妙高在住のUさんご夫婦とお別れした後、再び野尻湖に戻ってきた。空はどんよりしているが、顔に当たる風はフワフワしていて、とても気持ちが良い。
昨日野で採ったワラビを、早速あく抜きした。長持ちさせたいから、コイツは醤油漬けにする。近々山梨は小淵沢でとむの家の来客があるので、ぜひ召し上がっていただきたい!
遊びたい。遊びたい。もう遊びたくてしょうがない。ただ今日1日をどう遊ぶかだけ考えている。遊びのプロになりたい!
以前、富士見で見つけた、0円の空き家を思い出した。おうおう、最高のおもちゃがここにあるじゃあないか!
コイツを手直しして、拠点にするのは、遊びとしては十分すぎる。
>0円空き家!?屋根から木が生えて動物が住む噂のある空き家を見に行った話
本当は森の中に拠点をつくりたくて、この1ヵ月半は、良いなと思った土地の山林を探していた。しかし、山林の取り扱い自体が少なくて、見つけるのに苦戦している。
だから、もうこの0円空き家を、とりあえず譲り受けようか、みたいな気持ちが大分強くなってきてしまった。0円ならほぼノーリスクだ!固定資産税がかかるが、1日か2日バイトすれば、十分払えてしまう!
草で覆われて家まで辿り着くのも大変だから、草刈りから始める必要があるだろう。言うまでもなく、家はボロボロで住めるような状態じゃないから、一から手直しが必要だ。
汚いところを解体して、木を打ちつけて、断熱材を仕込んで、床を張り替えて、壁を、天井を、屋根を、、、、…..おおおお!?本当にできるのか!?
どんな工程が必要かすら、分からぬ!
僕は大工じゃない。車に木を打ち付けるくらいの簡単なDIYはしたことあるけれど、初心者も同然だ。youtubeや本を見ながら、一から見よう見まねでやってかなきゃならぬ!
廃材をタダで手に入れられる所があればいいけれど、なかったらホームセンターから木材を調達しないと。
工具も買うとなれば、それなりにお金はかかってくる。しかしお金の使い方としては悪くない!
これ、本当にできるの?みたいな漠然とした不安に立ち向かうとき、立ち向かってみたら、意外とできてしまったみたいな経験はこれまでにもしてきた。
最近で言えば、軽バンの壁や天井に木をはりつけ、小屋みたいな生活空間に改造したこともそうだった。この時は鬱で相当弱っていて、「もう俺は何にもできねえどうしようもねぇクズだ」みたいに思ってたから、できたときは嬉しかったなぁ。
オーストラリアをヒッチハイクで横断したときも、旅立つ瞬間は相当ビビってた。「日本を発とうとしているのに、日本にしがみつこうとするダサい自分がいた。」って書いてある。いつもワクワクするよりも、怖がることのほうが多かった。
でも、やってみたら意外とできてしまった。
このレベルのものであれば、前例があって、開拓者がいる。有難いことに、この時代に生きる我々は、ネットから専門的な知識はタダで得られる。
パイオニアは既にいる。youtubeを見れば、他の人がやっているのを見て、やった気になることもできる。
しかし、やった気になることと、実際にやることはまったくの別物。
忘れてならないことは、「私のパイオニアには、私にしかなれない」ということだ。
他の人はもっと凄いことをやってるとか関係ない。もう既に、やってる人がいるとかも関係ない。
他の人がやっているのを見て、やった気になることも勿体ない。
自分の内に眠る好奇心を開拓できるのは自分だけだ。そのワクワク感を耕すことが私たちの使命だ。
耕して耕して、感情が花を咲かす瞬間に、死ぬまで大切にできる宝物が手に入るんだ。
家が出来上がったら、考え方は「とむの家」と同じで、自然と生身の人間を必要とする人が、いつでも自由にタダで来れるようなオープンハウスにしたい。
小心者の私は、そもそも需要あるのか?とか、誰もこなかったらどうしよう(泣)みたいなことも考えちゃうが、まあその時はその時考えようかな。
こんなこと考えておりますが……
とりあえず、人の声が聞きたいでっす!
このブログを読んだあなた!
「おもしろそう」とか「出来たら行ってみたい」みたいなこと感じたら、そのまま、私にご連絡くださると、たいへんたいへん嬉しいです!
何も反応がないと、本当に誰もこないんじゃないかみたいに、勝手に悲観して、悲しくなりそうです!(泣)
そうならないように、反応は自分から貰いにいかせてもらう!
「手伝いたい」とか「一緒に遊びたい」みたいな声があったら、なんとも感動的です!
そんなあなたからのご連絡もお待ちしています!!!
では今日はこの辺りで!
自分を耕せ!Let’s be our pioneer!
じゃまた明日!ばいばい!
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