生きがいもない日々をおくっている。今生はこいつを演じなきゃいけないのかぁ~~~外れクジひいた~~~」という具合に。

文字にすると凄く馬鹿っぽいですが(笑)でもこの時は真面目にこんな茶番してたんだ。

 

「内田知弥」を認識した瞬間に、思考を生産性のない方に全部持っていかれちゃうから、このループから抜け出すのは中々大変だった。逆に言えば、内田知弥を認識する束の間は、鬱からも自由だった。不思議な感覚だった。

友人が家でもできる仕事をくれたことがきっかけになって、少しずつ人のいる世界に戻っていったんだけどね。誰かの役に立てるとか、自分でもできるって感覚は、この世界で何かをしないことには得られないから、「見る」とか「聞く」とか「読む」とか「感じる」とかよりも、「話す」とか「書く」とか「つくる」とか「動く」こと方はずっと大事だなって今は思ってる。

 

動くと、世界に震えが生じて、その振動を自分で感じると、自分がここに存在していることを自覚できる。スマホをずっと見てても、振動は生まれないから、世界に存在している感覚がなくなる。生きていることが分からなくなる。しまいには死にたくなる。

生み出した振動は、自分の内にある停滞感の突破口になったりする。元気のないときほど、振動を生み出すことを面倒くさがって、ついスマホを見たり、楽な方向に流れちゃうけど、本当は人と話して、書いて、つくって、動いた方が元気になるんだ。ちなみに自然の放つ振動は凄まじい。

 

今このブログを読んでる人が、どんな気持ちで読んでるのか分からないけれど、もし超ハードモードをプレイしてて、どうしようもなくなってるのなら、とりあえず動けることから動こう。存在しているのが分からなくなってるのなら、手を叩いて音を出してみたり、感じていることをそのまま声に出してみたり、小さく世界を震わせてみよう。ちょっと遠くまで行く元気があるなら、俺の所きなよ。

人が帰りたい気持ちの半分は、自然の元で、もう半分は、人の元。ちょっと遠くに行って、新しい風にあたるだけでも、自分の中に滞ってるものは流れ始めるからさ。

 

もし、スーパーノリノリエンジョイモードとか、ハイパー充実フルフルモードで生きられてるなら、君が演じている人間は、きっといい顔しているだろうね。この宇宙の同じ時代の「人間」として今日生きていること、出会うことは奇跡だと思うから、君が君の人間をプレイしていて、楽しいこととか、面白いこととか、感動したことがあったら、ぜひその振動で私を震わせてちょうだい。そんで共振して、もっと大きな震えにして世界に残そうぜ!

 

書いてて思った。一人称が俺とか私とか僕とかが混在している私とは一体何なのか。魂だとか、超自我だとか、色々言い方はあるかもしれないけれど、正直どんな言葉で表現するかは、あんまり重要じゃないね。ただ色んな一人称が出てくるって、性別も年齢もないようで、とっても自由な感じがする。自由であることを知ることは大切かもしれないね。縛りをつくっているのは、我々がプレイしている人間の思考であって、我々は本来自由なのだと。

 

そんなわけで、私は今日も内田知弥という人間を生きてきます。少し柿崎の海にマンネリ感をおぼえているようなので、何か新しい経験させてやります。皆様も今日も堂々と人間やりましょう!そして、いっぱい自分を楽しませてやりましょ!たくさん動かして、世界を震わせましょ!

レッツビーヒューマン!ばいばい!

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森の中に瞑想小屋を建て、家を開放するのが直近にやりたいことです。

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