教育実習で失敗してしまった、実習生に向けて書いています。
そんなあなたに、こう言いたい。
失敗しても全然おーけ!
むしろナイス!
僕も初日から盛大に失敗しましたよ(笑)
けど気にしなくていいです。
失敗はあったほうが、絶対いいですから!
この記事では
- 教育実習で失敗してもいい理由と
- 僕の失敗談から「あー自分だけじゃないんだ」と元気になってもらえれば
と思います!
1 教育実習の初日から失敗した
僕の生徒への第一印象はとても良いとは言えないものでした。
僕の第一印象は、あろうことか、「うんこマン」になってしまったのです。
「うんこドリル」のように
- 親しみがあって
- 面白くて
- みんなの人気者のうんこ
….ではなく
授業中に漏らしてしまった系ドン引きうんこマンです。
事の発端は、初日の自己紹介。
何を話そうか迷っていた僕は、担当クラスの先生との思い出話をしようと思ったのです。
けど、僕が高校生だったころは、あんまり接点のなかった先生で、頭をひねりにひねらせた結果出てきた記憶が、
「授業終了ラスト3分前に、便意が我慢できなくなって、トイレに行かせてもらった話」だったのです。
今思えば、オチもこれと言って特にないこの話を、どうしてチョイスしたのかまったくわからないが、
当時の僕はなぜか「これはウケる…!」と確信をしてしまったのだ。
大した話術も、笑いのセンスも人とはずれた僕が、こんなC級素材を面白おかしく話せるはずもなく、結果はどすべり。
僕の第一印象は「つまらないウンコマン」になって、完全に生徒との間に距離感を作ってしまった。
「うっわぁ~やらかしたぁ…」と後悔する僕の傷心に、担当の先生は「いやあ~うんこの話はまずいやろ~」と絶え間なくパンチしてくる。
初日で心は折れました。
2 教育実習で失敗しても、何とか気持ちを食いとどめれた理由
失敗しても、気持ちを食いとどめれた理由は
自分がどう思われようと自分のやるべきことは変わらない
ことがわかっていたからです。
教育実習で失敗したとしても
- 授業の仕方や
- 生徒との関係構築
- 学校業務
を学ぶという目的がある以上、別に「うんこマン」と思われようが関係ないです。
あとは、「教育実習だろうと生徒と関わる限り、生徒の心に何かを残したい」という気持ちですね。
この気持ちだけが、なんとか自分の心を奮い立だしてくれました。
一種の使命感ですね。
そんな話を他の実習生にして、笑ってもらえたことも大きかったです。
3 教育実習で失敗から見えてくるものがある
「うんこマン」として、引き続き高校生と一緒に掃除をしていた時、あることが見えてきた。
初日の自己紹介は
僕がすべったのではなく
生徒が感情を表現出来なかっただけなのではないか?
というもの
他の生徒の目線を気にしてしまい、自分をさらけ出すことを恐れているのではないかということです。
生徒の様子を観察していると
- 普段親しみを持って話しかけてくれる生徒も
- クラスの前では、壁を作っているように見えた
のだ。
この時にハッと気づかされたのは自分の失敗ばかりにとらわれていて、生徒から関心が離れていたなということです。
「自分が失敗しないようにうまくやろう」と思えば思うほど、自分に関心がよってしまいます。
「教育者」という立場から考えると、それは「良い」とは言えない行為です。
そう考えると、教育実習生って難しい立場です。
自分のことに関心を寄せつつ、生徒ことにも関心を寄せないといけないのですから。
つまり何が言いたいのかというと
失敗していることにくよくよしている時は、自分に関心が寄っている状態だよ。
自分がどうして教員を志したのかを思い出して、生徒に関心を寄せてみて
ということです。
それがまわりにまわって、自分のためにもなりますから。
4 教育実習の失敗は挽回できる
初日に、うんこマンのラベルを貼られてしまい、距離感をつかむのに苦労した実習でしたが、最終日に1人の生徒から手紙をもらいました。
「他人の目を気にせず、自分の気持ちに素直に生きてもいいことがわかって、ボロボロと涙が出てきた。」という内容でした。
毎朝のホームルームで、このブログで記事にしているようなことを、いろいろ話したこともありましたが….
最終日に、ビートルズの「Let it be」を流したおかげかもしれません(笑)
番長
何が言いたいかというと、失敗しても挽回できるということです。
教育実習初日に失敗したときは、絶望しかありませんでしたが、まあ何とかなるものです。
仮に、手紙をもらえていなかったとしても、失敗を受け入れて前に進んでいたから、後味はよかったと思います。
もし今、あなたが失敗している最中なら、失敗を受け入れて、前に進んだほうが絶対いい。
失敗したことよりも、失敗して前に進む意思を失ったことに後悔するだろうから。
5 まとめ
この記事でお伝えしたかったことは次の3つ!
- 失敗してくよくよしてるときは、自分の使命感を思い出して!
- 失敗したほうがむしろ、学べることが増えるよ
- 失敗しても、受け入れて前に進めば、終わったとき悔いはない
こんばんは!最近このサイトを見つけて、ブックマーク登録しました。
この記事を読んでいて、自分が教育学部に通い、あと教育実習に行って、卒論を書いたら卒業!という所まで単位を取りきったのに、以前から抱えていたトラウマが原因で体調を崩して休学し、その後卒論(ゼミ)の指導教官からアカデミック・ハラスメントに遭って
大学を中退せざるを得なかった事をしみじみと思い返しました。ショックで廃人になり、今も子供を持つのが難しい体で生活しているのは余談ですが・・・。管理人さんに良いことがありますように!
また閲覧しに来ます。
ハオタストさん
初めまして、とむです!
ブックマーク登録ありがとうございます。
応援のお言葉、胸にしっかりといただきました。嬉しいです(^^)
コメントもじっくり読ませていただきました。
教育実習に行かれて、卒論を書いたら卒業!というところまで行った!
けれど、アカデミックハラスメントで大学を中退されて、今も子供を持つのが難しい体で生活されているのですね。
ハオタストさんが、どんな想いで教育学部に通い、どんな想いで教育実習に行き、
どんな想いで中退することになり、どんな想いで今の生活を送られているのか、
すごく気になります。
もしまた気が向きましたら、コメント or Line@で、お聞きできたら嬉しいです。
ボクもハオタストさんに良いことがありますように!願っております(^^)
とむ