こんにちは!これまでに200回以上ヒッチハイクをしてきた、とむです。
よく、ヒッチハイクしたら、運転手さんに何かお礼をしなきゃいけないの?と聞かれるのですが、
答えはどちらでも大丈夫!です。
結局のところ、これといったルールは一切ありません。基本的に、全てあなたの気持ち次第のところが大きいのです。
Contents
1 ヒッチハイクのお礼にお金を払わないといけないの?
お金を払ったことは、これまでに1度もありません。請求されたことも一度もありません。
そもそも運転手さんは、お金を期待していません。ヒッチハイクしている時点でお金を持ってないことくらい知っているだろうし(笑)
その代わりに、僕はチロルチョコや、ブラックサンダーみたいな小さなお菓子を気持ちの表しとして渡していました。
これで十分喜んでくれていました。要は気持ちです。
2 そもそも運転手さんはお礼を期待している?
僕はこれまで200台以上の車に乗せて頂きましたが、乗せてくれた運転手さんに何で乗せてくれたのか聞いたことがあります。その理由は次の通りでした。
- 眠気覚ましのため(=会話相手)
- 会話が弾んで楽しそうだったから。
- 車内の夫婦の会話に飽きてしまったから。
- 会話相手がほしかったから。
- 良い人そうで乗せてあげたくなったから。
- 可愛そうだったから。
- 何も期待していない(完全な善意)
サービスエリアで顔を洗ってた人に声をかけたら、運転中に寝てしまいそうで死にかけたことを話してくれました。その方は、眠気覚ましのために乗せてくれました。
また、今トラックでの運送業界では保険の関係でヒッチハイカーを乗せてはいけないと会社に言われていることもあるようですが、どうしても会話相手が欲しいという理由で乗せてくれた方もたくさんいらっしゃいます。
あとは、自分の母親世代の方が、息子のように感じて乗せずにはいられなくなったという方もいらっしゃいました。
このことからも、運転手さんは何か特別なお礼を期待しているというわけではないということが分かったと思います。
3 ヒッチハイクのお礼で誰でもできるものは?
僕が思うヒッチハイクの一番のお礼は、手土産を渡すとか、何かお菓子をあげるとか、そういったものではなく、気持ちの良い車内空間を提供することです。つまり相手の気持ちを考えて会話を楽しむことです。
- 相槌をうちながら話を丁寧に聞く。
- 気になったことをどんどん質問してみる。
- 偽りなく、素直にどんどん自己開示する。
- 明るくポジティブに!ネガティブなことは避ける。
奥さんと喧嘩して、一人旅に出た男性に乗せてもらった時は、ひたすら話を聞きまくって、目的地で降ろしてもらう頃には、親友みたいになってました。
喧嘩中のカップルに乗せてもらった時、最初は気まずかったのですが、僕を仲介してお互いの気持ちをうまく引き出せたようで、仲直りしてしまったこともあります。
結局、相手の気持ちを尊重して接することが、気持ちの良い車内空間に繋がるということです。
4 ヒッチハイクのお礼4選!
では最後に、それでもどうしても何かを渡したいという方に向けて、具体的なものを書いていきます。
①小さなお菓子を配る
チロルチョコやブラックサンダー系の小さなチョコレート菓子は、運転手さんが運転中にも手軽に食べれるのでおすすめです。それに、高速道路はこういうちょっとした糖分があると非常にありがたいのです。
僕も、チロルチョコをコンビニで箱買いして、乗せてくださった方に配ってました。ヒッチハイクに疲れた時に、自分も食べれるのでおすすめです。
②地元のお土産品を渡す
仮にヒッチハイクで遠出するとなると、他県からの人というだけで、とても異質に感じます。
僕自身、福岡に来た時に「めんべい(明太子のせんべい)」の存在を知ったのですが、やっぱり他県の特産品は本当に新鮮です。
③特技を披露する
ヒッチハイクしている人の中には、物を渡すのではなく、自分の特技を披露して感謝の気持ちを伝える方もいます。
具体的には、
- ギターやウクレレ、歌
- 一眼レフで素敵な写真を撮ってプレゼント
- 似顔絵を描く
- 詩や俳句、短歌をプレゼント
などが考えられます。どれも個性が出るので、運転手さんとはきっと親密になれますね。
今でこそ僕もウクレレを練習し始めましたが、特技を披露しているヒッチハイカーはかなり少数派だと思います。
④マッサージ
運転していると肩が凝ります。そんな時に、マッサージをしてあげると、運転手さんも喜ばれるかもしれません。
僕も一度だけ、トラックの運転手さんの肩を揉んであげたことがあります。
5 ヒッチハイクでお礼をする時の心構え
いかがでしたでしょうか。
運転手さんが求めるものや、その他具体的なお礼の仕方をまとめましたが、この記事で一番伝えたかったことは、
別に何かお礼をしようとしなくていいよということと、その代わり、
運転手さんに感謝と敬意をもって接しようということです。
そうすれば、きっと素敵なヒッチハイク体験ができると思います。では、良い旅を!
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