気分がコロコロ変わるのは自然なこと!気分と上手に付き合う方法

もらとり
番長
ご飯行くって約束したのって、今日だったよね!
もらとり子
ごめん。気が変わったの。その話なかったことで….じゃ
もらとり
番長
・・・。

 

気分がコロコロ変わることを経験したことのある人は、少なくないと思います。

さっきまでは、あんなにやる気で満ちあふれていたのに、ささいなことで気分が180度変わってしまう。

良くなるときはいいものの、急に憂鬱な気分になると、そんな自分に困惑したり、嫌気がさしたりすることもあるかもしれませんね。

 

もらとり子
そうね…。ドタキャンまでしちゃって、後味はよくないわね。
もらとり
番長
そんな事情があったんだな

 

気分がコロコロ変わることって、いたって自然なことです。

生きているかぎり、心は常に外からの刺激をうけて、反応しつづけているから。

 

おさえておきたいことは

  • 気分は「自分が」生み出しているものではなく
  • 「心が」自然と反応して変化しているもの。
  • そんな気分も自分で決めることができる

ということ。

 

ボク自身かつて、10日間の瞑想合宿に2度参加したことがありますが、1日10時間、ひたすら瞑想をして、心を観察しつづけていました。

心って本当に気まぐれで、瞬間瞬間、変わるものです。

とむ
「自分が気分を操っている」っていう主体感を手放して、気分の変化するままに、身を任せるのもいいんじゃないかって思います!

 

 

1 気分がコロコロ変わるのは自然なこと

気分がコロコロ変わるのは

人の心の性質を考えればいたって自然なこと

 

生きているかぎり、人には感覚があります。

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。

人の心は、この五感」+「思考」に反応して、変化しています。

 

簡単にいいなおすと、

  • 一瞬一瞬の体験と
  • そのときの思考によって
  • その瞬間の気分が決まる

ということです。

 

  • ポカポカ暖かくて、陽気な日には、気持ちも穏やかになる
  • 海の波を見ていると、心が洗われるような気分になる
  • 温かい飲み物を飲むと、ホットする
  • 温泉に入って身体の芯から温まると、気持ちも前向きになる
  • 大好きなものを食べると、ハッピーになる
  • ランニングをすると、なんだかスッキリする
もらとり
番長
旅行で楽しい思いができるのも、新しい刺激から、新しい気分を得られるからだな!

 

だから、一週間前の気分と今の気分は、違っていることのほうが自然ですし、

1日の中で、気分が高まったり沈んだりしても、なんら不思議なことではないということですね。

 

友達、パートナーとご飯に行く約束をする。

約束したときは、あんなにも楽しみだったのに、いざ当日になると途端に行きたくない。

結果、ドタキャンをしてしまう。

もらとり子
私のことね…!

 

これは本当によくあること。

ドタキャンされた側は、悲しみや怒りをおぼえるかもしれませんが。

もらとり
番長
傷ついたぜ…。

 

逆にこんなこともあります。

当日になって行くのがすごく面倒くさかったのだけれど、いざ行ってみるとすごく楽しかった。

あんなにもめんどうくさかったことが嘘のように、すごくいい気分。

もらとり子
確かにある。先入観ってあてにならないものよね

 

人は気分を自分で生み出していると錯覚します。

けれど、気分は自然と生まれるもの。

 

もらとり
番長
「自分が気分をつくっている」という主体感を手放して、心の変化するままに身をまかせてみると、より自然体でいられるということだな!

 

2 気分がコロコロ変わるとき、反応するのをやめてみる

気分の変化が激しいときは

反応するのをやめてみること

 

気分がコロコロ変わるのは、『五感+思考に反応しすぎているから』、といえますね。

そんなときは、反応するのをやめてみることです。

 

面白いことに、意識しないところで人は常に反応しつづけて生きています。

  • アプリの通知に反応して、気づいたらスマホを操作している
  • リコメンドに反応して、気づけばYoutubeをずっと見ている
  • 嫌いな人とすれ違いそうなとき「嫌だな~」という思考に反応して、遠回りをする
  • 家に帰ってくるやいなや、テレビをつける

 

どれも、無意識に行われていることですよね。

自分が反応していることに盲目的であれば、気分も盲目的に変わり続けます。

無意識にスマホをさわる→無意識にSNSを開く→無意識に誰かの情報を見る→無意識に一喜一憂する

 

そんなことが、当たり前のように起きているのですね。

もらとり
番長
そう考えると、自分に無自覚であることって恐ろしいな…
もらとり子
ほんとにね。昨日ついケーキを食べてしまった時も反応的だったわ。
とむ
ちなみに、自分の感覚を観察して反応しないようにするのが、瞑想だね!

 

  • 人は快の感覚に反応すると、その行動をより好むようになり
  • 不快な感覚に反応すると、その行動を退けようとします

 

気分がコロコロ変わったり、一喜一憂したりして、感情的に行動してしまうときは、『反応しない練習』をしてみるといいかもしれませんね!

 

瞑想をして自分を観察するもよし!

何かをするのではなく、ボーッとする時間をつくってみるのもよし!

 

これ、やってみると、意外と難しいです。

ボーッとしてるだけでも、気づけば反応的にスマホを手にとってしまうなんてこともあります(笑)

 

そんな時は、一回立ち止まって、反応しないように練習してみてください^^

瞑想のやり方は、こちらの記事で紹介していますので、ぜひお試しあれ!

 

3 気分がコロコロ変わるのなら、体験を自分でつくってみる

気分を決めるのは、『五感体験』と『思考』ですが

実は、今この瞬間の気分は自分で決めることができます

 

その方法が、『追体験すること』です。

 

人の気分を変えるのは、五感+思考でしたね。

ということは、五感と思考を自分で決めてしまえば、気分も自ずと変化するということです。

 

もらとり
番長
ほへ!? 確かにそのとおりだけど、そんなこと実際にできるのかいな?

 

1つ簡単なワークをやってみましょう。

5つの手順ですぐにできるので、ぜひやってみてください。

 

今すぐ気分を変えるワーク

  1. リラックスできる環境で目を閉じる
  2. 過去の気分が良かった体験を思い出す
  3. 最高によかった瞬間の、五感体験を思い出す
  4. その時、頭に浮かんでいたことを思い出す
  5. その時、どんな感情(気分)だったのか、身体で感じてみる

 

もらとり
番長
五感体験ってどういうことだ?
もらとり子
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚のことじゃない?
もらとり
番長
ああ、そうだった。俺が過去最高の気分だったのは、番長の座を勝ち取れたことだったな。
もらとり子
五感体験してみると?
もらとり
番長
隣町のボスがひざまずいていて…「お前が….真の番長だ」って声が聞こえて….汗のにおいがして…..全身の筋肉が痛みを帯びていて…..口の中は少し血の味がした。
もらとり子
すごい体験だね!その時どんなことが頭に浮かんでた?
もらとり
番長
「ついにやったぞ…..!」って….。すごく達成感に満ちあふれていた….。
もらとり子
じゃあ、五感体験と、その時の思考・感情をじっくり味わってみて!
もらとり
番長
・・・・・。
もらとり子
・・・・・。
もらとり
番長
・・・ハッ!
もらとり子
なんか変化あった?
もらとり
番長
当時の満たされた気分になってきたぜ….。不思議だ…。

 

ここでのポイントは、五感体験をリアルにありありと描くこと。

そして、頭の中に浮かんでいるもの、感情をしっかりと味わうことです。

  1. 何が見える?
  2. 何が聞こえる?
  3. どんな匂いがする?
  4. どんな感覚がする?
  5. どんな味がする?
  6. 頭の中に何が浮かんでる?
  7. 嬉しい?悲しい?どんな感情を抱えている?

 

目をとじながら、当時のことを思い出して、ガッツポーズや、バンザイをしたり、実際に身体を動かしてみるのも効果的ですよ!

最高に気分が良かった過去を追体験すると、今の気分が驚くほど変わってしまうのです。

 

4 まとめ

ここでお伝えしたかったことは、次の3つ。

  1. 気分がコロコロ変わるのは、『一瞬一瞬の五感体験』と、『そのときの思考』によって決まるものだから
  2. 気分がコロコロ変わっても大丈夫。振りまわされがちなときは、『反応しない練習』をしてみて!
  3. いまこの瞬間の気分は、『過去を追体験する』ことで、自分で決めることができるよ!

 

以上、気分と上手く付き合う方法でした!

ぜひやってみてください。

ではっ!

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