友達、同僚の一言にイラッとしたけど、言いたいことを言えずに我慢していませんか?
泣きたいくらい悲しいのに、人に悟られまいと必死で平然を装っていませんか?
飛び跳ねたいくらい嬉しいことがあっても、人前だからとクールにやり過ごしていませんか?
自分の感情を抑圧すると、精神衛生上よろしくないのは自明の理ですね。
- ストレス
- 鬱などの心の病気
- 心の不足感
- 身体の不調
の原因になるといわれています。
番長
番長
番長
Contents
1 自分を抑えることがストレスなのは、もう1人の自分が置き去りにされている
最初に知っておいてほしいことが
感情を抑圧すると、『感情を感じた自分』が置き去りにされている
ということです
感情を抑えつけている時、自分の中には2人の自分がいると考えてみてください!
- 感情を感じている自分
- 感情を抑圧している自分
ですね。
泣きたいほどに悲しい気持ちになったのに、我慢すれば『悲しいと感じた自分』が置き去りになっています。
拳を地面に叩きつけたいほどムカツク!と感じたのに、抑えてしまえば『怒りを感じた自分』が置き去りになっています。
全身で飛び跳ねたいほど嬉しいと感じたのに、感情を表に出さなければ『嬉しいと感じた自分』が置き去りになっています。
番長
置き去りにされた自分は、心の中に取り残されつづけます。
真っ暗闇の中、ポツンと1人で「悲しかった」「むかついた」とずっと感じ続けています。
例えは悪いですが、”いつまでも成仏されない幽霊”のようなものかもしれません^^;
成仏されないまま、自分の心の中を彷徨い続けるのですね。
本当は、感情を感じたいのに、感じられない。
置いてきぼりにされるとは、そういうことです。
これが自分に負荷がかかっている状態ですね。
2 自分を抑えてもいいけど、置き去りにされた自分を迎えに行こう!
心健康に過ごすには
置き去りにされた自分を迎えに行く
必要があります。
番長
番長
心には渦のような時間軸が存在しているとボクは思っています。
渦の中心が遠い過去、外側が近い過去ですね。渦の終わりは、今です。
置いてきぼりにされた自分は、それぞれの時間軸でさまよっています。
- 先生に怒られて、机を廊下に投げ出され、悲しい思いをしたのに、思いっきり泣けなった小学1年生の自分
- 友達に上履きを隠されて悔しかったけど、思いっきり悔しがれなかった小学3年生の自分
- いじめのターゲットにされて、悲しいけど怖くて、つい我慢してしまった中学生の自分
これらが、渦に点在しているというイメージですね。
渦の中心に行けば行くほど(過去に戻れば戻るほど)、より本質的になります。
子供時代の深い傷を癒して、過去のとらえ方がガランと変わると、これまでの悩みが嘘のように解決することがあります。
これは、渦の中心部で、滞っていた自分のコアな感情を解放できたからです。
現実社会に適応するとなると、感情をいつも表に出すことが難しいときがあります。
会社の上司に叱責されて、ムカツクからといって、みぞおちに怒りの鉄槌(てっつい)を食らわすわけにもいきません。
番長
抑圧してしまった感情は、後から出してあげれば大丈夫です。
置いてきぼりになった自分を迎えに行ってあげましょう!
そのために、おすすめの方法が今から紹介する1日の終わりに感情を清算できる習慣です。
3 抑えてしまった自分を解放する1日の終わりにできる習慣
やることはシンプル!
1日の終わりに、1日を追体験して、置き去りにされた感情をしっかり味わう
これだけです。
番長
- リラックスして目を閉じる
- 1日を朝から追体験していく
- 出し切れなかった感情を追体験する
STEP 1 リラックスして目を閉じる
まず、リラックスできる状態で目を閉じます。
- お風呂に入りながら
- 布団で横になりながら
- 瞑想しながら
どれでも構いません。
ボクがいつも指標にしているリラックスの基準は、
腹式呼吸で、1分間に5~6回の深い呼吸がリズムよく自然にできる状態です。
人の理想の呼吸は1分間に8~10回と言われています。
人によって誤差はありますので、「リラックスできてるなあ~」と思えるくらいの呼吸を目指しましょう。
ストップウォッチで自分の呼吸のリズムを図ってみても面白いですよ。
STEP 2・3 1日を朝から追体験していく
十分にリラックスできたら、置いてきぼりになった自分を迎えに行きましょう。
やることはとっても簡単!
今日がどんな日だったか、朝からもう一度追体験していくことです
朝起きて、顔洗って、歯磨きして….あ~今日の目覚めはあんまり良くないな~….といった要領ですね。
追体験していくと、こんな場面に出くわします。
- 「この時、こうすればよかった」
- 「この時、こう伝えればよかった」
- 「ああ、実はこのとき私は〇〇が怖かったんだ」
- 「あれ、この時私って〇〇で悲しかったんだ」
そんな場面に出くわした時のポイントが
実際に声に出してみることです!(←めっちゃ大事)
番長
- 「この時、こうすればよかった」→「私は、本当はこうしたい!」
- 「この時、こう伝えればよかった」→「私は本当は〇〇なんだよ。」
- 「ああ、実はこのとき私は〇〇が怖かったんだ」→「〇〇が怖い」
- 「あれ、この時私って〇〇で悲しかったんだ」→「〇〇で悲しい」
実際に声に出すと、気持ちがスッと楽になることを感じると思います。
「あ~、これが本当の声だったんだ~」ってな具合にね!
実はこの方法、本質はこの記事と同じで、1日バージョンにアレンジしたものです。
ここでは、1日の終わりに感情を清算しましたが、過去にもっと戻って感情を清算することもできますよ!
4 まとめ
ここでのポイントをまとめると
- 感情を抑圧で苦しいときは、もう1人の自分が置き去りにされてるよ!
- 自分の中には渦のような時間軸が存在していて、置き去りにされた自分は各所に点在してるよ!
- 抑圧された自分を解放するためには、過去に戻ってもう一度追体験すること!
- 追体験するときに大事なことは、実際に声に出してみること!
- もし出来そうなら、過去に戻って置き去りにされた自分を追体験してみてね!
番長
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