自分の気持ちに正直になるには覚悟がいるけど、誰でもきっとできるよ

こんにちは、とむです。

自分の気持ちに正直になるって、ものすごく過酷なことです。

  • これまでの人生に嘘を含んでいたことを認めないといけないし
  • これからの人生を自分で切り拓いていかないといけないから

 

ものすごく不安だし、ものすごく勇気がいる。

 

けどストレートに生きるって、それだけで価値があることだって僕は思います。

覚悟のいることだけれど、自分の命を全うする生き方だから。

 

ここでは

  1. 自分の気持ちに正直に生きることは過酷で覚悟のいることだけど
  2. ストレートに生きれば、ものすごくハッピーになれるよ

ということをお伝えしていきます。

 

とむ
正直で得することも多いんです

 

 

1 自分の気持ちに正直になることは過酷なこと

簡単そうに聞こえますが、自分を真っすぐに生きることって、思うより過酷です。

  • 昔の自分の生き様が嘘を含んでいたことを心で受け止めて
  • 新しい自分を生きる覚悟を迫られることになるから

ですね。

 

つまり、川の流れに沿って惰性的に泳いでいたのをやめて、流れのない所を自分の力で泳がないといけないということです。

 

恋愛なんかわかりやすい例ですね。

もし、自分があの人のことが好きだと正直になってしまえば、勇気をもって想いを伝えないといけなくなる。

 

そしたら「今」の関係が変わってしまいます。

「これまでの関係が壊れたらどうしよう」っていう不安が常に伴います。

 

恋愛以外でもそう。

 

『自分は本当がこれがやりたい』という想いに正直になってしまったら、

  • これまで住んでいた、慣れ親しんだ土地を離れないといけなくなる
  • 今やっている仕事をやめて、1から何かを始めないといけなくなる
  • これまで親しかった友達と、一緒にいる時間が減ってしまう

 

人はこの変化がとにかく怖いのです。

変化は、動物にとって生存をおびやかされるものですからね。

だから人は、この本能によって、「今」にしがみつこうとします。

 

結果的に、自分に嘘をついたまま、毎日をおくってしまいます。

そんな自分が『不正直』だと心のどこかで感じていながらも、「これが正直な自分だ」と不正直に納得しようとする。

 

ボクがそうでした。

ボクは大学では、マーケティングを主に勉強して、大学を卒業したら、一般企業に就職して営業職につくつもりでした。

 

ただ、何か心に違和感がある…

自分の中に、直視しきれていないような、心のモヤモヤがある…

 

結局その正体は、「学校の先生になりたい」という想いでした。

ボクは教員免許を取ってもいなかったので、もしこの気持ちを認めてしまったら、もう一度大学に通いなおさないといけなかったんですよね。

 

結果的に、一般企業の内定を辞退して、通信大学に通いなおして教員免許を取りました。

 

嘘を認めるのは怖い。人生が変わるかもしれないから。

けれど、本当に心はスッキリする。

 

2 自分の気持ちに正直になれないのは、正直になってはダメという思い込み

感じたことを真っすぐに表現できないのは

  • 『やりたいことをしても、飯を食っていけない』
  • 『言いたいことを言ったら、他人(私)が傷つく』
  • 『ストレートに生きられるわけがない』

といった、自分の根底にある信念が影響しています。

 

簡単にいえば、強い思い込みのようなものですね。

こうした思い込みがあると、真っすぐに生きることに抵抗した考えを持つようになります。

 

例えば、SNSを見て、夢を追っかけている人を見ては

  • 「人生はそんな甘くない」
  • 「うまくいきっこない」
  • 「自分はこのままでいい」

と自分を守ろうとしてしまいます。

 

しかし、正直に生きてはダメな根拠というものはあるのでしょうか。

 

考えてみるとわかると思うのですが、根拠なんてないことに気づきませんか。

全て思い込みでしかありません。

 

これが、子供時代に培った、自分の中の大前提になっている『信念』というものです。

 

3 正直に生きられなくなるのは学校が始まり

おそらく、僕たちが自分の気持ちに正直になれなくなるのは

学校という小さな社会

が始まりでしょう。

 

これは、僕が実際に学校で教員をしていたころにも感じたことなのですが、

学校では、自分に正直に生きることがほんとうに難しいです。

 

自分が『やりたくなくないと思うこと』でも、学習指導要領にのっとって、『やることが義務』になっているからです。

 

例えば、「勉強をしたくない」なんて感じたとしても

  • 実的にテストで悪い点数をとれば、進学できなくなる
  • 現実的に進学できなかったら、将来に苦しい思いをする

なんていう状況では、そんなこと言えません。

 

僕たちは、学校で始めて「現実」というレールに乗せられます。

自分の正直な気持ちが、「このレールに乗りたくない」と言っていたとしても、かまわず乗せられてしまいます。

 

 

最初のうちは、無理やりレールに乗せられることに反発する子も多くいます。

けれど、親に叱られ、先生に叱られ、周りの子どもたちと同じことをしていくうちに、これが当たり前になっていきます。

 

つまり、レールに乗っているうちに、自分の気持ちに正直になることを忘れてしまうということですね。

 

自分の気持ちがどうであろうと、「義務」の名のもとに、自分の正直な気持ちを抑えないといけない

 

これが今の日本の公教育の仕組みです。

 

4 自分の気持ちに正直になれないとどうなる?

4.1 自分を生きられない

自分の気持ちに正直になれないと

自分の感じていることが分からなくなります

 

僕自身もかつてはそうでした。

自分がいったい何者なのか分からなくなってしまいました。

 

  • 自分が何が好きなのか
  • 自分の趣味は何なのか
  • 自分は何がしたいのか
  • 自分はどんな考えを持っているのか

まったくわからなくなりました。

 

 

4.2 人に対しても正直になれない

自分にフランクになれないのだから

他人に対してもフランクになれません

 

  • 本音で接することができない
  • 自分の考えを伝えられない

 

そもそも、僕の場合「自分の考え」すら分からなかったので、伝える以前の問題でしたが^^;

だから、人と会うことがものすごく苦痛でした。

 

 

4.3 自己肯定感が下がる

自分の気持ちに正直になれないと

自己肯定感も下がってしまいます

 

これは、「鶏が先か卵が先か」の話ではありますが、

子供時代に、自己肯定感がしっかりと育まれれば、自分の感じていることを自然と表現できるようになります。

 

しかし、自己肯定感が育まれず、自分のありのままの気持ちに気づいてあげられないと、自己肯定感がさらに下がるという負のスパイラルにはまってしまいます。

同じ公教育を受けていながらも、自分の気持ちを直視できる人もいれば、そうではない人がいるのは、この違いだと僕は思います。

 

 

5 自分の気持ちに正直になるためにはどうする?

自分の気持ちに正直になるためには

『感じてたことを、やってみてもいいんだ』ということを体験を通して学んでいく

ことが必要です。

 

これは、先ほど書いた「自分の気持ちに正直になってはいけない」という信念を修正していくということですね。

そのための方法は1つではありませんが、ここでは僕の実体験から効果があると感じたことを紹介できればと思います。

 

5.1 感情日記を書く(自分に正直になる)

まずは、自分に対して心を開くことを体験として学びましょう。

 

僕が一番におすすめする方法が、感情日記を書くことです。

感情日記とは、その名の通り「1日で感じたことや、今感じていることをノートに書く」というものですね。

 

感情日記をおすすめする理由は3つあります。

  1. 静かに自分と向き合えるから、正直になりやすい
  2. 書き出すプロセスで、自分に許可できる
  3. 習慣にしやすいから、正直になることが、当たり前になっていく

 

感情日記は、誰でも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

5.2 誰かに自分の正直な気持ちを話す(他人に正直になる)

正直になれたら、「他人にも正直になってもいい」ということを体験として学んでいきましょう。

つまり、何かを包み隠すことなく、誰かに話してみましょう。

 

感情日記を書くと、自分のいろいろな想いに気づきます。

  • 自分が将来やりたいこと
  • 自分の心が揺らいだこと
  • 自分が友達に対して感じたこと

 

そんなことを、正直に話してみてください。

友達でも家族でも、信頼のおける人であれば、だれでもかまいません。

 

誰かに自分の正直な気持ちを受け止めてもらうことって、すごく励みになることなのです。

 

例えば、自分が「本当にやりたいこと」に気づいて、

それを誰かに応援してもらえた時、すごく力になりませんか?

 

そんな風に背中を押してもらえれば、自分の気持ちに正直になることの後押しにもなります。

 

  1. 自分に正直になって
  2. 他人にも正直になって
  3. さらに自分が正直になる

こんなループを作っていけるといいですね!

 

6 自分の気持ちに正直になるのは覚悟をもったとき

川に流されるのではなく、自分の力で泳ぐ覚悟をもったとき

真っすぐに生きることを始めましょう。

 

何歳だろうと、自分が自分に正直になりたいと願ったときが、人が変われるときです。

もし、あなたが「自分の気持ちに正直になる」とグーグル検索をかけて、この記事を読んでいるのであれば、いまがそのタイミングではないでしょうか。

 

先日、1人の中学生に7年間使ったパソコンをあげました。

彼は、「世界中を飛び回るDJになりたい」という自分の気持ちに正直になった中学生です。

自分のありったけのお金を使って、3万円の編集ソフトや、8千円くらいの音楽用のキーボードも買ったようです。

 

 

彼自身、その気持ちに正直になるのは、簡単なことではなかったと思います。

親にもその気持ちを伝えないといけないし、友達と遊ぶお金を削って高い機材をそろえないといけないのだから。

だから、相当な覚悟を持ったのだろうなと思います。

 

 

そんな彼を見て、自分の気持ちに正直になるのに年齢は関係ないって思います。

中学生だろうと、社会人だろうとね。

 

7 まとめ

この記事でお伝えしたかったことは、次の3つです。

  1. 正直になることは覚悟がいるよ
  2. けれどストレートに生きた方が後悔はしない
  3. 怖いけど、一歩踏み出して、感情日記から始めてみよ

 

自分の幸せに責任をもって生きたいものですね。

ではっ!

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