なんか満たされない…心の隙間を埋める為のたった1つの方法

もらとり子
別に何か不自由があるわけじゃないのに、なんか満たされないのよね。

 

別に不自由していないけどなんか心が満たされない、というと「幸せボケだな」とか、「贅沢な悩みだ」とか、一般的に思われるかも(中にはそう言われたかも)しれません。

いえ!これもれっきとした悩みです。

 

 

人の心を満たす行為は、2つに分けることができます。

  1. 快楽の行為
  2. 充実感の行為

 

どちらをとっても心は充足しますが、両者には違った特性があります。

心に隙間が空いたようになんか満たされないのは、この2つを上手く扱えていないことが原因である可能性が高いです。

 

僕自身、いつもこの2つのバランスを考えながら生活していますが、この2つの特性を理解した上で生活スタイルを取れば、充足した毎日が送れることを確信しています。

 

 

1 なんか心が満たされないのは快楽で生活がまわっているから

すぐに手に入る快楽(買い物)

もらとり
番長
快楽と充実感、この2つが心を満たすキーだったな!

 

なぜか心が満たされないのは、”快楽の行為”で生活が回っているからです。

快楽の行為といってもイメージがわきにくいですよね。

快楽の特徴をみてみましょう!

 

快楽の行為の特徴

  1. 努力を必要としなくても手に入る
  2. お金をつかえば簡単に手に入る
  3. 瞬間的にしか満たされない
もらとり子
努力がなくても、簡単に手に入る…。具体的にどんなことがあるのかしら?

 

具体例も見てみましょう。

 

快楽の行為の例

  • 衝動的な買い物
  • 目的のない外食
  • テレビ、ゲーム
  • 惰性的なネットサーフィン、SNS
  • 不健康な生活、食事
  • 愛のない性行為
  • だらだら、ぐだぐだ
  • 夜更かし
  • 人を傷つけること

後味が悪い行為

 

快楽の行為は、簡単に心を満たせるというメリットがあるものの、瞬間的にしか満たされず後味が悪い特性があります。

心がずっと満たされるわけではないので、快楽で欲を満たそうと頑張っても、心の隙間をずっと埋めることはできないのですね。

 

 

宝くじで1億円が当たった人が、必ずしも幸せになれないのもこれが原因です。

お金で買えるのは”快楽”だけですから。

快楽の先に心の充足はないのです!

 

2 なんか心が満たされないときは充実感で生活を回す

心が満たされない時と満たされるときの生活パターン図

ボクも、快楽に溺れた生活をおくっていて、ずっと物足りなさを感じていたことがあります。

かつては、1日に10時間以上もついゲームをしてしまうなんて悪循環におちいることもありました^^;

 

そんな時に心がけたことが、充実感を優先することです。

 

充実感は、快楽とは対にあるもので、正反対の特徴をもちます。

同じように見ていきましょう!

 

充実感の行為の特徴

  1. 努力を必要とし、苦労が伴う
  2. お金では買えず、経験から手に入る
  3. 持続的に満たされる
もらとり子
確かに、中高の部活に励んでた時は、充実感にみたされていたかも!
とむ
まさに、スポーツはその代表的な例だね!

 

他にも具体例を見てみましょう。

 

充実感の行為の例

  • 経験を前提とした買い物
  • 運動、瞑想
  • 夢、目標に向けた活動
  • 健康的な食事
  • 愛のある対人関係、調和
  • 勉強、学び
  • 早寝早起き
  • 子育て

後味が良い行為

 

充実感の行為は、最初に苦労が伴うというデメリットがあるものの、持続的に満たされ後味が良い特性があります。

 

登山なんかをイメージすると顕著に分かりやすいです。

道中山を登るときは、「苦しい~、帰りたい~」なんて思いますが、山頂にのぼりきったら「登ってよかった~。景色がきれい~!!」と何ともいえない爽快感、充実感に満たされます。

 

充実感に生きると、1日が終わった時に、「今日も良い1日だった!」と後味良く振り返ることができます。

そんな生活スタイルに変えられると、心にある隙間も自然と埋まっていきます。

 

快楽と充実感の特徴をまとめると、以下の図のようになります。

快楽 充実感
得るまでのコスト 低い(お金を払えば得られる) 高い(努力が伴う)
心の充足時間 瞬間的 持続的
行動例 衝動的な欲求行動 etc. 自分の挑戦, 他者貢献, 運動 etc.

 

とむ
ボクも快楽から脱出できた契機になったのが、思い切ってヒッチハイク日本一周をしたことでした!
もらとり
番長
最初は苦労が伴うけど、そこを乗り越えて大きな満足を手に入れる必要があるんだな!

 

3 なんか満たされないと感じているあなたへの提案

さて、快楽と充実感の特徴をみたところで、あなたに提案したいことは、

もちろん『充実感の上に生きる』ことです。

 

ただ、充実感に生きろと言われても、何をすればいいのか分からないと思うので、もう少し具体的な戦略を立てましょう!

充実感に生きる戦略

【常に心がけること】

  1. 後味の悪い行動を減らす
  2. 後味の良い行動を増やす

 

【具体的実践】

  • 目標を持つ
  • (実家暮らしの人は)家事を手伝う
  • 誰かのためになるような行動をしてみる
  • 誰かに手紙を書いてみる
  • 誰かに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみる
  • 外を走ってみる
  • ボランティア活動に参加する
  • 何か新しいことに挑戦してみる
  • 瞑想をしてみる
  • 旅に出る!(←個人的おすすめ)

 

3.1 なんか満たされないときに、心がけること

心が満たされない時は、“後味の悪い行動を減らして、後味の良い行動を増やすこと”を常に心がけてみてください。

自分を大切にすれば、必然と後味の良い行動は増えていくのですが、これまでの生活の癖があるので、最初は意識しないと難しいかもしれません。

もらとり
番長
ふむふむ具体的にはどんなことをすればいいんだ?

 

本当に、些細なことで大丈夫です。

上にあげた例の中のものでもいいですし、

  • 部屋を思いっきり掃除する
  • 家事を全力でこなす
  • 明日朝30分早起きしてみる&朝日に当たる
  • 感謝日記を書く
  • 読書する

のようなことでも大丈夫です。

 

1つでもやっているものがある人は、2つ。2つやっている人は3つ。

全部している人は、さらに後味の良い行動を増やしてみてください。

もちろん、これ以外でも大丈夫です。

 

僕は普段生活しながら、自分のしていることに”後味の悪いこと“なのか、”後味の良いこと“なのか、ラベル付けをしています。

例えば、自炊すればいいところを面倒くさいという理由で、外食に頼ってしまった時は、「後味が悪い選択をしたな」と反省していますし、ゲームがしたいという欲を抑えてブログを1記事完成させることができた時は、「後味が良い行動をした。」と喜んでいます。

 

気が付いたときに、自分の行動の後味をチェックすることを習慣にしてみてください。

後味の良い行動を増やせば、充実感も高まっていって、自然と幸福度も高まっていきます。

 

とむ
後味の良い選択をし続けていれば、毎日の生活の質がガランと変わるよ!

 

後味の悪い快楽行動に流されそうになったら、以下の方法も活用してみてくださいね。

 

 

3.2 なんか満たされないときのにおすすめな具体的実践

後味の良い行動をするための代表的な実践例が、

“目標を持つこと”です。

 

思い付きでランニングを生活に取り入れようとしても、中々続けることって難しいですよね。

自分が頑張りたいと思えるような目標が持てると、”前に進んでいる感覚”が得られます。

 

“前に進んでいる感覚”、”何かに向かっている感覚”って、高級車やブランド品なんかとは比べ物にならないくらい贅沢な物だと僕は思っています。

そんな生き方ができたら、当然日々も充実しますよね。

 

もらとり子
言うことは分かるけど、目標がないから困ってるんだよ~~~。
とむ
難しく考えなくても大丈夫!

 

目標をつくることってものすごく簡単です。

目標がない人は、目標をつくりましょう!

 

「こんな自分でいれたらいいな。」

「こんなことができる自分ってかっこいいな。」

って妄想することありますよね?

 

 

そんな「自分」になることを目標にしてください!

そんなことができることを目標にしてください!

 

もらとり子
あるにはあるけど、私にはできないから…
とむ
できないって感じるんだね!

 

しっくりこない人は、「もしできたら?」って想像してみてください。

「もし、そんな理想の自分でいられたら…、」

「もし、そんなことができる自分でいられたら…、」

 

 

何かすごくワクワクしてきませんか?

何かすごく楽しくなってきませんか?

 

 

人ができないと思うのは、ほとんどが思い込みです。

そんな思い込みも、できることがイメージできると、すごくワクワクしてくるのです。

 

是非、自分のその想いを大切にしてください。

僕も全力で応援しています。

 

4 まとめ

最初は大変かもしれませんが、生活習慣を少しずつ変えていくうちに、自分の心の変化を感じられると思います。

自分を大切に、自分を生きましょう。

 

POINT

  1. 心が満たされないのは、”快楽”が生活の多くを占めているから。
  2. 心を満たすには、”充実感”を大切にすること。
  3. 快楽は瞬間的にしか満たされないが、充実感は持続的に満たされる。
  4. 充実感に生きる上での指標にするのは「後味が良いか悪いか。」
  5. 後味が良い行動を増やして、後味の悪い行動を減らす。
  6. 目標を持って生きることは、何よりも充実する。

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