幸福を受け入れることが試練である[452/1000]
生命が幸福の渦に飲まれることを怖れて、長いこと幸福を退けてきたが、昨日も書いたとおり、それをする必要がないと分かってからは、少しは幸福というものを受け入れられるようになってきた。森に家をつくるという5年越しの憧れを形にす…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
生命が幸福の渦に飲まれることを怖れて、長いこと幸福を退けてきたが、昨日も書いたとおり、それをする必要がないと分かってからは、少しは幸福というものを受け入れられるようになってきた。森に家をつくるという5年越しの憧れを形にす…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
この世界には、自分が幸せになることに罪悪感をおぼえる人間がいる。そんな人間に対し、現代の社会は「幸せになってもいいんだよ」と優しく語りかける。ほんとうに優しい。たしかに優しい。しかし、いかにも幸せになることに罪悪感を抱え…
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平安、鎌倉時代に鴨長明は隠者として生きた。遁世し、人々から忘れられ、友といえば近所に住む10歳くらいの少年だったという。現世の人間からは死んだも同然に忘れられたが、こうして900年後の人間にも覚えられているのは、いかにも…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
爽やかな秋晴れである。葉が色づくにはもう少し秋が深まる必要があるが、陽に照らされ金色を放っていた森の葉っぱたちが、哀愁の色を見せてくれるのが、今から楽しみでならない。先日、試しに薪ストーブに火をいれてみた。ホンマ製の1万…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
愛してくれる人がいなくなれば、いつ死んでもいいと思えるが、愛してくれる人がいるかぎりは、ちゃんと生きなければと思う。ちゃんと生きなければと思えるかぎり幸せな証拠であり、いつ死んでもいいと思えてしまうことは不幸で悲しいこと…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
両親が森にやってきた。それなりに格好のついている家をみて、開口一番、驚きの声があがる。私はすまし顔で、大したことないとクールに言いながら、当初の目的は見事はたされ、ささやかな達成感に包まれた。 父はいつも私に再会すると、…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
両親が森にやってくる。こんな不便で野性的なところには来てほしくないというのが子の本音であるが、気づけば勝手に自分たちの宿を予約して、旅程をきめてしまっていた。ただでさえ親不孝な生き方をしている私は「来るな」とも言えず、そ…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
逃げよう、罪の意識に殺られる前に。否、逃げたら永遠に追ってくる。罪の意識は、こちらから立ち向かっていき、食ってしまうしかないのだ。自分がタブー視しているようなことでも、平然と笑って破っていく人間は、幾たびも罪の意識を乗り…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
白カビが生えていた廃材も、タワシでゴシゴシこすると驚くほど綺麗になった。さすがに、これは使いたくないと思っていた汚れた廃材も、水で洗うひと手間だけで見違えるほどの別物である。カビの臭いはなくなり、古材の質感だけが味わい深…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
大工さんからもらってきたパレットを、森の家の床に敷き詰めた。このパレットを基礎に、近所の人が蔵を壊したときにもらってきた廃材を打ちつけていく。金がないので、もらえるものはもらって使い倒していくスタイルでいく。  …