こんにちは。とむです!
とある年のハロウィンの翌日、街中の人たち200人にチロルチョコを配ってきました。
実は僕、普段はどちらかというと自分から何かを人に与えること(give)をあんまりしない類の人間で、
どちらかというと、何かを受け取ること(take)の方が多いです。
面白半分で始めたこの企画でしたが、与えることって良い事しかないんだなと気づいたのでシェアします。
与えることは“自分の中から何かが減る行為”じゃなくて、“自分の中に豊かさを蓄える行為”です。
「これから与える人になって人生に変化をつけたい!」と考えている方の参考になればと思います。
Contents
1 与える人も2パターンに分かれる
経済的に成功して、うまく生活をまわしているトップ層は「与える人(Giver)」であると聞きます。
与える人になることで、他者との繋がりを濃くすることができ、レバレッジをきかせたり、さらに大きな価値を創り出すことができるからです。
けど、反対に経済的な収入が低い最下層も「与える人」であることが分かっています。
この手のタイプのギバーは、受け取る人(Taker)に手柄を奪われてしまう場合です。
自分のことを後回しにして他人のことを優先する、自己犠牲タイプのギバーがこのタイプに当てはまります。
2 与える人が人生に変化を生む理由【気付き①】
与えることで成功している人って、自分の自分への価値を高めていると思うんですよね。
ギブすることでちゃんと自分の中に愛を育んでるじゃないかと。
他者と繋がれることに喜びを感じて、他者に貢献できたことに喜びを感じて、さらに自分自身の自己肯定感を高めていく。
それが結果として、自分の新しい挑戦を後押しするし、人と繋がってどんどんチャンスを掴んでいくことに繋がっていくんじゃないかと。
一方で、最下層の、テイカーに食われているギバーは、ギブによって自分の自分への価値付けを下げてしまっているんじゃないかな。
与える行為の中で、自分の中に十分に愛を育めていない。
多分、それは与える時の文脈で変わるんだろうけど、主に動機の問題で、
- 他者に好かれるために与えるとか、
- 断ったら嫌われるかもしれないから与えるとか、
潜在意識のレベルでこう思ってるんじゃないかと思うんです。
けど、こういう信念の下での与える行為は、逆に“自分には価値がない”っていう思い込みを強化してますよね。
「与えないと自分には認められるだけの価値がない」ということですから。
結果、与えても幸せになるどころかむしろ自己否定感が強くなってしまって、仕事のパフォーマンスも下がってしまうんじゃないかな。
同じ与えるという行為でも、自分への価値付けを高めることもあれば、下げることもあるっていうのは興味深いです。
3 与える人はどんな時に自他を幸せにする?【気付き②】
また別の切り口から見ると、与える行為をした後の後味の良し悪しで自分への愛を育んでいるか否かが分かります。
人助けをして後味が良い時は、自分のベクトルは上を向いているし、
「自分の時間が無くなった」など否定的な思いが残れば、自分のベクトルは下を向いています。
困っている人を助けて、さすがに気分が悪くなるという人は少ないかもしれませんが、
日常的に人の仕事を手伝って、自分の仕事が遅れることに後悔してしまったことは一度はあるんじゃないかな。
後味が良ければ、それは人と繋がりを感じることが出来ている証拠ですし、後味が悪ければ人と自分を断っている指標になります。
4 与えるものは身近にある?【気付き③】
与えることって、形のあるものじゃなくてもいいですよね。
目に見えない知識や、人を励ますこともギブになりますし、存在そのものがギブになることもあります。
つまり、受け取ることは有限なのに対し、与えるものは無限にあるんですよね。
この性質をうまく使えば、与える人は自己価値を無限に増殖させていくことができます(笑)
人生で上手くやっている人が自己肯定感も自己効力感も高いのは、この性質を理解して、好循環のループに乗っかってるのも1つの要因なのかなと思いました。
与えるものって身近にあるんですね。
5 まとめ
今回200人の人にチロルチョコを配ってきましたが、20円のチョコを渡すだけで人との繋がりを感じることができるって、相当コスパがいいですね。お昼の牛丼1杯を節約すれば、20人くらいに配れます。
与えることは”自分の中から何かが減る行為”じゃなくて、”自分の中に愛を蓄える行為”ですね。
POINT
- 上層の与える人は、行為を通じて自分への愛(自己肯定感)を深めている。
- 後味が悪い与え方は、自己否定感を強める可能性があるので注意。
- 与えるものは無限にある。自分の身近なもので人は喜ぶし、自分も無限に変われる。
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