番長
過去の自分にずっととらわれたままだと、今を生きることが苦しくなります。
「子供のころから自分はずっと人に愛されなかったのだから、今も人に愛されることはない」
と捉えてしまえば、人と深い関係になることにブレーキがかかります。
その結果、友人との関係がうまくいかなかったり、いつまでも恋人ができないことにつながってしまうのです。
けど、過去の自分が嫌いでも大丈夫。
過去にどんな自分がいようと、未来の自分は変えられる。
これは、決してきれいごとではありません。
過去をずるずると引きずってしまうのは、感情を清算できていないだけだからです。
また、『過去のマイナス体験』というのは『未来のプラス体験』を生む材料にもなります。
過去の自分が嫌いな人ほど、「未来にどんな自分でいたら好きになれるか」がはっきりしているといえますから!
やるべきことは3つ!
- 「過去の嫌いだった自分」を材料に、「未来に好きになれる自分」を描く
- 過去の自分の真意をくみ取る
- 過去の自分が負った傷を癒す
ブログ内でも、ずっと自己開示していますが、ボク自身も過去の自分があまり好きではありませんでした。
自分の意志も持たなければ、常に人の目を気にして生きる20年間でしたから。
ただ、そんな”自分のない人生”があったからこそ、”自分のある人生”を大切に味わえるようになったのです。
番長
1 過去の自分が嫌いな人ほど、好きな自分像がはっきりしてる
過去の自分が嫌い…というと、一見マイナスに聞こえますが、
過去のネガティブな面は、未来をよりよく生きるための材料になるんですよ!
過去にダメな自分が存在しているということは、『どんな自分にはなりたくないか』が明確になっているということです。
これは、『どんな自分が好きか』『どんな自分になりたいか』も明るみにでてきたことを意味します。
過去のマイナス体験というのは、未来のプラス体験をつくる材料になりうるということですね。
- 過去の自分は、自分の意見がまったくなくて、人に流されてばかりだった。だから未来の自分は、『軸のある自分』になろう!
- 過去の自分は、挑戦をまったくしてこなかった。だから未来の自分は『挑戦する自分』になろう!
- 過去の自分は、人を大切にしてこなかった。だから未来の自分は『人を大切にする自分』になろう!
番長
幸いなことに、未来は過去の延長戦ではありません。
これまでの自分が、マイナスだったのであれば、これからの自分はひっくり返ってプラスになればいい。
捉え方によっては、ラッキーじゃないですか?(笑)
グレーな自分でいて、価値観があいまいな状態でいるよりは、黒白はっきりしているほうが、自分の価値観もはっきりしますから。
2 過去の自分の感情を清算すると、心は軽くなる
とはいっても、過去の自分を責めつづけていては苦しいままですよね。
そんな時は、過去の自分の感情を清算してみましょう。
やり方は本当にシンプルで
『本当はどうしたかったのか』
という心の真意をくみ取るだけです
番長
過去の自分が原因でつらくなってしまっているときって、こんな風に考えてしまっていませんか?
- 「どうして、あのとき嘘をついたんだよ。おかげで今私は、ずっと罪悪感を感じていないといけないんだ」
- 「なんで、あのとき過ちを犯しだんだ。おかげで今私は、人生が楽しめていないんだ」
- 「どうして、あのとき謝らなかったんだ。おかげで今私はずっと後ろめたいじゃないか」
「なんであの時の自分は〇〇なんだ」、「どうして自分は△△してしまったんだ」のように、原因論で考えてしまうと、いつまでも繰り返し同じことをグルグルと頭で考えてしまいます。
健全に考えるには、原因論ではなく目的論で考えることです。
「なんで?」と考えると自分を攻撃してしまいますが、「本当はどうしたいの?」と考えると自分に寄り添うことができますよ!
- 「あの時自分は、本当は何がしたかったの?」
- 「あの時自分は、本当はどうなったらいいと思っていたの?」
- 「あの時自分は、どんな状態でいたいと思っていたの?」
番長
これが、本当にいいなと思うのは
- 遠い過去にさかのぼることもできる
- 近い過去にさかのぼることもできる
こと。
遠い過去の自分がうけいれられない人は、当時の自分の真意を…
今日1日の中で、「自分ダメだったな~」と思うことがあれば、今日の自分の真意を…
どんな言動にも、必ず目的はあるので、ぜひそこに注目して、自分に寄り添ってみてください!
3 過去の自分にずっとひきずられるのなら、過去の自分を癒す
人って学習するイキモノです。
過去に傷を負うと、その傷を避けるために行動を選択するようになります。
もし、いつまでも過去にひきずられてしまうのなら
過去の自分を癒してあげてみてください
過去につちかった失敗経験やトラウマなどは、再体験・再学習することで和らいでいきます。
4 まとめ
お伝えしたかったことは、3つです。
- 過去のマイナスの自分は、未来のプラスの自分を生み出す材料になるよ!
- 『本当はどうしたかったのか』の視点で見ると、過去の自分を肯定できるよ!
- 過去の自分を癒すと、過去にとらわれなくなるよ!
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