もう傷は癒さなくていい。浄化の涙は、鎮火の涙。[255/1000]
過去に人間の心を探求していた私は、カウンセリングも当然学んだ。そして、過去の傷を追体験し、涙を流せたときに傷が癒えることを、身をもって体験した。一般に知られるこのカウンセリングは、心の傷に対する母性的なアプローチである。…
過去に人間の心を探求していた私は、カウンセリングも当然学んだ。そして、過去の傷を追体験し、涙を流せたときに傷が癒えることを、身をもって体験した。一般に知られるこのカウンセリングは、心の傷に対する母性的なアプローチである。…
キリストの愛の教えは、数えきれないほどの人間を救ってきた。しかし、何もかも赦されすぎた今日を生きる私にとって、愛の教えは、あくまで1つの教えにすぎず、本当に私を感化するのは、イエスの魂そのものだった。ペトロやパウロら弟子…
荒ぶれ。荒ぶれ。本当は嵐のように暴れたがっているんだろう。安心なんぞくそくらえ。癒しなんぞくそくらえ。地獄の扉を開けてみろ。どこまでも地の底まで堕ちていけ。深淵でもがき苦しみ、傷だらけの血だらけになりながら、歯を食いしば…
規律とは、自己に課す法である。規律を乱せば、法は破れ、生活の秩序は乱れる。 私にとっての数少ない規律に瞑想があった。毎日朝晩1時間ずつ、座禅を組む。160日ほど続いている。その経過記録を、日々ブログで綴っていた。しかし、…
本もネットもない時代の孤独とは、どれほどのものだろう。憎まれ裏切られ死んでいったキリストの孤独は想像に絶する。今は孤独といっても、過去に孤独に死んだ人間の魂に触れられる。孤独であることは変わりないが、同伴者がいることはと…
動物的な人間が愛を渇望しても、地上的な欲望にしかならないことは想像に容易い。愛は宇宙のものだからだ。魂を救済するための問いが先にある。自己犠牲を問い、苦しみを問い、地獄を問い、怒りを問い、人間として生きて、ようやく愛の前…
荒ぶれ。荒ぶれ。本当は嵐のように暴れたがっているんだろう。安心なんぞくそくらえ。癒しなんぞくそくらえ。地獄の扉を開けてみろ。どこまでも地の底まで堕ちていけ。深淵でもがき苦しみ、傷だらけの血だらけになりながら、歯を食いしば…
孤独とは、神との対話である。憧れの彼方にどこまでも伸びていくことである。 孤独とは、ただ独り生き、ただ独り死ぬことである。妻子を捨て、父母を捨てることである。 孤独とは、不幸を厭わないことである。貧しくとも、病になろうと…
血を流す友がいる。血を流す友を見ると、自分が同じだけの血を流せているかを見て、同じだけの血を流せないと思えば自分に恥を感じる。言葉だけいくら綴ったって、血を流さなきゃ生命燃焼においては何の意味もない。でももし言葉を綴るこ…
孤独とは何か。孤独とは、神との対話である。孤独とは、憧れの彼方にどこまでも伸びていくことである。 孤独とは何か。孤独とは、幸福を捨てることである。ただ独り生き、ただ独り死ぬことである。妻を捨て、子供を捨て、父母を捨て、愛…