なぜ勉強するのか?勉強の哲学を誰でも分かるように考えてみた!

『なぜ勉強するのか』考えたことはありますか?

 

全ての動物には、勉強することには共通して目的があります。

そして豊な時代に生きている人間にとってもまた高次の目的があります。

 

自分の学びの目的を本質的に理解することは、自分の理解やモチベーションに繋がります。

生涯学習と言われ、日々勉強することを切っても切り離せない時代だからこそ、この機会に一緒に考えてみましょう。

 

1 「なぜ勉強するのか」の前に、なぜ学ぶのか?

さて、そもそも私たちは何のために学ぶのでしょうか?

  • 良い高校や大学に進学するため?
  • 良い成績を残すため?
  • 勉強はしなきゃいけないものだから?

こういった動機で勉強をしている人は多いですが、学びとしては非本質的です。

 

ご存知の通り、日本は学歴社会であるため、勉強と考えるとついつい受験を連想してしまいがちです。

けど歴史的に見れば、進学が主流になり、2人に1人が大学に行く高学歴社会になったのは、つい最近のことです。

学歴社会が始まる1960年以前は、勉強における見方というのは全く別物でした。

勉強の目的は、成績のためや、進学のためではなかったはずです。

 

もっと遡ってみれば、江戸時代の寺子屋なんかは、生きていくために必要な実用知識を学ぶ場所であったし、そもそも教育機関が誕生する前の時代の人達は、日常の生活が学びの場で、日々の生活から知恵を身に着けていたでしょう。

 

さらに時代をさかのぼってみてはどうでしょう。

20万年前、われわれの祖先である、ホモサピエンスが誕生した時、「学び」にはどんな意味があったでしょうか?

実は、いつの時代も「学び」の本質は変わっていません。

 

学びの本質とは、生きる力をつけることです。

 

私たち人間は、動物である以上、ライオンやトラやゾウと同じように、生存本能が備わっています。

生まれたら死ぬまで「生きる」ことを全うするように、遺伝子にインプットされています。

 

それゆえ、ヒトは生き抜くために学んで賢くなります。

賢くなって、狩猟の方法を学んだり、実用スキルを身に着けたり、食べていくためにお金を稼ぐ力をつけようとします。

 

だから、基本的に学校ではその時代を生き抜くための教育が行われます。

例えば、2020年からの新学習指導要領では、小学校で英語とプログラミング学習が必修化されますね。

これは、グローバル化や、AI、IoTなどの進展と発展を見込んで、活躍する人材、すなわち生き抜いていける人材を育成するためです。

 

狩猟採集時代に、机で国語を勉強しても全く意味がありません。

シカやイノシシなどの動物をいかに仕留めるかを学んでいたはずです。

同様に、クマやシカを狩って生計を立てるマタギを除いては、今日に狩猟のスキルは必要ありません。

 

その時代に応じて、生きる力は常に変わります。

そして私たちは子供も含め、生きる力を身に着けるために、学んでいるのです。

 

2 なぜ勉強するのか?

さて、勉強の本来の目的は、生きる力をつけることでしたが、

今の日本では、国から最低限の生活を営む権利が保障されてるため、どんなに貧しい家庭でも、ご飯が食べれなくて飢え死ぬなんてことはほぼありません。

 

勉強をしなくても死ぬことがないのです。

歴史的に見ると、そんな豊かな時代でもあり、「学ぶこと=生き抜くこと」が成立していないというのが、現代人が勉強に意義を見出せない原因です

 

戦禍に巻き込まれてるわけでもなく、毎日の食料に飢えてるわけでもなく、学ばないと、直接いのちに関わるなんてことはないですから。

 

「学ぶこと=生き抜くこと」という方程式が成り立たなくなったことは、それだけ日本が豊かになったということですが、同時にこれは、

「動物」としてではなく、「人間」として学べる時代になったことを意味します。

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マズローの5段階欲求説でいう、低次の欲求(生理・安全・社会欲求)が満たされたために、人間特有の高次の欲求(尊厳・自己実現欲求)を満たすための手段として、学びが行われるということです。

 

すなわち、今の時代における、学びの究極の姿とは、

自分と他人を幸せにするための手段ということになります。

 

例えば、

  • 「こんな人間になりたい!」
  • 「こんな仕事がしたい!」
  • 「こんな風に社会貢献したい!」

 

っていう気持ちありますよね。

気持ちの大小はあるものの、どんな人にも必ずあると思います。

 

もちろん、以前から学びを自己実現の手段とする人はいました。

好きなことで生きていくために学んでいた人は、一定数いたはずです。

 

ただ、時代が豊かになり、これからはそんな考え方が大衆化していき、生活費のために仕事をするのではなく、自分の尊厳や自己実現のために仕事をしていくことが主流になっていきます。

もしベーシックインカムが導入されれば、この流れはさらに加速していくでしょう。

 

現代の日本は、こんな自分の想いを叶えて、自分も他人もハッピーになるために「学ぶ」ことが出来るんです。

今、時代は、そんな過渡期であることを認識しましょう。

3 まとめ

POINT

  1. 学びの本質は、生きる力をつけること
  2. 現代では豊かになり低次の欲求が満たされたことから、「学ぶこと=生き抜くこと」が成立しなくなった。
  3. 現代における学びの本質は、自分と他人を幸せにするため(自己実現)の手段

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ABOUTこの記事をかいた人

孤独が大好きで、24時間内省している人間。 「自分」を大切に生きることについて模索し、「自分」を生きることに全うしている1人の挑戦者です。 日々の学びが、誰かのためになればと思ってブログ書いています!