★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

愛するもののために命を張って生きられること以上の仕合せがいったいどこにあるというのだ。[749/1000]

もう秋か。―それにしても、何故に、永遠の太陽を惜しむのか、俺たちはきよらかな光の発見に心ざす身ではないのか、―季節の上に死滅する人々からは遠く離れて。 ランボオ「地獄の季節」 一見明るそうに見え、内実、暗い世の中である。…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

セミの死を人は早いと哀れむが、われわれの命とてセミと如何ほど違うだろう。[746/1000]

梅雨も終わりかと思えば、今度はヒグラシが鳴きはじめた。五感では知覚できぬほどのゆっくりな速さで、季節は移ろい生命は老いていく。今からちょうど一年前、2023年7月にこの森にやってきた。仕事を辞めてまもなく、まずは倒木や雑…