こんにちは。とむです。
日記を続けて5年たちます。
感謝ノートをご存知でしょうか?同じ意味で感謝日記とも言います。
感謝ノートは、その言葉の意味のとおり日常に起きた出来事の中で、「ありがとう」と感謝できることを探して書くものです。
こんな感じですね。
・今日もブログを読んでくださる方がいる!ありがとう!
・今日もマックで作業させてもらってる!ありがとう!
・今日も無事に朝が迎えられた!ありがとう!
・第五人格が楽しすぎる!このゲーム作ってくれた人ありがとう! 一緒に遊んでくれている人ありがとう!
・今日も遠くの土地で果敢に挑戦している同志がいる。勇気をありがとう!
とむ
番長
ただ、この記事は感謝ノートを書くことをおすすめする記事ではありません。
『感謝ノートを書く』形よりも、本質的に大切なことは心から感謝することだからです。
その手段の1つとして、感謝ノートが自分に合うと思えば取り入れていただければいいなと思っています。
1 感謝ノートで得られる3つの恩恵
①自己肯定感が高まる
1つ目の効果は、自己肯定感が高まることです。
「え、感謝することと自己肯定感って関係があるの?」
と思われた方もいると思いますが、ありがたいことに感謝すると自己肯定感は上がっていきます。
自己肯定感は、私には無条件に価値がある(I am OK)という感覚で、これは自分への期待値が低いほど高くなります。
例えば、英語のテストで80点を取った時に、自分に100点を期待していれば、「こんなんじゃダメだ!」とできない自分を責めてしまいますが、逆に0点でもいいやと思っていたら、「80点も取れた!嬉しい!」と自分を賞賛することができます。
前者は20%自分を否定していますが、後者は80%自分を肯定できることになりますね。
自分への期待値が低ければ低いほど、肯定できる割合は増えていくということです。
感謝をすると、「今あるもの」に充足感を感じるようになるので、自分への期待値を下げることができるようになります。
それによって、自己肯定感が上がるというわけです。
例えば、自分が五体満足であることに感謝できたとき、普通に働けているだけでも、ありがたい気持ちになりますよね。
ハードルが下がったことで、スーパーマンみたいな働きっぷりができなかったとしても、自分を肯定できるのです。
まとめると以下のような仕組みですね。
自己肯定感があがれば、相関する幸福度も高まっていくので、「感謝」と「幸せ」は切っても切り離せない関係ですね。
②日々の行動が建設的になる
自分が「今あるもの」に感謝できると、毎日の生活が建設的になっていきます。
それは、感謝することでブリコラージュの生活スタイルに変わっていくからです。
ブリコラージュとは、フランス語で「寄せ集めて自分で作る」という意味ですが、ここでの意味は今ある環境の中で自分がベストを尽くせるようになるということです。
つまり、感謝をすることで「ない」ものに焦点が当たっている状態から、自分に「ある」ものに焦点があたるため、今あるリソースの中で創意工夫ができるようになるということですね。
・自分は頭が良くないからできないと思う。
→ありがたいことに自分には勇気があるからやれるかもしれない。・お金がないからやりたいけどできない。
→ありがたいことに10万円あるから、何かできないかな!
・PCがなくてブログが書けない
→ありがたいことにスマホがあるからブログ書けるわ!
・寝る場所がないよー(泣)
→ありがたいことに車があるからここで寝ればいっか(笑)
自分に「ある」ものに焦点を当てるだけで、選択肢は増えるので、その場で足踏みすることは減って前に前に進んでいくことができそうです。
ちなみに僕は今、本当に車上生活をしています(笑)
案外、普通に生きていけるものですね(笑)
③他者との繋がりを感じやすくなる
感謝は、前頭葉にある共感回路が生むものであることが脳科学で分かっています。
感謝をすることで、共感回路が活性化するので、他人と気持ちを共有できるようになります。
つまり、他人との繋がりを実感しやすくなるということですね。
例えば、今の自分や、自分の置かれている環境に感謝できているとき、他人に優しくなれたりしますよね。見ず知らずの人にも、挨拶ができたり気さくに関われたりしますよね。
これは、共感回路が働いて、他人の気持ちを汲み取ることができているからです。
だから感謝をして、共感回路が活性化されると、結果的に他人との繋がりを感じやすくなります。
僕自身も、今ブログを読んでくれている方に、心から感謝しています。
だから、オンラインでもオフラインでも交流があるときには、心と心の繋がりをいつも実感しています(^^)/
そういう意味で、気持ちのこもった「ありがとう」は、人と人の心をつなぐ架け橋のようなものですね。
2 感謝ノートの書き方
日常的に感謝している人は、ノートを書く必要性はないかもしれませんが、感謝ノートに書き落とすメリットは、静かに自分の心と向き合う時間がとれることです。
特に、ありがたいと感じていたものが、いつしか当たり前のものになってしまうというのが人が持つ「慣れ」の特性なので、定期的に振り返る習慣を持つというのは効果的ですね。
感謝ノート(日記)の手順
- 今日あった出来事で、感謝できることを5つ思い出して書く。
- 書いたものを見直して、実際に感謝の心を感じてみる。
- 優しくて温かい気持ちになっていなければ、心の本音を書き出す。
- 3の後、もう一度感謝できることを書く。
感謝ノート(日記)の一例
- 気にかけてLINEをくれる友達がいる。ありがとう!
- 話をして楽しい時間をすごせた!〇〇さんありがとう!
- 自分が興味のある〇〇について学べてる!ありがとう!
- 今日も美味しいご飯を食べれていることに感謝!
- 趣味を楽しめることに感謝!
冒頭でも少し書きましたが、形だけになってしまうことが一番もったいないですよね。
1日5つ書くことばかりに気を取られて、ノート(日記)を完成させることが目的になってしまえば本末転倒です。
だから、実際に書いた後に、自分の心が感謝に満たされてホッコリしていることを感じてみてください。
優しくて温かい気持ちで満たされていれば、しっかりと感謝できていますし、もし心が充足感を感じていなければ、自分の心が別の本音を持っているということです。
その時は、感謝ノートから離れて、自分が今感じていることを書きだしてみてください。
心の声をしっかりと拾ってあげた上で、もう一度感謝をすれば、素直に感謝できます。
3 感謝ノートで世界は変わる?
さて、この記事でもし自分に必要だなと思ったら、ぜひ感謝ノートを取り入れてみてください。
大げさかもしれませんが、『感謝』は世界中の人々が繋がるためのキーワードだと信じています。
一人一人が、感謝の気持ちを持てば、世の中から不満が消えて過ごしやすい世界になるかもしれませんね。
というわけで、読んでくださりありがとうございました!本当に感謝です!
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