【とむの家】訪客からのお手紙①

【新潟 柿崎の海 2022/7/11~2022/7/12】

Mさん

とむさんへ

今回はとむさんへの感謝と共に、心のありのままのメッセージを送りたいと思います。

柿崎の海でとむさんと、海で泳いで、釣りをして、鍋を囲んで、嵐に打たれて、久しぶりに心の思うままに行動しました。柿崎では、心に刺激が行き、久しぶりに僕の心は目を覚ましたのだと思います。ここ2年ほどで枯れていた心に水を与えてもらった感覚です。そして、僕の場合、与えてもらった水は目から溢れくるのだとわかりました。仕事の前にこの文章を書いていますが、なぜだか涙が出てきます。柿崎に戻りたいというわけではありません。目の前の仕事が嫌だというわけでもありません。「この気持ちはなんだろう。」と考えてみました。目を瞑って思い浮かぶのは、会話している時のとむさんの顔でした。大きなキスを釣り一緒に駆け寄った瞬間も、嵐に打たれて2人で叫んだ瞬間も記憶に刻まれています。しかし、一番心に刻まれているのは、とむさんの心に対する感動かもしれません。自分の心に寄り添い、そして他人の心に寄り添ってくれる姿に僕は一番感動しているようです。

今回柿崎にて、心を呼び起こしてもらったので、生活の中ではなるべく自分の心と向き合って選択をしたいと思います。しかし、今僕が生きる社会で常に心と向き合い続けるのは難しいのかもしれません。この社会の中で暮らしている人に対して、ありのままの心の選択・言葉を外に放っても理解してもらえないだろうと思ってしまうからです。放たずに心の内に留めてしまうと思います。とむさんからいただいた心の水も、少しずつ自然と蒸発していってしまいます。でもそれでも良いと思います。また枯れ切る前に会いに行けば良いのですから。水を与えてもらえる場所があるという安心感があるからこそ、思い切り「社会」の中で生活できるような気がします。

小淵沢の時に引き続き、今回も感動をありがとうございました。

 

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