草枕月記 -くさまくらつき-

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★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

自己肯定感の嘘。自分を忘れること。[559/1000]

2024.03.10 内田知弥

貧しい時代の話はどうしてこうも泣けてくるのだろう。 先生は「これで好きな作文でも書きなさい」と言って、新聞紙に包んだノートを少年に差し出す。少年は「かあさんに叱られますから」と言って、何度も受取を辞退する。それでも先生が…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

感情を整列せよ[558/1000]

2024.03.09 内田知弥

感情を整列させなければ、本は読めない。軍隊のように美しく感情を整列させ、号令一つで一斉に行進をするには、日頃の鍛錬がいる。 また、文章に人柄がにじみ出るのは、文章を書くにも、感情を整列させる必要があるからだ。 &nbsp…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

三ヵ月の隠遁生活で影響を受けた本たち[557/1000]

2024.03.08 内田知弥

森にこもった三ヵ月を反省してみれば、とにかく書物にぶつかりつづけた日々だった。量も心掛けたが、何度も読み返すことを大切にした。その中でも特に影響を受けた本を、書きならべてみようと思う。 *** -トーマス・マン「魔の山」…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

「穢多」日本にあった差別[556/1000]

2024.03.07 内田知弥

島崎藤村の「破戒」には、四民平等が宣言されたあとも、依然と差別がつづく「穢多」の素性を隠して生きる教員の苦悩が描かれる。穢多であることを絶対に言うなという父の戒めを破るため、破戒である。 新平民として素性がばれれば、教員…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

満たねば困窮、満ちれば退屈。[555/1000]

2024.03.06 内田知弥

満たねば困窮、満ちれば退屈。 これは、ショーペンハウアーが提示する、救われようのない人間の性である。海からやってくるさざ波のようなものだ。海浜に満つさざ波は、次の瞬間には、海へと引き返し、一瞬たりとも満ちたりた状態でとま…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

人間を創造した神に対する義務[554/1000]

2024.03.05 内田知弥

労働は国民の国家に対する義務である。これは間違いない。そして、古典的習慣によって脳髄の力を強化し、感情の力をもって人生にぶつかり味わい尽くすことは、己の肉体を生んだ親に対する義務、また人間という存在を創造した神に対する義…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

クリスマスに教会のミサに参加する―去年につづき②[553/1000]

2024.03.04 内田知弥

朝いちばん、誰もいない教会に足を運んだ。ミサがはじまるまで1時間以上もある。 こうして朝一で教会に来たのは、だれもいない聖堂の空気を満喫したかったからというのが、第一の理由であり、教会のなかで身を温かくして待っていようと…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

クリスマスに教会のミサに参加する―去年につづき[552/1000]

2024.03.03 内田知弥

隠遁生活を切り上げて、はじめに降り寄った場所は教会である。昨年のクリスマス、諏訪湖のそばにある教会のミサに参加してから、ちょうど一年が経った。今年も同じ教会のミサに参加させてもらうことにしたのだ。 はじめに一言添えておく…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

三ヵ月の隠遁生活に撤退の時がきた[551/1000]

2024.03.02 内田知弥

撤退のときがきた。7月から森の整備をはじめ、8月9月に小屋を建て、10月11月12月は世俗から離れ、隠遁生活をした。 思えば、無邪気で素朴な日々の数々。なんと麗しい時間を過ごせただろう。ゲーテ、トーマス・マン、ニーチェ、…

★千日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 完】

宇宙の創造主(デミウルゴス)は、なぜ現象界をつくったか②[550/1000]

2024.03.01 内田知弥

「感情を大事にする」とは、今日よく使われる表現だ。しかし、その内実は、「お互いに傷つかないよう斟酌する」という意味合いであるように思う。つまり、人間関係を合理性の下、円滑にするため、換言すれば、みなが気持ちよく、平和的で…

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執筆:内田知弥

平成6年生まれ。「草枕月記」の著者であり、詩作や文筆活動を行う現代の隠者です。2023年には自ら森の中に家を建て、自然と共に歩む簡素な生活を実践。1000日連続のブログ投稿を完遂するなど、生の本質や魂のあり方を見つめる真摯な表現活動を続けています。独自の死生観を綴る、希有な表現者です。(Google Gemini)
・1000日毎日投稿 2022.6.20~2025.5.25【完】
ブログ名「草枕月記」に改号 2023.2.6~
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