BTM(Break the moral)作戦④-檻を突き破りつづけること[433/1000]
道徳に反旗を翻すことを血に誓い、はや数日が経った。私の日々は、相変わらず爽快の一言に尽きる。朝の6時から家づくりに夢中になり、気づけば夕刻になっているという具合である。それからご飯の準備をしながら、今日の記事を書かなけれ…
道徳に反旗を翻すことを血に誓い、はや数日が経った。私の日々は、相変わらず爽快の一言に尽きる。朝の6時から家づくりに夢中になり、気づけば夕刻になっているという具合である。それからご飯の準備をしながら、今日の記事を書かなけれ…
道徳の鳥かごを突き破り、自由な大空へ飛び立たないか。ありきたりな例えであるが、教条化した道徳は、本当に鳥かごそのものである。知らぬ間に自分を束縛し、秩序正しく生きる善良な市民となり、悪事をなさない代わりに、どこにも飛び立…
Operation Break the moral. 略してBTM作戦を決行してから、調子がみるみるよくなっている。いかに道徳観念に縛られ、全身の血流を悪くしていたのだと自覚する。生きることに楽しさを感じられず、力の湧い…
道徳に反旗を翻そう。悪よ目ざめるのだ。こんなことは大っぴらに言えやしない。それに、道徳を破ることの恥の意識を失えば、人間から美は失われる。しかし、道徳よ、教条的となったお前は、今日、強大な宗教となりすぎた。何も抗うことを…
自己の善なる心に殺されそうになる。そんなことはしてはいけない。もっとちゃんとしなきゃだめだ。罪悪感として生じる善人性が、結果として自己を苦しめ、再起不能にまで貶める。理想の高い人間や、自分に厳しい人間ほど、こうした傾向に…
習慣となった道徳律や、自身に無意識に課している禁止事項が、知らぬところで生命燃焼の足枷となっていることがあるかもしれない。燃え尽きてその日を死んでいくように眠りにつきたいのに、善悪観念に引っ張られるあまり、不燃を起こすこ…
自分という存在がかぎりなく小さくなって、命の灯さえ消えてしまいそうである。ほんの少し風が吹くだけで今にも消えそうな炎は、かつては多くの人間に囲まれてきたものであるが、今はなんとも孤独であり、このまま消えても誰も気がつくこ…
しあわせな人間とは、自分の命をささげたいと思える対象をもつ人間である。家族や仕事、愛する女性のために、自分のすべてを犠牲にしてもいいと思える人間はしあわせである。ふしあわせとは、そんな対象をもたず、自分のためにしか生きら…
宇宙より生まれしとき、エネルギーを授かる。これを元気という。生命は、この気を再び宇宙に還すために、その生をまっとうする。その代表的なものが仕事である。仕事は、自己のエネルギーを用い、世界に何かを生産することで、人の役に立…
腐りそうになりながら、なんとか腐らず生きている。否。腐りながら生きている。ほんとうは文章など書く気もないのだけれど、今書くことをやめては、あまりにも情けないだろうというプライドだけで、ぎりぎりのところで踏んばっている。一…