過去の人間関係を清算することの本当の意味。トラウマも清算する

もらとり
番長
これまでの人間関係につかれたぜ….。トラウマもあるし…。もういっそのこと清算してしまおうかな…
もらとり子
ちょっと待って! 『人間関係を清算する』ことの本当の意味分かってる?

 

「過去の人間関係を清算する」というと、

  • これまでの人と付き合うことをやめる
  • 疎遠になる
  • 人間関係のしがらみを断つ

という意味合いでつかわれることが多いです。

 

けれど、実はこれは間違い!

  • 見かけ上の関係はなくなったかもしれないけど
  • 心はずっと、過去に縛られ続けているからです

 

もらとり子
過去のトラウマがいい例ね! 人間関係を断ったつもりでも、心はいつまでも苦しいまま
とむ
そうそう。トラウマのような大きなものじゃなくても、心の中には「未完了の何か」が確かに残っているのね!

 

過去の人間関係を清算することの本当の意味は

  • 過去人間関係に隠れた自分の気持ちを汲み取って
  • 心のしがらみをしっかりと解くこと

 

表面上の付き合いだけをやめるのは、付き合いに隠れた自分の気持ちを封印しているのと同じ。

それでは自分を蔑ろにしていますよね。

 

過去の人間関係を清算することは、決してネガティブなことではなく、前向きなことです。

過去のトラウマを含め、自分の気持ちを1つずつくみ取っていったとき、人は変わるのだと思います。

 

 

1 過去の人間関係を清算するとは、過去の自分を解放すること

過去の人間関係を清算するとは

過去の自分を解放することです

 

過去を振り返ると、大なり小なり、自分の人生に影響をあたえてきた人間関係がたくさんありますよね。

そして1つ1つの人間関係のなかには、『自分の気持ち』が隠れています。

  • 「ありがとう」という感謝
  • 「ふざけんな、バカ野郎!」という怒り
  • 「自分は本当はこうしたいんだ!」という悲しみ

 

本来、そんな感情は、相手とのコミュニケーションの中で発散されていきます。

笑って、泣いて、怒る、その瞬間のなかで、気持ちを汲み取って、感情のしがらみから自由になっているのです。

 

それがうまくいかないとき、感情は「未完了」のまま自分の中に留まります。

未完了のまま人間関係を断ってしまうと、感情は出口を見失った迷路のように、行き場をなくしてしまうのです。

 

もらとり子
相手に気を遣って、自分の気持ちを抑えちゃうことってよくあるよね
もらとり
番長
うむ。トラウマなんかも、まさにこれだな!
とむ
そうそう。過去に負った悲しみが行き場を失ったまま、傷として残っちゃってるんだよね。

 

これらをふまえると、感情が「未完了」のまま人付き合いを断つのは

  • 身体的には自由になるかもしれないけど
  • 精神的に束縛される行為

といえますよね。

 

本当の意味で過去の人間関係を清算して、しがらみから自由になるには

  • 当時の人間関係に隠れた自分の気持ちを汲み取って
  • ありありと感じる(=認める)こと

なのです。

 

2 過去の人間関係を清算するのは、心に存在し続けている人

『疎遠になったけれど、心の中に存在し続けている人』っていませんか?

そんな人との関係に、『未完了の何か』があるのかもしれません。

 

実はこの記事を書いているボク自身、過去の人間関係を大切にしてこなかったことがあります。

自分の本音に気づけていなかったことで自分を蔑ろにしていたし、その本音を相手に伝えられなかったことで、相手も蔑ろにしていた。

 

ただ、自分の本音を深く汲み取れるようになった今、1つ気づいたことがあります。

  • 心の中にずっと存在し続けている人がいて
  • それが、伝えたいことを伝えられないまま疎遠になっていた人だということ

 

まさにこれって、清算されないままほったらかしにされていたものでした。

本当は伝えたいことがあったのに、表に出てこれないまま、封印されていたもの。

とむ
上辺だけの会話で、本音が潜伏したまま、疎遠になってしまった人間関係ですね。

 

先日ごくせん、シーズン1を見たとき、心にひっかかったシーンがあります。

「クマ」という愛称で皆に親しまれる、熊井という生徒の話。

 

クマのオヤジは、個人でラーメン屋を経営していて、クマのために懸命に働いていました。

愛情に満ちた、気さくな人です。

 

ある日、クマが友達と学校からの帰る途中、オヤジさんとすれ違って、こんな会話をしました。

 

オヤジ「おおっ。テルオ!」

クマ「・・・。」

クマの友達「こんちゃ!」

オヤジ「みんな、腹減ってるだろ。ラーメンでも食ってけ。」

クマ「いらねぇよ!これからファミレス行くんだからよ。」

オヤジ「そんなとこいかねえで。な、うちで食ってけ。」

クマ「いらねぇって言ってんだろ!!!」

オヤジ「なんだァその口の聞き方は!!!」

クマ「うるせぇよ!!!このクソオヤジ!!!」

オヤジ「なんだとォォ!!」

 

この後、クマのオヤジは心臓発作を起こし、帰らぬ人となりました。

これがクマにとって、オヤジさんとの最後の会話になってしまったのですね。

 

クマは、自分のしたことを深く後悔します。

本当に思っていたこと、伝えたかった本音を、抑え込んだまま、関係を失ってしまったのです。

 

もらとり
番長
クマの気持ちを考えると、なんかやりきれねぇな….。
もらとり子
うん….すごく胸が痛む。
とむ
気になると思うから、続きも言おうか…!

 

オヤジさんを失ったクマは、やり場のない後悔に縛られて、家を飛び出します。

そして自暴自棄になる。

 

そんなクマを、ヤンクミが見つけて、クマの気持ちを引き出してあげるのです。

 

クマは後悔とともに、涙をボロボロと流します。

「オレ取返しのつかねぇことしちまったよ…」って。

そして、こんな一言をポロッと漏らすのですね。

 

クマ「オレ….なんも親孝行することができなかった….。」

 

親孝行することができなかった….は、「親孝行がしたかった」というクマの本音です。

オヤジへの「ありがとう」っていう感謝の気持ち、「世話になったオヤジを助けたい」「楽してほしい」という本音。

 

……..そんな本音をクマ自身が、しっかりと認め、消化できた瞬間でした。

この後、クマは見事にオヤジとの人間関係を清算して、、立派に店を継ぐのです。

 

もらとり
番長
すげえいい話だな…!
とむ
これは、ボクがごくせんの全エピソードの中で好きな話の1つです!(シーズン1・エピ11)よければご覧あれ!

 

話が少しそれましたが、ここでお伝えしたかったことは、

もし、心の中に存在し続けている人がいるのなら

未完了の本音が隠れているかもしれないよ!

ということですね。

 

3 過去のトラウマを含む人間関係を清算する方法

過去の人間関係を清算するには

当時の本音を、感情と一緒に感じること

 

昔のだれかに何かを伝えたかったとしても、実際に当時の人に会って伝えるのは、現実的にむずかしいですよね。

ですが、実際に相手に伝えなくても、自分のなかで本音と感情をくみとれば、しがらみは確実にほどけていきます。

 

もらとり
番長
これは人が主観の世界で生きているから、だな!
とむ
そうそう。客観的な事実が変わっていなくても、自分のとらえ方が変わると、世界は変わってしまうんだ

 

心理学では、「怒り」は「悲しみ」のフタと言われるのですが、人の心って層のようになっています。

そして、心のもっとも深いところにあるのが、善意ですね。

 

 

トラウマになるような大きなものから、些細なことが原因で疎遠になってしまった人間関係まで

  • 「本当は自分はどうしたかったのか」
  • 「本当は自分はどう思っていたのか」
  • 「本当は自分は何を伝えたかったのか」

そんな善意を探ってみてください。

 

そして、クマが涙を流したように

  • 本音と結びついた感情をありありと感じること

をしてみてください。

 

「ああ、自分は喧嘩してしまったアイツと、ただ切磋琢磨したかっただけなんだ!」

「ああ、あのとき空回りして振られてしまったけど、本当は好きと伝えたかっただけなんだ!」

 

こんな風に、自分の深いところにある気持ちを汲み取るだけでも、過去のしがらみはほどけていきます。

もし悲しかったり、辛かったりするのなら、我慢せずに涙を流しましょう。

 

過去の人間関係に結びついたトラウマも、涙とともに感じとれば、確実に弱まっていきますよ。

過去を癒すことを詳しく実践されたい方は、こちらの記事をご覧ください!

 

 

4 過去の人間関係を清算すると、自分の一貫性を取り戻せる

過去の人間関係を1つずつ清算していくと

次第に、自分の中に一貫性がうまれてきます

 

ある一人の男の人の話。

彼は、ごくせんのクマのように、親にきつく当たる時期がありました。

自分のことを分かってくれない。プライドが邪魔をして、素直になれず、物に当たることもあったようです。

 

面白いことに、そんな親との関係を清算してみると、根底には『親に幸せになってほしい』という善意しかありませんでした。

それを認めた瞬間、彼は『自暴自棄の自分も愛のある自分の一部だ』と受け入れることができたのです。

 

過去の人間関係に結びついていた「未完了」を、1つずつたどっていくと、置き去りになっていた『心』を補完することができます。

 

もらとり
番長
「本当はこうしたかった」っていう心の善意のことだな!
とむ
そう。感じ取れていなかった「未完了」のものだね!

 

自分を大切にするとは、『頭』と『心』と『行動』を一貫させることです。

心から喜びを感じながら、自然体で行動し、頭で価値を実感できたとき、人は輝きを見せます。

 

過去、自分の本音を閉じ込めていたとしても、過去のだれかとの付き合いが好きじゃなかったとしても、

当時の人間関係に立ち戻って清算すれば

ずっと自分は一貫して、愛に生きていること

に気づくことができるのです

 

5 過去の人間関係を清算すると今の人間関係も変わる

ここでお伝えしたかったことは、次の3つ。

  1. 過去の人間関係を清算するとは、過去の人間関係に結びついたままほったらかしになっていた、気持ちや感情を汲み取ること
  2. 心に存在し続けている人との関係の中に、「未完了」の何かが残っているかもしれない
  3. 清算すると、頭と心と行動に一貫性が生まれて、今の自分を大事にすることができる

 

過去の人間関係から目を背ける代わりに、しっかりと向き合ってみる。

すると、今目の前にいる人をもっと大切にできるかもしれません。

 

以上、過去の人間関係を清算することでした!

ではっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

孤独が大好きで、24時間内省している人間。 「自分」を大切に生きることについて模索し、「自分」を生きることに全うしている1人の挑戦者です。 日々の学びが、誰かのためになればと思ってブログ書いています!