草枕月記 -くさまくらつき-

search
  • ホーム
  • サイトマップ
  • 草枕月記とは|執筆者
  • 千日投稿-完
  • お問い合わせ
menu
  • ホーム
  • サイトマップ
  • 草枕月記とは|執筆者
  • 千日投稿-完
  • お問い合わせ
キーワードで記事を検索
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

人間としての使命があるとすれば[472/1000]

2023.10.05 とむ

人間という大きなものを継承して生きている。魂をそこなうよりは、肉体を十ぺん滅ぼす覚悟で生きた人間たちによって、欲望の地に埋没することなく、魂という財産は今日に受け継がれてきたのだ。書物を読めば、命懸けで魂を死守してきた人…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

魂をそこなうよりは、肉体を十ぺん滅ぼすことだ。[471/1000]

2023.10.04 とむ

世間体を気にする親を疎ましがったことのある人間は少なくない。しかし、人様に恥ずかしくない生き方をするために己の襟を正したのが、名誉を重んじた日本人のやり方であった。魂が浮薄し、精神を失った今日では、世間体は沈殿した道徳の…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

いっちょ前に男を演じる。[470/1000]

2023.10.03 とむ

失ってはじめて大切なものだったと気づく。それが愛情であったのなら、なおさらのことである。突然の別れに気持ちの整理もつかぬまま、しかし、これでいいと本当は知っているのである。傷んだ心は放り出したまま、不器用に笑ってみせて、…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

いざ書物の海へ[469/1000]

2023.10.02 とむ

現代、虚無に苦しむ人間は少なくない。私もその一人で、20代の間は虚無を宿敵として生きてきた。生きることの虚ろに耐えきれず、情けない時間も長く過ごした。しかし、それでも虚無を突き破ろうと、見苦しくも抗いつづけるうちに、つい…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

魂にとって糧となるのは、笑いではなく涙である[468/1000]

2023.10.01 とむ

命の花がしぼんで枯れ落ちていく。老いと死の風に無防備に晒されて、寂しさとはただそこにたたずむものである。 森の暮らしに寂しさはあっても虚無はない。しかし、寂しさのためか、つい火を灯して、炎のなかに安らぎをみつけたくなる。…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

人間が人間として生きる意味[467/1000]

2023.09.30 とむ

森の家で過ごすこと2日目、夜中にふと目が覚める。窓の外は深い闇に包まれて何も見えないはずなのだが、なぜだか薄っすら木々が見える。はて、さては月のしわざだなと思い、足元を照らすランタンを片手にとって、夜の森に飛び出していく…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

森の家で初めての過ごした晩。深い闇に包まれて[466/1000]

2023.09.29 とむ

森の家で初めての夜を迎えた。とても寂しく、怖ろしい夜だったが、蝋燭に照らされた部屋は、夢心地のするほど美しく、霊妙さを感じられるものだった。自画自賛というわけではないが、改めてとんでもないものをつくってしまったとひとり感…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

感情をごまかすことなく、そのまま死んでゆけ。[465/1000]

2023.09.28 とむ

最後の窓の取り付けが終わり、ついに森の家が完成した。といっても、まだ最低限の生存機能を満たしたという意味での完成にすぎず、生活していくにはまだ手を加える必要がある。もらってきたペール缶を改造して、料理用のロケットコンロを…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

「月光の森」ここに誕生。[464/1000]

2023.09.27 とむ

森の家に扉がついた。明日、窓枠に窓を張っていけば、機能的な家としてすべて完成する。窓にも扉にも、鍵すらつける予定はないが、性善説を信じるというよりは、悪を犯す力をもちあわす人間と、悪を犯す必要に迫られた人間は、このような…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

五感のすべてが崇高な響きに飢えている。[463/1000]

2023.09.26 とむ

森の家づくりの最後の砦、扉づくりにとりかかったが、本日は気持ちのいいほどの敗北を喫した。これまでの経験をもとに、廃パレットを分解して、扉をつくるところまでは難なくこなした。問題は次である。ちょう番をつかい、扉と家を接続す…

  • <
  • 1
  • …
  • 52
  • 53
  • 54
  • 55
  • 56
  • …
  • 115
  • >

執筆:Tomoya Uchida

二十代、人間を問いながら国内外を放浪した。
砂漠に斃れ、枯れ果てることによって、現代人として養われてきた物質主義観が、完全に死滅することを心の底で待ち望んでいたのだと、今でこそいえる。
物質主義の世の中で窶れ果て、魂の賦活を夢に見て、森の隠者となった。今は素朴な大地に足をつける生活者を目指す。
・1000日毎日投稿 2022.6.20~2025.5.25【達成】
ブログ名「草枕月記」に改号 2023.2.6~
Follow @tomtombread
詳細

【Youtube】草枕月記

  • ホーム
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー

©Copyright2025 草枕月記 -くさまくらつき-.All Rights Reserved.