人が嫌い、関わりたくない!という自分を生きて5年。変わったこと

最初にこれをお伝えしたい。

もし、今あなたが「人が嫌い」「人と関わりたくない」と思っているなら、無理して関わらなくても大丈夫。

それよりも、「どうしたら自分の気持ちを大切にできるか」を第一に考えてみてはどうだろう。

 

私はかつて、人付き合いがとても苦手でした。

人と会う度に神経を消耗し、帰りの電車で一人になると、ドッと疲れに襲われるなんてことが日常でした。

もともと1人静かに内省する時間がとても好きだった、ということもあるかもしれません。

 

当時の私は、「人に会いたくない」という思いを深く掘り下げることにしました。

そして、1つの気持ちにたどり着いたのです。

嫌われて傷つくことが怖い。

『自分じゃない自分』を生きていることが苦痛。

 

これが心の底に眠る本音でした。

 

「明るい」「爽やか」と言われていた私の根底には、『自分は他人から好かれない』という自己否定的な中核信念が根付いていたのです。

だからどんなに親しい友達と接していても、心のどこかには『私は他人から好かれないのだ』という揺るぎない不安が広がっていました。

 

「人と関わることがすごく怖い。」

 

そんな心の声に気づいてから、「どうすれば本当の意味で自分を大切にできるか」を考えるようにしました。

出した結論が、

  1. 『自分じゃない自分』を生きている時間を減らして
  2. 『本当の自分』を生きる時間を増やす

ことです。

 

要するに、頭が「行け」と命令しようが、心が「行きたくない」と叫ぶのなら、付き合いをやめることにしたのです。

 

そんなことを心がけて、5年が経ちました。

5年前の「付き合いをやめる」という1つの行動によって、今の私はまったく新しく生まれ変わることができました。

 

この記事は、『人が嫌いで、関わりたくない』と感じていた私が、

  • 人との付き合い方をどのように変えたのか
  • 望まない付き合いをやめて、心はどのように成長したか

を紹介していきたいと思います。

 

 

1 人が嫌いで関わりたくないから、人間関係を断捨離した

不本意な人との関わりをつづけているとき、自分は自分を傷つけている。

そのことに気づいて、まずは自分を粗末に扱うのをやめるのだ。

 

私は人との付き合い方を根本的に見直しました。

語弊を生むかもしれませんが、『人間関係を断捨離する』ことにしたのです。

 

『人間関係を断捨離した』と聞くと

  • 「人を捨てる?なんて残酷なんだ」
  • 「関係を断つなんて冷酷な人だ」

思う方もいるかもしれませんね。

 

ただ、これは逆ではないでしょうか。

誰よりも身近にいる自分を粗末に扱ってしまうことのほうが、よっぽど残酷で冷酷だと思うのです。

<追記>

5年たった今振り返ってみると、当時の私は余裕がなかったのだと思います。

自己犠牲の積み重ねで疲れ切った心は、望まない関係から距離を置くことしか思いつかなかったのでしょう。

 

私は、心が望まない付き合いは減らし、その分の時間を心が歓ぶ使い方に変えました。

 

具体的に行ったのが、「飲み会に行くのを辞めること」でした。

 

もともと私はお酒が苦手。

加えて、静かに深みのある対話を好む私は、ワイワイと刹那的な快楽を楽しむ飲み会は、心地よいものではありませんでした。

 

「10」ある内の「9」の飲み会には参加しなくなりました。

学生だった私は、それによって余った3時間を英語の勉強にあて、飲み会で浮いた3000円を留学の費用にあてました。

 

もちろん、急に付き合いを減らせば、「ノリが悪い人」のレッテルを貼られることもあるでしょう。

私の場合も、例外ではありませんでした。

 

ただそれは、「当時の自分が思うほど、重要なことではなかったのだ」と今では思えます。

お酒を飲まないことが原因で、距離を置かれるくらいの関係なら、そこまでの関係です。

それに、自分を大切にし始めたとき、同じように自分を大切にしてくれる付き合いが生じてきます。

 

この5年間の軌跡は不思議なものでした。

自分の心を粗末に扱うかぎり、本当の人との繋がりは手に入れることができない。

まずは、自分が自分の心と繋がる必要があるから。

 

空気を読んで飲みたくないお酒を飲む必要も、相手の顔色をうかがって媚びる必要も、まったくないのですよ!

 

2 人が嫌いで関わりたくないから、1人の時間を大切にした

自分を大切にすればするほど、趣味も膨れ上がる。

趣味に没頭できる1人の時間は、とても贅沢なもの。

 

自分の時間を持つことは、本当に贅沢なことです。

人に合わせすぎて、自分が何者なのか分からなかった私にも、好きなことがどんどん見つかりました。

  • 言葉を綴ること
  • 本を読むこと
  • ウクレレを弾くこと
  • 旅に出ること
  • ゲームをすること
  • 映画を観ること
  • 勉強すること
  • 物思いに耽れること
  • 大切な友達と会うこと
  • 一人静かに内省できること

 

不思議なことに、「人が嫌いだ」と思っていた私も、趣味から繋がる人間には好感がもてました。

旅に出て知り合った友人は一生ものですし、外でウクレレを弾いてて声をかけてもらえたときは、何とも言えない喜びを感じます。

 

もちろん、1人の時間を持ってすぐは、人と関わりたいなんて一切思いません。

ただ、1人でいられるだけで、心はすごく落ち着きました。

 

焦る必要も、急ぐ必要もないのだと私は思います。

ゆっくりと一人の時間を楽しめばいい。ちゃんと自分を大切にしてやればいい。

 

そうすれば、必ず何かが変わっていきます。

 

3 人が嫌いで関わりたくないけど、1人では生きていけない

人は一人で生きていけるほど、強い生き物ではない。

けれど、人は自分を大切にできないほど、弱い生き物ではない。

 

一人になって寂しくないの?と思われる方もいるかもしれませんね。

不思議なことに、人と関わる時間は減っても、人との繋がりはより深く感じられるようになりました。

 

それはきっと

  • 自分の心に寄り添えたことで、自分が自分の傍にいられる
  • 心の感じ方を大切にしているから、人といるとき、繋がっていることを強く感じられる

からなのだと思います。

 

孤独感というものは、1人の時に感じるものではなくて、心が置いてきぼりになっているときに感じるものです。

たとえ、見かけの付き合いは減って孤独に見えても、孤独感を抱えることとは別の問題です。

 

ただ孤独になった私は、あることを学びました。

「一人が好きだけれど、ずっと一人で生きているほど強い人間じゃない」ということです。

 

そんな学びを経て、私は人を大切にすることを始めました。

不思議ですね。自分を大切にして一人になった結果、他人も大切にできるようになるなんて。

 

今大切にできている人とは、各々のルーツ、仕事への想い、コンプレックス、悩み、すべてさらけ出すことができます。

自分の本音を伝え、相手を尊重しあえる対等でアサーティブな関係になりました。

 

これは、以前の自分には到底考えられないことでした。

自分の根深いところにあるものを、人に知られるなんて、死活問題でしたから。

 

こんな関係を築くことができたのも、やったことはただ1つ。

  • 自分を粗末に扱うのをやめ、不本意な関係を断ったこと。

 

目の前に訪れる飲み会を行かなかったことから、すべては始まりました。

心のどこかで「人と会うことが嫌いだ」「人と関わりたくない」と思っているのなら、それを認めてあげればいい。

 

「孤立してしまうかも…」と不安に思わなくても大丈夫。

自分を大切にした先には、大切に思える出会いが待っているから。

 

4 人が嫌いで関わりたくないけれど本当は人が好きだ

人が嫌いな人ほど、本当は人が好きだ。

心の底は、人と繋がりたくて繋がりたくてたまらないのだ。

 

ここまで読んでもらってもわかるように、「人が嫌い」「人と関わりたくない」という私の想いは、正反対のものでした。

「人が嫌い」なのではなく「人に分かってもらえないことが嫌い」「人に傷つけられることが嫌い」

「人と関わりたくない」のではなく「自分の心を大切にしたい」「心が歓ぶ時間を増やしたい」

 

一度、自分の心に耳を傾けてみると、どんな声が聞こえてくるでしょうか。

もしかしたら、「本当は人は好き」「本当は人と関わりたい」と心は言うかもしれません。

 

皮肉なことに、人が好きであれば好きな人ほど、過去の傷ついた経験で、人が嫌いになってしまうのです。

私がそうでした。

 

私はかつて人一倍、人懐っこい子供でした。すれ違う見ず知らずの大人に次々と話しかけていたほどです。

ただ、ある大人に話しかけた時、「なんだこの糞ガキ。話しかけんじゃねえよ!」と言われたことで、心に深く傷を負ったのでした。

 

これを読んでいるあなたは、どんな子供だったでしょうか。

もしよければ、静かに目を閉じて、思い出してみてください。

 

思いっきり傷ついた子供の自分、その自分が抱えていた本当の想いが見えてくるかも知れません。

 

5 人が嫌いで関わりたくないけれど、心は寂しいのだ

「人が嫌いで関わりたくない」と叫ぶ心でも、人の温もりは欲しいのだ。

矛盾するけれど、心は寂しいと言っている。

 

私はいま旅をしています。

日本一周、東南アジア一周を終えて、今は原付にテントと寝袋をくくりつけて、人をめぐっています。

 

自分の気持ちがしっかりとくみ取れるようになった私は、過去に伝えられなかった本音を伝えてまわることにしました。

  • 高校時代のテニス部のペア
  • 深い付き合いをしたのに、想いをぶつけないまま疎遠になってしまった女性
  • 辞めたあと3年間音信不通になっていた大学のゼミの先輩
  • 以前やめた職場関係の人

 

自分の本音を次々と汲み取っていると、面白いことに気づきました。

誰に対しても、私の心が思うことは同じ。

  • 一人が寂しい。一人が怖い。
  • だからあなたを愛し、愛されたい。
  • 仲良く一緒にいたい。
  • ともに挑戦して、ともに失敗して、ともに立ち上がりたい。

こんな、小さな子供のような叫びでした。

 

人が嫌いで関わりたくなった。

けれど、そんな気持ちも裏を返せば、こんな想いが隠れていたんだなって。

 

私は嬉しかった。

こうして心の声に気づけるようになれたこと、その声を人に伝えられるようになったこと。

 

5年前に行った「飲み会を断る」という1つの決断。

自分を大切にしたそんな行動が、私の人生を変えたのでした。

 

 

こちらの記事では、実体験にもとづいて本音のくみとり方を紹介しています。

もしよければ、読んでみてください。

 

5 まとめ

ここでお伝えしたかったことは次の3つです。

  1. 「人が嫌い」「人と関わりたくない」と思っているのなら、無理をしなくても大丈夫。自分をもっと大切にしていいのだ。
  2. 自分を大切にすれば、自然と道は開けていく。好きなことも見つかるし、対人関係も豊かになる。
  3. 孤独になるかもと不安がらなくて大丈夫。あなたは一人じゃないし、きっとすべてうまくいく。

 

大事なのは、“形”じゃなくて“自分をどれだけ大切にできているか”

人付き合いの数が減ろうと、誘われる回数が減ろうと、惑わされなくても大丈夫。

 

本当に大切なことは、心が知っている。

だから安心して、生きていこう。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    孤独が大好きで、24時間内省している人間。 「自分」を大切に生きることについて模索し、「自分」を生きることに全うしている1人の挑戦者です。 日々の学びが、誰かのためになればと思ってブログ書いています!