人を信用したい、けれどできない。
そんな自分が、ものすごく、ものすごく悔しい。
人を信用できないのは、過去にだまされたり、裏切られたりした体験があるからです。
そして、再び傷つくことを恐れているからです。
だから、似たような状況が目の前にあらわれると、
「もうあの時のようにまた傷つきたくないっ….!」
と、身体が拒絶反応を起こしてしまうのですね。
これを解決する方法は
- 人を信用できなくなった原点に回帰して、傷を癒すこと
- 人を信用できると思えるような体験学習をすること
の2つです。
ちなみに、ボクはいま東南アジアを横断していて、タイにいます。
- タクシーはぼったくり
- 日本人はカモにされる
- 市場の言い値はめちゃくちゃ
- 物をぬすまれる
そんな情報は前もって知っていたのですが、いざここにきて実際に自分で経験すると、だんだんと人を信用できなくなってくるのです。
そんな自分がボクはものすごく悔しい。
1つの事実を、全部の事実としてとらえたくない。
ということで、この記事は自分もふくめて『人を信用したい。信用できない自分が悔しい。』と感じている人に向けて書いていきます。
1 人を信用したいのなら、過去の傷を癒す
人を信用できなくなったのには
何かしらの傷ついた経験
が過去にあるからですね。
それは必ずしも、直接「だまされた種の体験」だけではありません。
友達からいじめを受けたことや、親に虐待されたことなんかが影響することもあります。
番長
人を信用できないときのは、
この人を信用してしまったら、また傷ついてしまうかも
と感じているからです
では、どうするか。
まずは、だまされたり、裏切られて傷ついた過去の傷をしっかりと癒してあげることです。
当時にもどって、『だまされて辛かったね~』『うらぎられて、悲しかったね~』と寄り添ってあげる。
昔の傷がいえると、傷ついても自分なら大丈夫と思えることができるようになります。
結果的に、自分から人を信用するというアクションを起こせるようになっていきます。
過去の傷を癒す方法はこちらの記事にまとめてあります。
2 人を信用したいのなら、人は信用できると思える成功体験を積む
人を信用したいと思うのなら
人を信用してみることです
人は信用できないのは、『人は信用できないものだ』と過去に学習したからです。
それならば、新しい体験をつうじて、『人は信用できる』と学び直せばだいじょうぶ!
思い切って誰かを信用してみましょう。
…..といっても、やっぱり過去の傷が癒えていないと、信用は表面上のもの。
心の底では、疑心が残ったままということですね。
だからまずは、過去の傷を癒すことから始めてみましょう。
過去の傷を癒したら、新しく体験して再学習しましょう。
ほんとうに小さなことから始めれば大丈夫です。
ボク自身も、今日タイ人を信用してみました。
ボッタクリされまいかと疑心暗鬼でしたが、思い切ってトゥクトゥクに乗ってみたのです。
結果、すごく素敵な時間をすごしました。
本当に小さなことですが、『人を信用できない』というのが、自分の認知の歪みだったんだな~と気づかされました。
3 人を信用したい気持ちを持つあなたの心は澄んでいる
「なんで私は人を信用できないの!!」と、自分に”敵意”を見出すことより
「私は本当は人を信用したい!!」と、自分に”善意”を見出したあなたは
まっすぐで、心の澄んだ方なんだろうな~と存じ上げます。
人は安心感を求めるイキモノだから、敵意を見出す人には警戒してしまいますが、善意を見出す人には安心してくれる。
「自分は本当はこうしたい」と、自分の根底の気持ちをくみとることは、自分を信用することを意味します。
だから、善意を大切にしつづければ、
- 相手は安心してあなたを信用してくれるし
- あなた自身も、あなたを信用しつづけられる
とボクは思います。
番長
4 まとめ
ここでお伝えしたかったことは、3つ。
- 人を信用できないのは、過去に裏切られたりだまされた経験があって、もう傷つきたくないと思っているから
- 今目の前で起こっていることは過去に起こっていること。当時の傷を癒してみて!
- 誰かを思い切って信用してみて!新しい体験が自分の「学び」を変わるよ!
コメントを残す