大車輪
大きな宇宙に生きていて、自分を見ていて何になる。
荒れ狂う濁流なくして、どうして生命を燃やせよう。
地上に閉ざされ、彷徨いながら、魂はどこに落ちている。
神はいるのかいないのか。自分は誰のものなのか。
宇宙にこの身を擲つか、それともこの身を貪るか。
湖の彼方に憧れて、走り出すも届かない。
宇宙の旋律に身を委ね、奴隷のように服従する。
両手足を縛られて、今ここに心眼を見開く。
ああ人間として生きている。人間として死にたいな。
ぼーぼーと燃え盛る大車輪に乗っかって、
まっすぐ永遠へと向かってゆけ。
やりたくない日にやるからこそ、地上的な慣習は、宇宙的な規律へと、次元を変えていく。気分を重視して、やりたい日だけ行っていては、いつまでも自己から抜け出せず、地上に閉じ込められたままである。
運動律の中に、身を修めるには、自己を超えていかねばならない。https://t.co/AcAp2MCggq— 内田知弥 (@tomtombread) March 15, 2023
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