記憶をたどり古傷を想い…[707/1000]

崇高を噛みしめた空の 清澄に手を伸ばす

戦士の記憶を辿り 古傷を想い

名を捨て 故郷を捨て 世を捨てた

この身の淪落と、眠りと麻薬に溺れる日々は

どうしても救いようがない

同情の値打ちもない憔悴の果て こぼれる光と涙に

願わくば 赦されよ

 

2024.5.26

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