草枕月記 -くさまくらつき-

search
  • ホーム
  • サイトマップ
  • 草枕月記とは|執筆者
  • 千日投稿-完
  • お問い合わせ
menu
  • ホーム
  • サイトマップ
  • 草枕月記とは|執筆者
  • 千日投稿-完
  • お問い合わせ
キーワードで記事を検索
★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

現代の幸福は自然を克服した先に描かれる。[922/1000]

2025.03.09 とむ

年の瀬だ。再び森にやってきた両親に、屋根張りを手伝ってもらっている。支えてもらう人がいるだけで、効率も精度も段違いに上がる。お陰で、何とか年内には屋根を張り終えられそうだ。 日が暮れてもヘッドライトをつけて働きつづける私…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

人間の奥底に輝くものは絶えずある。[921/1000]

2025.03.08 とむ

柿渋を知っているだろうか。まだ青い柿を潰し、水を混ぜて発酵させ、臭いが出てきたら濾過して圧搾する。液体を一年熟成させれば、柿渋はできあがる。世話になっている爺ちゃんから、昔は家の中のあらゆるものに柿渋が塗られていたと聞い…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

一労働者として働くほど生命は蘇る。[920/1000]

2025.03.07 とむ

今年の夏は、百姓のもとで世話になったが、霜が降りる時分から畑の仕事はなくなっていく。冬を越せるか心配した農夫は、私に冬の仕事を紹介してくれた。氷餅といって、もち米を凍らして干して乾燥させたものをつくる仕事である。氷餅の製…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

手を動かしていないだけ。手を動かしていないだけ。[919/1000]

2025.03.06 とむ

変わらず家づくりをつづけている。外断熱をほどこし防水シートを被せた。その上に垂木を流し、いよいよ屋根材を張るところまできた。屋根を張ってしまえば、ひとまず建物が雨雪から守られるので安心できる。そこまで突っ走って、年の区切…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

冬を知らない生活者は、たいせつなものを失ってしまった。[918/1000]

2025.03.05 とむ

私の棲む森は、標高1000mの地点にあり、冬はマイナス10度以下に冷え込むこともある。日中も最高気温が氷点下である日も特別めずらしくなく、ペットボトルに汲んできた水はストーブのそばに置いておかないと、凍って飲むことさえで…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

孤独なクリスマスの夜[917/1000]

2025.03.04 とむ

荒野のはてに 夕陽は落ちて 妙なる調べ 天より響く Glo — ria, In Excelsis Deo Glo — ria, In Excelsis Deo 賛美歌106番「荒野の果てに」 メリ…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

サンタは存在する。[916/1000]

2025.03.03 とむ

心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。 義に飢え渇く人々は、幸いである。その人たちは満たされる。 わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えの…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

魂の残響[915/1000]

2025.03.02 とむ

静けさ真夜中 貧しうまや 神のひとり子は み母の胸に 眠りたもう やすらかに 静けさ真夜中 星はひかり 羊飼いたちは うまやに急ぐ 空にひびく 天使のうた 「カトリック聖歌集111番」 一年前のクリスマス、諏訪湖沿いの教…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

くだらない自我の数々が馬鹿馬鹿しくなる[914/1000]

2025.03.01 とむ

まことに、わたしは願う。そうした狂気が、真理とか忠実とか正義とか呼ばれるものとなればいいが、と。だが善人たちは、ただ長生きをし、あわれむべき快適な生活をするために、徳を持っているのだ。 ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言…

★1000日投稿 【2022.6.20~2025.5.25 達成】

憧れに殉ずる覚悟[913/1000]

2025.02.28 とむ

「二つ二つのうち早く死ぬ方に片付くばかりなり。我人、生くる方が好きなり。多分好きの方に理が付くべし。」   決断を迫られる度、葉隠の言葉を思い起こしてきた。早く死ぬ方はどちらであるかと。だが、どうも私は頭が大き…

  • <
  • 1
  • …
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • …
  • 115
  • >

執筆:Tomoya Uchida

二十代、人間を問いながら国内外を放浪した。
砂漠に斃れ、枯れ果てることによって、現代人として養われてきた物質主義観が、完全に死滅することを心の底で待ち望んでいたのだと、今でこそいえる。
物質主義の世の中で窶れ果て、魂の賦活を夢に見て、森の隠者となった。今は素朴な大地に足をつける生活者を目指す。
・1000日毎日投稿 2022.6.20~2025.5.25【達成】
ブログ名「草枕月記」に改号 2023.2.6~
Follow @tomtombread
詳細

【Youtube】草枕月記

  • ホーム
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー

©Copyright2025 草枕月記 -くさまくらつき-.All Rights Reserved.