とむです。
25歳で、人生をやり直したいと考えている、あなたに向けて書いています。
今この記事を書いているボクも25歳。つまり、これは自分に向けた記事でもあります。
この記事で問いたいことは
『25歳でも人生をやり直すことができるのか?』
ということ。
我々の人生の先を行く、キングコングの西野さん(38)は
「このまま進むか、それとも舵をきるか?」の判断を、25歳でするんだ。
社会人を1~2年経験すると、さすがに自分の向き不向きが見えてきただろ?
突き進むも良し、撤退するも良し。いずれにせよ、25歳で自問自答して、20代後半の5年間は寝食を忘れて向き合える競技に参加しろ。
とブログで語っています。
「25歳が1つの分岐点になるよ」ということですね。
ボクは、いつからでも人生はやり直せると思っています(自分に素直に生きることなんて遅すぎるなんてないから)
この記事の命題にこたえる形にすると「25歳でも人生をやり直すことはできる」と思ってます。
1 25歳で人生をやり直すなら生活の全てを変える勢いで
25歳から人生をやり直すためには
生活のすべてをかけるくらいの情熱
が必要かもしれません
昨日、ある友達の1人から、ボクにこんなメッセージが届きました。
長いですが、余力のある人は飛ばさずに読んでみることをおすすめします。(要点は後にまとめてあります)
ついに院試終わった。
水曜日から今日までの三日間。さっき終わって図書館で今これを書いてる。
思えば長かったようで、終わってしまえばあっという間。
充実感はあるけど、解放感は思ったよりないな。
振り返ると、7月くらいに大学院入試を受けようと決めたんだったな。
機械学習の根本まで立ち入って、自分でアルゴリズムを作れる、使って現実の問題を解けるようになりたいと思っていた。
機械学習のエンジニアとして就職も考えていたけど、エンジニアとしてできるところはありものをつなげて会社の利益につながる実装、なんかイメージと違った、研究をしてる会社もやっぱ大学に研究をアウトソースしてる。まあ当たり前。最初は少しうろたえた。今から理系の、しかも自分の全く専門外の大学院って、自分が受かるイメージが湧かなかった。
でもやっぱやりたかったから勉強開始した。
微分積分・線形代数・対数・確率・統計、、基礎的なことほとんど忘れてて教科書も読めない状態。全くやってない科目もあるし。コンピュータサイエンスの知識なんて0。
だけどyoutubeとかネットの記事とかめちゃくちゃ参考になったな。
9月に1つ目の志望校受かって、そこから2つ目の志望校に向けて毎日おとといの水曜日まで1日12~17時間くらい毎日勉強勉強。
プログラミングの学校で同じくらいの時間プログラミングやってたから、まあ抵抗なく出来た。
論理回路、コンピュータアーキテクチャ、ネットワーク工学、アルゴリズム、機械学習、コンピュータグラフィクス、オペレーティングシステム、情報理論、ロボット工学。プログラミングコンテストレベルのプログラミング能力。それらに付随する数学。
最初にリストアップした時はやることの多さにビビったけど、意外と間に合った。
やっている途中は、違う言語かってくらい何を言っているかわからない時もあったし(Σ、ε、δ、ζ、∂とか)理系特有の言い回し(〜を要請する、)とかもあって慣れなかったし分からなくてイライラしたときもあった。
分からなくても聞ける人いないし、状況を伝え合う人もいないし、図書館はいろんな人いてうるかったな。笑
合コン行っても無職じゃ反応に困られるし、毎日200円のうどんだし。
そうしてると、なぜかハングリー精神が湧いてきて頭の中が貪欲に「成功成功成功」に埋め尽くされた。
2つ目の志望校に受かれば、良い環境で研究ができる、モテる、金が稼げる、っていう貪欲な感情が湧いた。実際そんなこともないだろうに、別に院試なんだろうに、貪欲になった。
まあとにかくも勉強続けてると、バラバラの知識が全部繋がってきて、最後の方はおおよそ全部理解できるだろ。ってところまでいけた。
やってよかったなとりあえずは。
本番も一応やりきった。9割型実力は出せたし、あとは凡ミスがなければどうなるか分からないけど、、あとは結果待ち。
合否もきになるけど、知識面と精神面の成長はできた。
勉強面はもちろん、勉強の仕方みたいなものも大分体で覚えられた気がする。日々改善だけど。
それに一見全く分からなそうなことも時間かければ必ずわかることも再認識できた。
同じ言葉で表しているものも、その問題に向き合ってできなくて苦しい思いしてできるようになると見え方が全く違うこともわかった。
これは日常生活においてあらゆることにおいてもそうだと思った。
「〜する方法」的なライフハック術とかマネーテクとか見るけど、それを構成する要素であったり暗黙知的な取り組みは言語情報だけでは全て網羅できていない。それに、新しい知識を定着させるにはおそらく本を読んだだけじゃダメで、実際に問題を解いて見たり、現実の問題に応用しないと絶対に理解できない。社会人の時は本を読んで満足する時もあったけどおそらくそれではダメだ。
何はともわれ、ひとまず院試は終わったので後は春まで数学、プログラム、機械学習の毎日。
やるぞおお。
このメッセージのポイントをまとめると
彼は、
- 自分のやりたいことへの気持ちを大切にして、大企業を退職
- 大学院に入るために、25歳から、知識0の理系分野の勉強を始める
- 1つ目の志望校に合格するも、より良い環境で研究するために、2つ目の志望校を目指す
- 約半年間、毎日12時~17時間ひたすら勉強
- 勉強場所は、一般に開放されているザワザワした図書館
- お金を節約する毎日で、ご飯は200円のうどん
- 昨日試験を終えて、現在2つ目の志望校結果待ち
これを読んで、どう感じましたか?
ボクは嬉しかった半面、
「俺ももっと頑張んなきゃな…!」
と焦るとともに、かなり気合が入りました….。
1日17時間勉強って….
1日24時間の内、睡眠時間の7時間以外、全部勉強してた
….ってことですからね。
まさに、キングコング西野さんの言葉の一節
寝食を忘れて向き合える競技に参加しろ
寝食を忘れるって、こういうことなんだなと改めて感じました。
1つ目の志望校も受かって、2つ目の志望校も結果待ち。
こんだけやってたら、結果が出てもおかしくないですよね。
こんな彼から学べること。
25歳から人生をやり直したいのなら
- 時間配分を変えて、何かを捨てる覚悟を持つこと
- 自分の情熱をすべて注ぎ込むこと
- 愚直に泥臭くやること
- 毎日継続すること
- とにかくフルコミットすること
2 25歳からでも人生をやり直せるけど、あとはやるかどうか
人生をやり直したいと願っても、避けては通れないのは
泥臭い道
ですよね
自戒を込めて書いていますが
「人生をやり直したい」
「これがやりたい」
とどれだけ口で言っても、行動しなければ、今のまま。
厄介なのは、その行動というのは
ものすごく泥臭いもの
だということ。
楽しいことばかりじゃなくて
- とにかく頭が疲れるし
- とにかく目が重たくなるし
- とにかく誘惑に負けそうになるし
- とにかく目先の今のことに集中しなきゃいけない
けれど、それだけのことをやったから、人生は変わる。
だから、本当にあとはやるかどうか。
人生が変わるきっかけは、ほんのちょっとの「勇気」だけど
人生を変えるには、「継続的な努力」
が必要ということですね。
3 25歳から人生をやり直したいと思っている人はたくさんいる
25歳を機に、仕事をやめて新しいことを始める人は多いと思います。
25歳って
俺まだまだ20代前半だー!なんでもできるぞー!から
え、四捨五入したら30歳じゃん…
と30歳を意識する歳でもあるから。
社会のこともある程度分かって、人生の転機になりやすいのですね。
もしかしたら、あなたは「自分一人だけ」と不安を抱えているかもしれないけど、全くそんなことはない。
25歳から人生をやり直したいと思っている人は想像しているよりも日本中にたくさんいる。
自分の想いを大切にしようとしているのは
決してあなた1人だけじゃない。
だから、どうか日本中のどこかに、自分と同じように頑張っている人がいると思って、愚直に行動してほしい。
時には、泥臭いことにしんどくなることもあるかもしれないし、孤独を感じることもあるかもしれない。
けど、自分の想いに素直になった努力は、決して間違ってない
思い切って勇気を出して、自分の一歩を踏み出せたのなら、
あとは、今目の前にあることに、ただただ愚直にやってこう。
4 まとめ
ここで伝えたいことはただ1つ。
自分の気持ちに素直になることに遅いことなんてない!
25歳でも人生をやり直せる!
だけど本当に自己実現したいんだったら、泥臭いことから逃げちゃだめだ!
自分に素直になった努力は、決して間違ってない!
自分以外にも頑張ってる人がいると思って、頑張ろ!
どこが1つやねん!というツッコミは置いといて、
ボクも今どこかで頑張っています。
“自分を大切にする”ことの本当の意味を理解して、頑張りましょ。
ではっ!
ブログみて本当にちからになりました、本当にありがとう
寫楽さん
コメントありがとうございます!
お力になれたようでうれしいです^^
大事なことは、現在地点はどこかよりも、自分の望む未来に向かって歩き始めるかということですね!
寫楽さんを心より応援しています^^
とむ
現在25歳、得意なこと根本的な考え方は理系だけど大学まで体育会系でそこそこの成績を残したので所謂体育会=営業ができると認識し営業の世界へ。営業のスキルアップを目指し転職したものの営業に対するストレス耐性の無さ、本当に好きなことをやっているのと悩んでしまった結果、適応障害になってしまいました。そんな時に今回この記事を見つけました。
まだまだ人生の分岐点。とてもポジティブな気持ちになりました。今後の人生考え時間をかけてこれからの進路を考えて悔いのない選択をしたいと思います。