読者が増えない悲しさ/自分がいいと思ったものを信じる強さを持て[107/1000]
岐阜、笠置山。山ごもり7日目。朝から孤独に潰されそうになっている。 「自分がいいと思ったものを信じる強さを持て。」やっとの思いで自分を奮い立たせることができた言葉はこれだった。 100日間書き続けても、読者…
岐阜、笠置山。山ごもり7日目。朝から孤独に潰されそうになっている。 「自分がいいと思ったものを信じる強さを持て。」やっとの思いで自分を奮い立たせることができた言葉はこれだった。 100日間書き続けても、読者…
岐阜は笠置山。山ごもり6日目。 6日目にもなると、目新しいことはほとんどない。いつものように、一本歯の下駄を、一定のリズムで地面に歯を叩きながら、展望台に向かう。展望台といっても、大きく剥き出しになった岩の塊が「展望台」…
笠置山、山ごもり5日目。 朝からとても悲しい。悲しいことがあったのではなく、心が悲しみを作り出し、思い出している。取り越し苦労は厳禁として、気を起こさないように心がけても、心の癖は意志1つで簡単になおるものではない。 &…
笠置山での山ごもり生活。1日1食、かぼちゃと玄米で過ごして4日目となる。 心のデトックスが始まった。次から次に弱い自分が出てくる。特にひどいのが食欲で、あれも食べたい、これも食べたい、と身体が悶え苦しんでいる。今朝、展望…
岐阜は笠置山。山ごもり生活3日目。 今日も一本歯の下駄に履いて、20分ほど歩いて展望台へ向かう。一本歯の下駄は、平安時代、山の中で修行をする僧侶が上り下り歩く時に履いていたと 言われていおり、これが由来となって、天狗下駄…
岐阜は笠置山。山ごもり生活2日目は、寂しさと共に始まった。 空を見上げると、陽は既に顔を出しているようで、木々の間にほんのり焼けた鱗雲が見える。今日は晴れてくれそうでよかった。雨が降れば、2日目にして手元の電気が尽きてし…
岐阜県恵那市は笠置山(かさぎやま)にいる。 どうしても静かな場所で本を集中して読みたくて、今日からここで、山ごもりをすることにした。直近の計画である、自然の中の拠点づくりをどうするのかも考えながら、とりあえず水と食料が尽…
毎日言葉を書くことを始めて、今日で100日目。何か特別なことを書かなければ!と勝手に頭が考え、何も書けなくなる現象に見舞われている。 100日目は華々しく迎えられたどころか、さっそく出鼻をくじかれ、疾走感を失った状態での…
日ごとに秋も深まり、明け方も少し寒くなった。 今朝5時、今日を生きたくないと憂鬱な自分がいた。久しく弱気な自分をただ感じていると、「もう少し寝かせてくれ!」と身体が叫んでいるのが分かった。「ああ、なるほど、もうちょっと寝…
今日も実家には泊まらず、近くの山の麓で朝を迎えた。 この山は、15分もあれば山頂まで登れてしまう。山には失礼だが、展望台からの景観は平凡で、町を一望するためだけにここに来る人は、ほとんどいない。 しかし、私にとってはドラ…