どうでもいいことで溢れてる。どうでもいいことに悩み、どうでもいいことに関心を集め、どうでもいいことばかり話し、どうでもいいことの価値が信じられる。そうした世界のまやかしのなかで、目を覚ましていたいと願うのだ。https://t.co/Zeq5uIbgyd
— 内田知弥 (@tomtombread) May 27, 2023
生きてさえいれば、他はどうでもいいというが、
ほんとうは生きていることさえ、どうでもいいのではないか。
長老は知恵者であるが、長生きは終点にあらず、
健康は有難いが、人間は病である。
美食も飽食も家族を幸せにするが、
食うことなど、三日三晩忘れていたい。
柔らかな布団は、疲弊した身体を癒すが、
命を祝福するのは、月に照らされた草枕。
女への欲望すら跳ねのけて、
真に欲するものの純恋を歌い、
どうでもいいあらゆる卑猥なものを、
一刀両断するのは悪の力だ。
感謝も笑顔も安心も蹴とばして、
その矛は宇宙の深淵を突き刺そうと願う。
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