長距離型と短距離型のエネルギーの扱い[878/1000]
長距離型の人間と、短距離型の人間では、エネルギーの出力方式が異なる。前者は安定したエネルギー出力を得意とし、後者はエネルギーを最大出力を得意とする。どちらも一長一短であるが、時と場合により、エネルギーの扱いを分けられる人…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
長距離型の人間と、短距離型の人間では、エネルギーの出力方式が異なる。前者は安定したエネルギー出力を得意とし、後者はエネルギーを最大出力を得意とする。どちらも一長一短であるが、時と場合により、エネルギーの扱いを分けられる人…
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己の命が誰から与えられたものかを考えれば、己の命を何のために捧げればよいかは自ずと見えてくる。毎日を楽なように過ごし、力を持て余して眠ることが生命的に正しく、へとへとになるまで働ききることが生命的に間違っているとは到底思…
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尽きぬ悪意に気圧されると、金で安堵を得ようとする。そうして文明に堕落していく安逸を、どれほど恥じて、悔いるだろう。ハンス・カストルプは、無力のために煙草をふかし、力を得るのだと戯ける余裕をみせた。それが、弱い心を持つ人間…
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17時に日が暮れる。森は静まり返り、完全な闇に包まれると、夜の獣は痛々しい啼き声で、何かを叫び始める。街では習い事を終えた小学生が帰路につく時間であるが、闇に身を沈めていると、生命は活動を終え、眠りにつく準備をはじめよう…
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不甲斐ない。もらう金の分すら、仕事もできんのか。重機を詰まらせ、手鎌を折り、まったく不甲斐ない働きぶりだった。そんなことを考える己のケツを豪快に蹴り上げようとする力と、温かく慰めようとする力が、心の奥底に同時に迫ってくる…
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あの永遠の苦行と思われた、穴掘りと砕石埋めも、気づけばすべてが終わっていた。気づけば、森にうつくしいヒノキの角材が運びこまれ、何ともいえぬ感動におそわれた。まったく、”自分で”時を歩んでいる認識を…
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冬の訪れは、どうしてこうも怖いのだろう。だが、生きるために戦わねば。身体に燃えるちいさな火を絶やすことなく、薪をくべて燃やしあげねば。 まったく、愛するとは、己の熱を他人に差し出すことにちがいない。ちいさな炎は、別の炎の…
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ああ、熱が奪われる。冬の訪れがどうしてこうも怖いのか。11月、北国の熊は冬眠に入る。十分な栄養を蓄えて、約半年間の眠りにつく。昨年の今頃、私もまた冬眠に入った。完成した森小屋にこもり、薪ストーブの炎に身を寄せながら、じっ…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
悪意に負けそうになるところ、ぎりぎりのところを踏ん張って。苦労を物ともせず、耐え忍び。世に蔓延る無気力と、悪意の波を吹き飛ばし。力強く、愚直に乗り越えていく人間に、世界は自ずと味方するようだ。考えてみれば、当然である。苦…
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】
つまらぬ虚勢であることは認める。だが、男たるもの、常に飢えているくらいがちょうどいい。常に凍えているくらいがちょうどいい。傷だらけの身体で痛みに悶えながら、獣のような鋭い目つきで、天を睨みつけるくらいがちょうどいい。空っ…