番長
「自分はつまらない人間だ。」と自分を卑下(ひげ)しているあなたに、最初に知っておいてほしいことがあります。
“あなたは決してつまらない人間なんかじゃないよ!”ということ。
どうして、あなたはあなた自身のことをつまらないと思うのでしょう?
- 人と面白い話ができないから?
- 大した特技も、趣味もないから?
- 自分の意見が持てないから?
- どこにでもいるような、平凡な生活を送っているから?
もし、仮にそうだったとしても、それはあなたが「つまらない人間」である理由にはなりません。
実は、僕も大学生になるまで「自分は退屈で、何の面白味もない人間」だと思っていました。
人と会う時は、「退屈って思われたらどうしよう」と不安を抱えていて、人と深く関わることを避けることもあったり…(笑)
当時からしてみれば、今こうして自分の考えをブログで発信したり、ヒッチハイクで日本を一周したりするなんて想像すらできません。
今は、自分なりに自分の面白さを定義できるようになりました。
自分を退屈だと感じるのは、自分の面白さにまだ気付けていないだけなのです。
Contents
1 誰にとっての「つまらない人間」なのか?
①「面白い」の定義は人によって違う。
②今の環境だけで、あなたのことを「つまらない人間」と決めることはできない。
「自分はつまらくて面白くない」と思ってしまうときに注意したいのが、誰にとって「つまらなくて面白くない人間」なのかということ。
- パートナー?
- 友達?
- 職場?
- サークル仲間?
- グループのメンバー?
仮に、おもしろくないと思われたとしても、それは今の環境に合っていないだけです。
例えば、内省気質で読書と勉強が好きな人は、ナイトクラブが大好きなパリピ集団の中では、”ノリが悪くて面白くない人間”だと思われますよね(笑)
一方で、勉強熱心で知的好奇心が旺盛なグループの中では、深い思考力があって、見識があって魅力的な人と思われます。
人が面白いかどうかというのは、環境相手に依存してしまいます。
環境の「面白い」という定義に合えば、あなたは面白いのですし、合わなければつまらなくなってしまうのです。
今いる環境は、全体の一部に過ぎません。
あなたのことを面白いと思う人は、日本を探せば他にいくらでもいるはずです。
ちなみに、僕は大人数でのワイワイ系の飲み会が苦手です(笑)
話の表面ばかりをすくう会話におもしろさを感じなくて^^;
だから、そういう飲み会はあんまり好きじゃないし、自分から参加することもほとんどありません。
そんなノリの悪かった僕なので、大学のサークルの一部の人からは、「つまらんヤツ」の刻印を押されていたと思います(笑)
けど、別にいいんです。
自分はその環境とは、相性が合わなかっただけなのですから。
2 「つまらない人間」になってしまう原因
③自分を「つまらない人間」だと思うのは、個性がないから。
④個性がないのは、過去のつらい経験によって自己を犠牲にしているから。
確かに、いくら環境のせいと言ったところで、自分のことをつまらないと思っていたら、悩みは解決しませんよね。
「自分を面白くない」と感じるのは、“個性がないから”です。
なぜ、個性がなくなってしまうのかというと、
周囲の意見ばかり気にして、自分の気持ちを無視してしまうからです。
なぜ、自分を犠牲にして、周囲の意見を気にしてしまうのかというと、
人に嫌われることが怖いからです。
人に嫌われることが怖いのは、
「人に嫌われたら、生きていけない」という考えが心のどこかに眠っているからです。
「人に嫌われたら、生きていけない」という考えは
子供の頃に、人に嫌われて辛い思いをした経験があるからです。
要するに、過去にあった「もう二度と味わいたくない経験」が、あなたの個性を奪ってしまったということです。
ちなみに、僕もずっと個性がなくて何のおもしろみもない人間でした。
人に嫌われることをずっと恐れていたのですが、根本にあったのは、テニスコーチの厳しい指導で、ずっと辛い思いをしていた経験でした。
大学生になる頃には個性以前に、自分が一体何者なのか分からなくなっていました。
3 「自分はつまらない人間」と卑下するあなたが変わる条件
⑤自分が「つまらない人間」と思うのは、まだ自分の面白さを知らないだけ。
⑥「つまらない人間」を辞めるために、自分を卑下することを辞める。
ここで、1つ提案なんですけど、
「つまらない人間」をやめて、「面白い人間」になっちゃいませんか?
「自分じゃなれない」なんて思ってないですよね(笑)
過去の経験から、「誰かに嫌われたくない」と思う気持ちは、確かにありますが、誰でもなれます。
ただ、1つだけ条件があります。
それは、あなた自身が「自分らしく生きる意志を持つこと」です。
いくら、方法論を実践しても、自分のことを退屈な人間だと卑下していたら、いつまでも変わりません。
これ、精神論に聞こえるかもしれますが、精神論ではなくて根拠もあるんです(笑)
人は、自分の信念を通して、思考や感情、行動を生むので、もし「自分はつまらない人間だ」と思っていると、本当につまらない人間のようにしか振る舞えなってしまいます。
詳しくはこちらの記事にまとめております。⇒自己肯定感を高める方法!認知行動療法でガランと自分を変えられる?
まずは、自分のことを「つまらない人間だ」と卑下するのをやめましょう。
それは、ただの思い込みであって、事実ではありません。
あなたはまだ自分の面白さに気付いていないだけなのです。
4 「自分はつまらない人間」と卑下するあなたが変わる方法
⑦自分を大切にすることが、自分らしく生きる唯一の方法。
⑧自分らしく生きるために、自分の気持ちを知覚し、実践する。
つまらなくなってしまう原因は、「個性を見失っている」ことでしたよね。
だからやるべきことは、“失われた個性を取り戻すこと”です。
個性を取り戻すというのは、『自分の気持ちに素直に生きること』です。
「なんかありきたりだな~」と思われたかもしれませんが、素直に生きれている人って多くないですよ。
素直に生きるためには、
- 気持ちの知覚
- 気持ちの実践
が必要です。
【1. 気持ちの知覚ができていない例】
- 身体が悲鳴をあげているのに、無理に仕事に行く
- どう思われるかを気にしすぎるばかり、思いもしないことを言ってしまう
【2. 気持ちの実践ができていない例】
- 仕事を辞めたいと感じているけど、先が不安で中々辞めることを思い切れない
- やりたいことがあるのけど、「自分では無理だ」と思ってやろうとしない
そもそも自分の気持ちを知覚できていない人もいれば、知覚できていても実践することができていない人もいます。
知覚と実践の繰り返しで、初めて自分の個性を取り戻すことができるのです。
I. 自分の気持ちを知覚する
僕がおすすめする、自分の気持ちを知覚する方法は、ただ1つ!
“日記をつけること”です。
日記の何がいいかって、やっぱり文字を書く行為を通じて、自分の内面と向き合えることです。
特にもし、自分がつまらない人間と感じているのであれば、なおさらご自身の感性とじっくり向き合う時間をつくることをおすすめします。
自分が、どんなことに喜びを感じたのか、どんなことに悲しみを感じたのか、どんなことに感動を覚えたのか、じっくりと向き合っていると、「自分」というものが分かってきます。
僕自身も、日記はかれこれ4,5年続けています。
本当に一切の誇張なく、僕は「書く」ことを通じて「新しい自分」に会えたって思っています。
II. 自分の気持ちの実践
自分の気持ちに気付けるようになったら、その気持ちに素直になりましょう。
もし、仕事をやめたいと思っているのなら、辞めてもいいのです。
もし、一人の時間を過ごしたいのであれば、友達からの誘いを断ってもいいのです。
もし、嫌いな人と関わりたくないのであれば、関わらなくてもいいのです。
もし、旅がおもしろそうだと思えば、旅に出てもいいのです。
行動に移すことで、初めて自己は「自分」でいられます。
自分が喜びを感じることや、面白いと感じる感性を、見過ごさないでください。
そこに、あなたの個性があって、それを行動に移すことこそが、あなたが唯一無二の「面白い人間」になる方法ですから。
「行動に移せるか不安だ。」と感じていても、安心してください。
もし行動に移せなくて、悔しい思い、辛い思いをしたら、その時はもう一度その気持ちを知覚してください。
自分の気持ちを知覚することを続けれいれば、自然と行動にも繋がっていきます。
自分を大切にしていれば自然と、人は自分らしく生きられるようになっているからです。
だから、実践ができないであれば、しっかりと自分の気持ちを知覚してみてください。
5 まとめ
番長
①「面白い」の定義は人それぞれ違う。
②今の環境だけで、あなたのことを「つまらない人間」と決めることはできない。
③自分を「つまらない人間」だと思うのは、個性がないから。
④個性がないのは、過去のつらい経験によって自己を犠牲にしているから。
⑤自分が「つまらない人間」と思うのは、まだ自分の面白さを知らないだけ。
⑥「つまらない人間」を辞めるために、自分を卑下することを辞める。
⑦自分を大切にすることが、自分らしく生きる唯一の方法。
⑧自分らしく生きるために、自分の気持ちを知覚し、実践する。
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