俺はもう何事も希うまい、
命は幸福を食い過ぎた。
身も魂も奪われて、
何をする根もなくなった。
ああ、季節よ、城よ。
この幸福が行く時は、
ああ、おさらばの時だろう。
ランボオ「地獄の季節」
涙ぐましい少年の 紅潮の高潔や
酸いも甘いも噛みしめて 美という美を置いてきた
ああ おまえの幸福の なんと女々しいことだろう
風に攫われ君に焦がれ この身が尽きても消えぬ哀しさ
2024.8.1
俺はもう何事も希うまい、
命は幸福を食い過ぎた。
身も魂も奪われて、
何をする根もなくなった。
ああ、季節よ、城よ。
この幸福が行く時は、
ああ、おさらばの時だろう。
ランボオ「地獄の季節」
涙ぐましい少年の 紅潮の高潔や
酸いも甘いも噛みしめて 美という美を置いてきた
ああ おまえの幸福の なんと女々しいことだろう
風に攫われ君に焦がれ この身が尽きても消えぬ哀しさ
2024.8.1
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