混沌を劈きその返り血を浴びていたいだけだ[705/1000]

社会を憂うも日常に焦がれ

空身の亡霊に耐えかねて

この世の家に夢をみる

愛する妻、我が友の

未来から垂らされた記憶は

寂しい隠者の独り言

意志よ お前は情熱に飢えている

お前はただ、混沌を劈き

その返り血を浴びていたいだけだ

くだらぬ記憶など捻じ曲げてしまえ

希望へ、力へ、望みの果てへ

 

2024.5.24

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