とむです。
先日、2人の女性に連絡先を聞きそびれ、「もう会えない、手遅れだ」と悲観したことがありました。
けど
- 思い切って3時間の道を引き返して
- 朝6時に待ち伏せし
何とか無事に連絡先を交換することができました。
「もう手遅れかもしれない」と後悔しているあなたにこれだけは伝えたいです。
- もう手遅れなんてことはない
- まだできることはある
きれいごとではなく、本気でそう思っています。
この記事は
- もう手遅れだと思っているあなたが
- 今できることを見つけて
- 後悔しない人生を歩む
ためのものです。
Contents
1 「もう手遅れ」は解釈であって事実じゃないよ!
最初にはっきりと言えることは、「もう手遅れ」は
- あなたの解釈であって
- 不変の事実ではない
といういうことです。
簡単に言えば、自分が「手遅れ」だと思っているから手遅れになってしまうということですね。
そんなの暴論だと思われるかもしれませんが、試しに
- 自分が手遅れである事実
- 自分が手遅れでない事実
をあげてみてください。
- 周りにある紙や
- スマホのメモ
を使って書き出すと、よりハッキリわかるはずです。
手遅れであるという事実と同じように、手遅れではない事実も多いことに気づきませんか?
これは、人が日常的に思考を歪めて生活しているからです。
手遅れである事実ばかりを重視して、そうではない事実を軽視してしまうのですね。
思考の歪みについてはこちらにまとめてあります。
まだの人は、とりあえず書き出してみてください。
- あれ、まだ手遅れじゃないかも。
- まだやれることあるかも。
こんな風に、少しだけでも気持ちが楽になると思います。
ちなみに、僕がもう手遅れだと思いながらも、女性に会うために3時間の道を引き返した時に書いたものがこれです。
【手遅れである事実】
- 彼女たちと一緒に働けるのは今日で最後だった
- 彼女たちは2日後に去ってしまう
【手遅れでない事実】
- 3時間きた道を、3時間かければ引き返すことはできる
- 2日間あれば会える可能性は0ではない
- 彼女たちが必ず通る扉の前で待っていれば、ほぼ100%会える
僕の例は、あなたの状況と比べたら、大したものではないかもしれません。
けど本質は同じです。
僕は半年近くニートをしたことがあります。
その時も、「もう手遅れ」だと何度も思いました。
けれど結局は
悲観的に解釈してしまっている
だけでした
何度もいうように、解釈=事実ではありません。
2 「もう手遅れ」は現実から目を背けている
僕自身、自分の経験を振り返って思うのは
「もう手遅れ」と思っているときは
現実から目を背けている
可能性が高いということです
まだ現実的にやれることはあるからです。
僕の場合も
- 3時間かけてきた道を引き返して
- 早朝に待ち伏せする
という選択肢はありました。
ただ、そのやれることは
行動に移すコスト
が高いのです
- 行動が実らないかもしれない恐れ
- 失敗するかもしれない恐れ
- 笑われるかもしれない恐れ
が常につきまといます。
つまり『やることはあるけど、失敗のリスクが付きまとうから、行動に移せない』ということですね。
「もう手遅れ」は
恐怖から逃げる自分を正当化する口実
です
僕自身それに気付いたのは
- 「あの時こうしておけばよかった」
- 「あのタイミングで連絡先を交換しておけばよかった」
と妄想を繰り返しては、不安を和らげようとしている自分がいたからでした。
現実を受け入れたくないから
- 過去の妄想に逃げて
- 今できることから目を背けようとする
これが、「もう遅い」と口実してしまう原因です。
3 もう手遅れなんてことはない。まだやれることはある
「もう手遅れ」なんてことはありません。
その理由は今言ったとおり、
- 「手遅れ」というのは解釈であって事実ではないこと
- 行動コストさえ払えば、まだやれることはあること
の2つです。
そして、今あなたにある選択肢も2つです。
- 現実から目を背けて、「もう手遅れ」だと言い続ける
- 現実を受け入れて、いまできることをする
僕自身も、どうするか30分ほど葛藤していました。
そして、出した結論がこれでした。
たった1つの人との出会いで、人生が変わってしまうことがある。
よれよれになりながらたどり着いた、ニューヨークの格安ホステル。
ドアを開けた先にいたのは1人の日本人。
彼によって人生の流れがいっきに加速した。今目の前にある出会い。もしかしたらまた人生が変わってしまうかもしれない。
— とむ(車上生活しながら哲学) (@tomtombread) January 12, 2019
ちきるな。
やらずに後悔より、やって後悔のはず。— とむ(車上生活しながら哲学) (@tomtombread) January 12, 2019
僕が3時間の道を引き返すことにしたのは、「このひと時の行動が人生を変えるものになり得るかもしれない」と思ったことでした。
- 行動にかかるコストと
- 行動によって得られるリターン
を天秤にかけたときに、多少勇気を出してでも、行動するべきと感じたのです。
目先の「面倒くささ」に惑わされてないでください。
その面倒くささは、本当にひと時のものです。
本当にもう手遅れかもしれません。
けど、少しでも可能性があるのなら、やれることやりませんか?
4 もう手遅れだと思うのは「自分には無理だ」と思っているから
と、このまま、「勇気出して行動に移せ」という精神論に落ち着くのも、好きではないので…
認知行動療法の観点からもう少し行動に移しやすくするための方法を紹介します。
もう手遅れだと思っているのは、『現実を受け入れられないこと』が原因だと言いましたが
どうして現実を受け入れられないかというと
「自分には無理だ」
と心の奥底で思い込んでいるからです。
『どうして手遅れだと思うの?』という問いを深ぼっていくと、「自分には無理だから」という答えが根底に隠れていることに気づきます。
どうして「もう手遅れ」だと思うの?
⇒彼女たちと一緒に働けるのは今日で最後だったから
それがどうして「もう手遅れ」になるの?
⇒もう会えないから
引き返せば会えるじゃん?
⇒会っても、連絡先なんて交換してもらえない
どうして?
⇒自分は人から好かれないから(=自分には無理だから)
この「自分には無理だ」という思い込みは、認知行動療法において、中核信念と呼ばれるものです。
中核信念は、人の
- 思考パターン(先ほどあげた認知の歪み)
- 感情
- 人の行動
に影響を与え続けているものです。
例えば
「自分には無理だ(信念)」→「引き返してもうまくいきっこない(思考)」→「不安、後悔(感情)」
というようなことですね
この中核信念から生まれる歪んだ思考を修正することが、前向きに行動する1つの手立てになります。
こちらの記事に分かりやすくまとめましたので、是非挑戦してみてください。
5 もう手遅れと思った時は後味の良い選択をする
最後に僕からお伝えしたいことは
後味の良い選択をしてほしい
ということです
『やらずの後悔より、やって後悔』を否定する人がいますが、僕はこれ間違っていないと思っています。
- やらずに後悔した時の後味は悪いけど
- やって後悔した時の後味は前向きなもの
ですから。
「後味の良い決断をする」ということは、自分を大切に生きる基本姿勢です。
後味の良い決断をしてください。
もう手遅れだと思っても、まだやれることはあるはずです。
6 まとめ
この記事でお伝えしたかったポイントは次の4つです!
- もう手遅れと思うのは、ただの解釈で事実じゃないよ!
- もう手遅れと思うのは、現実から目を背けているだけだよ!
- 行動するのが大変なだけで、やれることはまだあるよ!
- これからどうするか、後味の良い選択をしよ!
「自分」を大切にする生き方を応援してますよ!
ではっ!
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