最初に、これからヒッチハイクで日本一周をしようと考えているあなたに伝えたい。
ヒッチハイク日本一周は、めちゃくちゃ楽しいから、絶対やっておけ!
….といってもまあ、ヒッチハイク日本一周をイメージできないと思うので、
- ヒッチハイク日本一周の魅力
- ヒッチハイク日本一周に行く前に知っておいた方がいいこと
をとことんまとめていくよ!
Contents
1 ヒッチハイク日本一周は一生残る財産だよ!
ボクにとって、ヒッチハイク日本一周は…..
自分史に刻まれる財産
です!!
ヒッチハイク日本一周の何がすごいかって
- ヒッチハイクという非日常手段を使って
- ヒッチハイカーという非日常的な立場になって
- 非日常的な出会い方をしながら
- 非日常的な場所に行く
わけだから….
必然と非日常的な経験をすることです。
毎日色んな景色を見て、
色んな人と出会って、、、
釣りに連れて行ってもらったり、、、
地元民がトロッコを使って移動してるような
人口1人のちっちゃな集落に行ったり、
鹿児島のローカルラジオに飛び入りでゲスト出演させてもらったり、
熊に怯えながらテントで寝たり、、(笑)
素敵なサプライズで日本一周を応援してもらえたり、
本当に、非日常体験の連続でした。
ボクの旅では、「ヒッチハイクで日本一周してる」という肩書がなかったら
- ラジオに出演させてもらうこともなければ
- 地元民が集まるスナックで歓迎してもらえることもなければ
- たまたま拾ってくれた人が、釣りに連れてってくれるなんてこともありませんでした
- 旅行者として土地をめぐること
- ヒッチハイカーとして土地をめぐること
この2つは全く別物です。
同じ土地をめぐるにしても、自分のおかれている立場が違うだけで、経験の質は全く異質なものになります。
ボクにとってのヒッチハイク日本一周は、2年半たった今でも、自分史の中に大きくしっかりと刻まれていますよ!
2 ヒッチハイクで日本一周すると人が変わるかも
そんな非日常的な経験の連続なので
ボクの場合は、旅を終えたころ全く別人になっていました(笑)
例えば、このブログを始めたのも、実はヒッチハイクで日本一周したことがきっかけです。
それまでのボクは、「自分の経験」や「自分の考え」を不特定多数の誰かに発信するなんて考えもしませんでした。
自信がなかったから。
けど、ヒッチハイク日本一周を通じて
- 94台ヒッチハイクして、色んな人と出会って
- 日本各地で、本当に色んなことを経験したことが
ボクに大きな自信を与えてくれました。
山奥で「死」とスレスレの経験をすることなんて、普通に生活しててまずないですから(笑)
ちなみに、ヒッチハイク日本一周が経緯で始めたこのブログは、2年半経った今も続けています。
ブログはいま、間違いなくボクの人生を豊かにしてくれている宝物です。
ヒッチハイク日本一周は、あなたを進化させるかもしれませんよ!
3 ヒッチハイク日本一周は、流れるままにすると自分らしい旅になる
さあ、ここまで読んだあなたは、今すぐにでもヒッチハイクに行きたい!!と思っていることでしょうw
ただもしかしたら
「いい旅が出来なかったらどうしよう」
と不安を抱えている人もいるかもしれませんね。
そんな方に、お伝えしたいのは
心配しなくて大丈夫!
自然とオンリーワンの旅になるよ!
ということ。
ヒッチハイクで日本一周している人は、今では珍しくないのかもしれないけど、この経験って比較できるものではないです。
旅の感じ方は人の数だけあるし、やった人にしか感じられないものがここにあるから。
周りからは同じ「旅」見えようと、旅から感じることはその人にとって絶対的なものなのです。
だから、ヒッチハイク日本一周は、必ずオンリーワンでプライスレスな旅になります!
強いて1つアドバイスするなら、
流れるままに旅をすること
をおすすめします
旅の醍醐味って、不確定要素だと思うんです。
これは日本一周に限りませんが、運命に逆らうことなく、流れるように旅すると、良くも悪くも、濃い経験ができるって思います。
運転手さんに誘われるがまま、釣りをするのもあり、自宅に泊めてもらうのもあり。
多少、あらかじめ決めていたスケジュールが前後しようと、旅の行方を流れのままに決めたほうが絶対に面白いです。
この旅の不確定要素こそが、旅が旅である所以ですからね!
4 ヒッチハイク日本一周の日程・経路
さて、ここまで魅力をざっくりと伝えたところで、簡単にボクが行ったヒッチハイクの経路を紹介します。
ボクは日本本土の東西南北の端っこ
- 納沙布岬(東)
- 神崎鼻公園(西)
- 佐多岬(南)
- 宗谷岬(北)
を目標に、17日間でまわってきました。
経路は大体こんな感じです!
- 名古屋あたりから、鹿児島まで下って
- 鹿児島から九州をまわって
- 四国をまわって
- 中国(鳥取だけ)をまわって
- 近畿をまわって
- 東京までいっきに駆け抜けて
- そこから北海道まで一気に北上して
- 北海道を一周する
という流れでした!
17日間なので、全都道府県はまわっていません。
以前に行ったことのある地域や、地元はスキップして、行ったところのない地域や、行きたい地域を優先しました!
ボクの場合、時間的な余裕が20日くらいしかなかったので、このスケジュールが限界でした。
よかったらこの記事も読んでみてね。
時間がある人→きっちり47都道府県まわるといい思います!
時間がない人→行ったことない地域を中心に行ってみてください!
5 ヒッチハイク日本一周の予算・宿泊・食事
ヒッチハイク日本一周の予算は、10万円
宿泊は、基本野宿、たまにネカフェ
食事は、外食(自炊はしてません)
です。
ほぼぴったり、10万円を使い切りました。
基本、泊りも移動もお金はかかりません。
かかったのは
- 食費
- フェリー代
- 銭湯代
くらいですかね。
運転手さんに、ご飯をご馳走してもらうこともあったので、そんな時は食事代も浮きます。
なので、10万円という予算はカツカツというよりも、毎日ご当地の美味しいものが食べれて、贅沢だったと思います。
あ、ちなみに銭湯ですが、お風呂に入れないときは
- タオルを公園で濡らして身体を拭く
- 豪雨を利用して身体を洗う
なんて方法をとってました!
せっけんを、身体に伸ばした途端、雨がピタリと止んだときは焦りました(笑)
6 ヒッチハイク日本一周は2人で行くのも面白いぞ!
写真を見て気づいた人もいるかもしれませんが
ボクは友達と2人で
ヒッチハイク日本一周しました
結構日本一周している人を見ると、一人旅をしている人がメジャーだと思いますが、2人で行くのもまた面白いですよ!
例えば、お互いを鼓舞して勇敢になれること。
今回、愛媛にある人口が1人の集落に行ってきたのですが、とにかく山の奥にあってめちゃくちゃ怖いわけです(笑)
もし一人だったら、「全く明かりの無い森の中を登ろう」なんて思わないだろうし、一歩しくったら死ぬリスクをとってまで、危険な道を進むこともなかったでしょう。
けれど、今旅を振り返って1番印象に残ってることって、そんな勇気を振り絞った経験なんですよね。
死を意識したから、生をより強く感じられた。
真っ暗な山奥で、転んでスマホ落として、絶望の淵に立たされながらも、戻ってスマホを見つけたことなんか、今となっては良い思い出です。
何よりそんな共有体験を、彼と得れたことは、ボクにとって本当に大切なことになりました。
7 ヒッチハイク日本一周での出会いはすべてが奇跡
多分これは、これから旅をするあなたも感じると思いますが、
ヒッチハイク日本一周の出会いって本当に奇跡
なのです
- 1台目の車に拾ってもらえなかったら
- 2台目の人とは出会えなかったし、2台目の車に拾ってもらえなかったら
- 3台目の人とは出会えなかったし、3台目の車に拾ってもらえなかったら
- 4台目の人とは出会えなかったし、4台目の車に………
- …..
- …..
- …..
- 94台目の人とは出会えなかった
つまり
1台目の人に拾ってもらえかったら、94台の巡り合わせ全てが変わっていた
ということです。
もし1台目に違う車に乗っていたら、全ての経験は、まったく違うものになっていたでしょう。
そう考えると、ヒッチハイク日本一周って、「ご縁」そのものなんです。
なんかすごくないですか?
出会いってすごく神秘的です。
今わからなくても、ヒッチハイク日本一周したら、
「ああ、ブログで読んだとむはあんなこと言ってたっけ」
と思ってると思います(笑)
まあ、これはあくまでボクの感じ方なので、実際に旅していろいろ感じてみてください。
8 諸行無常の世だから、なおさらヒッチハイク日本一周に行ったほうがいい
旅って本当に無常で儚いですよね。
今ここにあるはずのものも、気付けば過去になくなり
待ち遠しかった「未来」もまた過ぎ去り「過去」になる。
今確かにここにあるはずの楽しい出会いも思い出の中に消え
今感じているはずの楽しい感情や悔しい感情、疲労感も空腹感も気付けば消えていく。
当然、時間は不可逆的で、もうあの瞬間がリアルに蘇ることはない。
人生は、無常で儚い。
―とむ
これ、ボクがヒッチハイク日本一周で感じたことなんですけど、
本当に人生って無常で儚いんですよね。
だからこそ
今あなたがヒッチハイク日本一周に興味があるのなら、やったほうがいい
その気持ちも、時間がたてば、消えてなくなっちゃうかもしれない。
もしそうなれば、本当にもったいない。
だから、思い切って行ってきて!
とにかく人生を加速させたければ、原因を起こしまくるのだ!
どんなアクションでもいいから、行動を起こさないと何も結果は得られない。
けど、行動を起こせば、人生は旅のように自然と流れていく。
これは、ヒッチハイク日本一周を経験したボクが先輩風をふかせてお伝えする最後の言葉です。
行ってらっしゃい!
9 ヒッチハイク日本一周から2年半…先生やめて旅するように生きてます(追記)
ヒッチハイク日本一周を終えたボクは、Teach For Japanのフェローとして中学校で先生をしました。
……が4カ月で退職。
今は
- 毎日車の上で生活しながら(車上生活を2カ月してみた!こんなんでも生きていける。内装も紹介)
- ブログ書いて、動画編集してます
2019年4月から、ついに東南アジアにバックパッカーに行く予定です。
旅旅するように、自由に生きてます。
今振り返っても、ヒッチハイク日本一周はボクの価値観をガランと変えたなって思います。
- 教員採用試験をすっぽかして
- ヒッチハイク日本一周に出た
ことで、リスクを取ることを覚えたのでしょうね。
何度も言いますが、ヒッチハイク日本一周は、興味があるなら絶対にやったほうがいいです。
本当に人生変わるかもよ!
ではっ!
私は55年前の高校3年生の夏にヒッチハイクで日本一周しました 予算は1日150円(1食50円)基本的に持参のテントで野宿 乗り継いだ車の数230台で53日かかりました