「とむ」の記事

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

感動とは力によって奏でられる神の演奏。われわれは神の壮大な演奏のなかを生きている。[796/1000]

ドドドーンという凄まじい地響きとともに、アカマツの大木が倒れる。切株のあたりから放たれる松脂の甘い香りが、暖かい風に乗って森中を満たしているのが何とも心地よかった。斧で刈り取ったアカマツの梢を、切株の裂けめに刺して合掌す…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

人権、人権というが、資本主義とは、金のもとに姿形を変えた奴隷制度ではないか。[791/1000]

炎天下の畑に焼かれていると頭が朦朧としてくる。数十メートルあろう畝を行ったり来たりしながら、苗を黙々と定植していると、気づけば倒れそうになっていた。俺たちはもっと太陽を信頼してもいい。そう言葉にしたものの、熱渦の淵に身を…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

心も身体も疲弊しているとき、素朴なものに触れると涙がこぼれることがある。[788/1000]

お盆だ。先祖の墓参りに帰りもせず、森で一人、木こりをしている。爺ちゃん婆ちゃんの家が懐かしい。今は取り壊されて駐車場となってしまった。広い座敷があって、正月には親戚が二十人近く顔を合わせて座ることもできた。もうあの賑やか…